【プラス所望】あと10キロ、次にまた10キロ、馬体さえ増えれば、
ドナアトラエンテは牝馬重賞戦線に仲間入りができる。全姉には三冠牝馬
ジェンティルドンナという超良血。同じく全姉
ドナウブルーは、
京都牝馬S、
関屋記念優勝、重賞連対多数。ただ初陣は418キロ、いかにも身体が薄い。新馬戦は新潟滞在というカードを切って勝ったが、成長期間など設け馬体が増えるのを待ってきた。でも、440キロ以下では、まだひと押しが効かない。ただ、未成熟な状態でも、当該コースを1分46秒4で走破。
両津湾特別では上り32秒7を計測。前回と違って南Wで5F追いを3本やれた。マーフィーの手綱で、確変を見たい。
二の筆頭は
キタサンバルカン。
葉牡丹賞0秒2差の4着、ゆりかもめ賞2着、
青葉賞は4着。クラシックが見えた時期もあったが、走る度腰が甘くなる感じがする。休養期間を設け積極策を取り入れ、小回りの福島1800mでも3着に対応できた。ただ、急がせるとまだ甘くなる。
ならば
イサク。二走前10月の東京で
ドナアトラエンテと0秒2差。次走の中京では6着とパフォーマンスを落としてしまったが、津村が付きっ切りでフォームや意識を矯正。兄
アフリカンストーリーはドバイワールドC、
アフリカンゴールドは
アルゼンチン共和国杯3着。大化けの血が流れている。
シトラスクーラーは、三走前が1分59秒8、前走も上りは最速。前崩れの展開になれば面白い。
マイネルミュトスは初勝利がこのコース、時計は1分46秒5だった。
グレンフィナン、
ミトロジーのチョイ差しも要警戒。