【動き軽快】
エクリリストワールの機敏な動きが目を引く。
父
オルフェーヴル譲りの栗毛。新馬そして次走と、芝でも2・3着に戦えるスピードを備えているが、ゴール前ひと伸びが足りない。520キロをこえる馬格をいかすには、やはりダートだろうか――昨年の福島開催・1700ダートを、1分46秒7・後続に1秒差の圧勝で進むべき道が決まった。続く1勝クラスも2着を1秒チギる大差勝ち、京都に遠征して1分51秒5(3着)、続いて2勝クラスを突破。前走の上総Sは馬群で窮屈な競馬を強いられ前進気勢が空回りしたが3着は死守。戸崎Jとのコンビで2勝をあげており、砂を被らない位置で気分よく走らせてやればチャンス十分。
強敵は
ブランクエンド。ダート転向緒戦をアッサリ、二走前の1分37秒3という走破タイムは、3勝クラスと同レベル。昇級戦の
薫風S・1分37秒1(3着)で卒業もすぐに見えた。中間の脚捌き、闘志も上々。コース形態は一変するが、右回り芝の9-10Fに勝ち星がある。
単穴は
フクサンローズ。近走の成績からは見えにくくなっているが、福島1700ダートは2戦2勝。良馬場・1分44秒7という良績を残している。
青鹿毛
ヴァイトブリックは夏場は発汗など心配だが、現地競馬でテンションの高さを相殺できれば、変身があっていい。牡馬相手の昇級、初のローカルコースになるが、
グランデストラーダは時計の速い軽い馬場なら上位と互角。
ハヤブサレジェンドの粘り込み、乱戦になればG前
ジェミニズが強襲。