※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
エリザベス女王杯の
ステップレース。かつては本番との関連性はあまり高くなかったが、11年にGII昇格してから出走メンバーのレベルも徐々にアップ。昨年3・5着の
ラッキーライラックと
クロコスミア、一昨年2着の
リスグラシュー、17年1着の
クロコスミア、16年1着の
クイーンズリングと7着の
シングウィズジョイらが本番でも活躍しており、
ステップレースとしての重要性は非常に高くなっている。
1.重賞実績馬の存在感が高まる
GII昇格後の9年間で連対した延べ18頭中、13頭はそれ以前に重賞を勝った経験があった。10年までは3年連続で重賞未勝利馬が勝っていたが、近年の傾向では実績の劣る馬には好走の余地が小さくなっている。
2.上がりが必要
GII昇格後の9年で逃げ馬が3着以内に入ったのは1年のみ。昨年
スカーレットカラーが後方2番手から追い込みを決めたり、一昨年の
ディアドラが上がり3ハロン32秒3という強烈な末脚を発揮して制するなど、しばしば差し追い込みが決まるレース。
3.前走3着以内だった馬に注目
過去10年の成績を前走の着順別で見てみると、前走1?3着だった馬の成績が抜けて良い。いずれも連対率は20%を超えていて、複勝率も30%オーバーだ。対して、前走4着の馬は複勝率こそ25.0%あるが連対率は8.3%。前走5着は連対率、複勝率ともに9.1%。
ラヴズオンリーユーは前走良化を見せたが、まだ万全のコンディションではなかった。今回は中間の動きも非常に良く、先に見据えるGIに向け上昇気配がうかがえる。おそらく少頭数となるここはしっかり勝ち切っておきたいところだ。
シャドウディーヴァは前走大外枠からよく伸びた。過去に東京の重賞で2回2着しているようにコース替わりはプラスで、前走以上を期待できるだろう。
シゲルピンクダイヤは近走パッとしないが、3歳時には32秒台の上がりを発揮した実績があり、末脚が求められやすいここで変わり身あってもおかしくないだろう。
ダノンファンタジーは重賞4勝で実績は断然だが、勢いが落ちてきているのが気掛かり。また左回りの実績に乏しいのもどうか。以下、差し有利なレースだが少頭数なら残り目があってもおかしくない
トロワゼトワル、スローならチャンスはある
サラキア。