【伏兵注意】ミトグラフィアは小柄な牝馬ながら追われる毎に推進力出る。仕上がり良好で条件適性もうかがえ好勝負を期待。バラードインミラノもキビキビした動き目立ち力強さも十分で力発揮を見込む。シャイニングマーズも動き素軽く前向きさを保てれば好勝負可能。サンヴィセンテは血統背景魅力で実戦で。ブッシュドノエルも気配は良好で、クロステイアやジャズエチュードなどにも注意したい。

【仕上がり早】420キロ前後と小柄だが、このメンバーに入れば、バラードインミラノの仕上がりが目立つ。母はイタリア産、ただリステッド2着止まり。日本ではあまりなじみのない血統、逆輸入馬ではあるが、坂路で51秒2を計測。直前はデムーロJが手綱を握り、南Wでラスト1F・12秒7を強め。大外枠を引いたが、スタートを決め好位を奪えばスピードで押し切れる。

　逆転があればジャズエチュード。半年遅れの南半球産ながら、馬っぷりは目を引く。父はオセアニアで売り出し中。母の父ファストネスロックの子供は、ノーザンFは度々輸入しており、マイラーとして前途洋々。小粒だが、サンヴィセンテもピリリと切れる。調教の負荷順に、以下ミトグラフィア、コスモセレナ。マイネルシェルム、ブッシュドノエル以下、連下は小波乱。

【波乱含み】16バラードインミラノは小柄でも乗り込み順調で、決め手発揮に期待大。7ジャズエチュードは初戦微妙でも素質的に互角以上とみて対抗に取る。5サンヴィセンテは奥行きがありそうなタイプでも、力量的にマークが必要。2ブッシュドノエルは初戦から動けるとみて善戦以上に警戒しておく。10ミトグラフィア、3ピュアマジョリックは時計がかかる流れになれば善戦以上が狙えそう。

南半球産で斤量も魅力の◎ジャズエチュード軸抜擢。適性は半信半疑だがゲートも出るタイプで先手は取れる。大外ダノンバラード産駒で意外にこのコース合いそうな○バラードインミラノ。この2頭が上位。そこに割り込める3頭目がどれかというレースとみた。

目立った時計はないが俊敏な動きから7ジャズエチュードが優勢。気性は前向きで実戦タイプ。初戦から期待できる。対抗は12コスモセレナで素質はA級で好走は可能。