【相手探し】左回りに瑕疵さえなければ、
ヒロイックテイルで、ほぼいける。
未勝利勝ちは京都の1900ダート。長いところはいいとは知っていたが、二走前の函館2400mは、1000m通過・1分3秒3のミドル-1800m通過・1分55秒1という平均ペースを自ら演出、ラスト3Fは12秒3-12秒3-12秒9という好ラップでレコ勝ち。坂コースの中山2400mの
松戸特別も、1800m通過・1分55秒9という長丁場にしては息の入らない平均ペースを踏み、ハナ差のデットヒート、3着とは5馬身差。前走後の調教過程も順調、東京替わりになるが、55キロ、ルメールJなら、下手はないか。
二の筆頭は
ヴォートルエロー。春の同条件・八王子特別は逃げて5着。逃げるか追い込むか、戦法は極端。前走もスタートで進んでいかず、横山武Jも腹を括って終い勝負に徹したが、使える脚の長さや能力はわかった。東京2100ダートのイメージも描けたか。
3歳馬
マテンロウスパークは、春5月に京都1800mを良馬場・1分51秒7という、古馬2勝クラスを上回る好タイムで2着したポテンシャルの持ち主。前走は久々、この緩い身体でも勝てるのか――昇級、距離延長の図も描けたように思う。
ホウオウトゥルースは、本命が2着した
松戸特別で5着、次走当該コースを2分10秒2で2着した。若干の馬場差はあるが、同時期に3歳馬
ナックジーニアスは、2分10秒4で1勝クラスを快勝。
ヴィアメントは6月期に当該コースを楽勝。左回り、広々とした東京に替わり、一変が期待できるかもしれない。連穴はハンデ戦なら
ギガバッケン。