【波乱含み】トイガーはレパードSを0秒1差の3着と好走。中間の動きも素軽さ十分で自己条件から勝ち負け必至。マテリアルワールドはB着用効果もあり前走を押し切り勝ち。スムーズに先行なら昇級でも好勝負。ミラクルブラッドは昨年の3着馬でダートに戻って改めて。メヌエットも状態充実うかがえ好走十分。クリノヴィクトリアも巻き返しが期待でき、ハシカミやラスティユースなどにも注意が必要。

【論より時計】自己条件ならトイガー、3歳夏、今急激に力をつけている。初勝利は2歳10月、デビュー三戦目(京都1800m・1分55秒9)、比較的早い時期に勝ち星を上げた。祖母は南関東きっての女傑ロジータ、毛並みの良さは知っていたが、1勝クラスに入って5・6・5着と足踏み。

　2勝目は東京2100ダート、大井のJDDを6着したとはいえ、時計対応はどうか、適距離は何ハロンか。判別しにくい面があったが、レパードSは、前半1000m通過・1分0秒1という、前崩れのHペースの恩恵も受けたにせよ、1分51秒4は、2勝クラスの水準より約1秒速い。少し急がせる形になるだろうが、直線入り口、先行集団の背中が見えれば捕まえられる。

　対抗はマテリアルワールドの逃げ。チークピーシーズを装着し、3走前中山9Fダートを逃げ切り。前走はブリンカーに強化、芝でもハナを切ればスピードはおとろえず。今回もシンプルに自分の型を貫くのみ。

　3番手はケイツーリラの変わり身。新潟は3戦2勝、前走の横手岳特別は0秒3差、状態は上り調子。近走芝を走り適性が見え辛くなっているが、ミラクルブラッドは当コース[1010]。連れてメヌエット、ラスティユースを連れてくれば高配当。

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【波乱含み】低調な顔ぶれで難解。一応の中心には新潟実績と差し脚がある11ケイツーリラを指名。1トイガーは底力があるタイプで前走以上が期待できる。9トークフレンドリーは距離延長がカギだが先行策からの粘り込みに注意が必要。3マテリアルワールドは再度の逃げ粘りが考えられそうだ。8メヌエットは昇級戦だが流れ込みには要警戒。4ミラクルブラッドは近走ひと息だが、昨年の3着馬だけに穴に一考。

【小波乱】アフターバーナーは追われてしっかりしている。伸び盛りのトイガー。ラスティユースは粘り強い。

前走「レパードS」の◎トイガー113というのはかなりの高数値。2勝クラスならば圧倒できる数字である。オッズがそこそこつくようならば単勝勝負をしたいくらい。しかし相手がわからない。80後半から90台は出せる馬たち。今回どれがデキいいのかという勝負。前走値で○ラスティユース。3歳▲マテリアルワールド。一発☆ミラクルブラッド。

休養明けになるが雰囲気がいい4ミラクルブラッドが有力。本質的にダート向きで末脚は堅実。対抗は1トイガーでレパードS3着の実績からこの相手ならチャンス。