【癖とスピードはつかんだ】
アヴォンリーがかっ飛ばす。3歳1月、年明けの中山1200ダートを好タイムで逃げ切り。芝に
アタック、適距離を探し2勝目到達に手間取ったが、5月の新潟を1分11秒6で2着。連闘勝負の続戦は2着に0秒7差をつける逃げ切り勝ち。1分11秒0という走破タイムは同日の2勝クラス・
火打山特別を0秒8上回っていた。美浦トレセンに帰厩し、調教開始からほぼ一か月。前回の休み明けより乗り込みは早く、鞍上の川又Jも前二戦で癖はつかんでいる。
強敵は3歳馬
メモワールミノル。福島戦2着で体調が旧に復したことを確認、次走の新潟戦快勝につなげたが、こちらも1分10秒1というタイムは、同週の2勝クラス・
高田城特別よりコンマ1秒速かった。昇級、54キロに増えるが、今のデキなら記録的に好勝負。
三番手は
アポロチーターの地力。日吉特別は1200m通過・1分11秒5というタフなミドルを、二番手からビッシリ競り合い2着に奮闘。少し間隔はあいたが、気性的にテッポウはOK。左回りのほうが脚捌きもスムーズ。
メイショウハナモリは、
高田城特別・1分10秒4で3着、ハナを切るとしぶとい。1200mは久々になるが、
グラデュエイトはこのクラスの常連。前走は終始外々を回されるロス、ルメールにしては、ちょっと大味なレースだった。
コパノマーキュリーは、体重など当日の気配をチェック。