【32秒9】
サトノエルドールが突き抜ける。エンジンが回るようになるまで少し助走期間が必要だったが、
夏木立賞は11秒1-11秒3-11秒5(3Fは33秒9)というレースの上りに対し、自身のソレは32秒8。
1分59秒3という走破タイムも、1勝クラスでは
トップランク。小頭数、現地競馬、外回りの新潟2000m、油断なく運べばほぼ順当。
当面の目標は、前走当該コース2着の
モンブランテソーロ。まだキャリアは4戦、馬体造りや脚の繰り出しかたなど成長も期待できる。
決め手なら
キタサンバルカン。2歳暮れ、レコード決着となった
葉牡丹賞を、1分59秒8・上り34秒1で駈けた好素材。あまりにも速いその時計が、蓄積疲労となったか。
どこかギアがかみ合わなくなってしまい、スイッチが入るのが遅くなってしまったが、2か月の間に心身を点検してきた。現地競馬の新潟は秋への飛躍の起点にしたい。
バラックパリンカも、同じように自己条件から再出発。