※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
芝2000mで行われるようになってから2度の施行時期変更を経て、17年から
大阪杯への
トライアルレースとして3月に行われている。以降、
ステファノス、
ヤマカツエース、
スワーヴリチャード、
アルアインがここを
ステップにして
大阪杯で好走。GIへの重要
ステップという役割は、施行時期が替わっても揺るがない。
1.ペースが上がりにくい
中京芝2000mはスタート直後が上り坂になっており、いきなりペースが速くなることは滅多にない。また、このレースに関して言えば、中距離GIを見据える馬が多く参戦することもスローペースの要因だと言える。立ち回りの器用さと瞬発力が高いレベルで求められる。
2.若い馬を信頼
中京2000mで行われているここ8年の成績を年齢別で見てみると、4歳馬が[5-2-1-12]で複勝率40.0%と抜けて良い。以下、5歳が[2-2-6-24]で複勝率29.4%、6歳以上が[1-2-2-40]で複勝率11.1%。今の開催時期になった17年以降でも、最も良いのが4歳の複勝率37.5%で、次点が5歳の30.8%となっている。
3.先行馬に妙味
18年は逃げた
サトノノブレスが8番人気で2着して、17年も逃げた
ロードヴァンドールが7番人気2着。16年も9番人気の
パドルウィールが2番手追走から2着と、逃げ・先行馬が激走するケースがままある。
ロードマイウェイは前走のチャレンジCこそやや出負け気味で後方からの競馬となったが、それ以前は先行力を活かして勝ち上がってきていた馬。条件戦3連勝の内容からして左回りに替わるのはプラスだろうし、前走より前々で立ち回る競馬ならここでも勝ち負けを期待できるだろう。
サートゥルナーリアは左回り自体が苦手というわけではないので、中京でも力は出せそうだ。ただ、次を見据えた仕上げで58kgなら、地力が抜けているとしても疑ってみる手はある。
ケイデンスコールは距離延長プラス。また、中京にコースが替わるのもプラス。気性面の難しさが裏目に出なければ一変あっても。
ラストドラフトはAJCCで終盤にロスのある競馬。3着なら上々の内容だったと言えるだろう。キレる脚がないので前半の位置取りがカギとなる。以下、前走の
中日新聞杯は外枠が響いた
サトノソルタス、先行力上位の
ダイワキャグニー、展開待ちだが条件は合っている
サトノガーネット。