11R

大阪杯

15:40発走 / 芝2000m (右 B) / 天候:晴 / 馬場:良
2回 阪神 4日目 サラ系4歳以上 オープン       (国際)(指) 定量 12頭
本賞金:13500,5400,3400,2000,1350万円
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ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

8

相手

3

4

5

9

11

12

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

12

相手

3

4

5

9

11

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

3

相手

4

5

9

11

12

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【浪花のダノンの春】ダノンキングリーの瞬発力が中心。紐解けば、2歳暮れの中山マイル・ひいらぎ賞を、2歳コースレコードに0秒3差の1分33秒7で快走。明け3歳・共同通信杯の走破時計は過去十年で第二位、32秒9という出色の上りラップを叩き出した。

 皐月賞はアタマ差3着、ダービーはクビ差2着、クラシックは無冠に終わったものの、古馬初対決の毎日王冠を1分44秒4で一閃。マイルCSは初の関西遠征、ペースはスロー。枠順は1番、馬場の傷んだ内を終始進むしかなく、初めて馬券対象から外れてしまったが、中山記念ですかさず巻き返し。好位3番手から堂々寄り切る横綱相撲でGIIを快勝。1分46秒3という走破タイムも、過去十年では4位だった。

 3歳時は脚元に負担の少ないPコースをメインに調教を組み立てていたが、前走前からタフなウッドチップコースへと変化。一週前に6F追いを消化し、直前は脚色を確かめる余裕の調整ができるようになった。万全を期し金曜日には阪神へと移動、前回の関西遠征時とは心身ともに造りが違う。

 強敵はクロノジェネシス桜花賞は3着惜敗、続くオークスも3着に終わったが、決着時計はダービーとわずか0秒2差。歴代でも屈指の記録で牝馬クラシック戦線を戦い抜いてきた。秋華賞で待望のGI獲りに成功。エリザベス女王杯は、1000m通過は1分2秒8という超スロー。極端な上り勝負、変則ラップに戸惑い流れに乗り遅れてしまったが、京都記念は直線入り口ではもう先頭をうかがう勢い。牡馬を相手に悠々2馬身半差完封を果たした。

 馬体細化を慮りながらの3歳時と違い、いまは手加減なし。6F追いをビシビシ重ね、さらに体重が増えている。半姉ノームコア(父ハービンジャー)も、明け4歳春のヴィクトリアマイルをレコ勝ち。父や距離バンドは異なるものの、妹も確かな成長力とDNAを受け継いでいる。

 割って入ればブラストワンピース。小雨に煙る2018年の有馬記念を、力でねじ伏せたGI馬。川田Jとのタッグで札幌記念を制覇、AJCCはイン強襲。密集馬群でもひるむことなく、身体とパワーを使いこなせるようになった。

 ワグネリアンも、5歳春の今、まさにピークを迎えようとしている。天皇賞(秋)5着、JC3着と崩れなく善戦が続いているが、中間の気配絶好といっていい。

 瞬発力勝負になればラッキーライラックも小差。エリザベス女王杯で繰り出した末脚は仰天の32秒8。前走の中山記念は先行有利のペース、518キロは少し重かったが、無駄肉をそぎ落とし、前進意欲が表に出てきた。コース適性と走り時が見極め辛いが、マカヒキはJC4着で復調をアピール。ロスなくコーナーを回り切れば、あっというシーンも演出できる。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連単フォーメーション
1着

3

2着

5

8

12

相手

1

4

5

7

8

12

15通り 各300円
3連単フォーメーション
1着

5

8

12

2着

3

相手

1

4

5

7

8

12

15通り 各300円
3連単フォーメーション
1着

3

2着

5

8

相手

1

4

5

7

8

12

10通り 各100円

須田鷹雄の見解

 1週前まで考えていた予想を変えて、◎ブラストワンピースとした。理由は3つ、ひとつはハービンジャーのコース成績が良いこと。複勝率ではディープインパクトに近い水準にある。ふたつめは川田騎手のコース成績で、過去10年の複勝率は50%を優に超えている。人気サイドではさらに確実に上位に持ってきているということになる。

 みっつめでさらに決断のきっかけになったのは枠順だ。スワーヴリチャードの捲りがあるので見えにくくなっているが、GIになってからの大阪杯は内枠が強い。内枠が強いというよりは、負荷のかかるタイミングで外を回るときつい。Bコースがわりの週でもあり、脚質にかかわらず内枠を引いておいて悪いことはない。

 ◎の昨年は後半で一番速いラップのところを大外から押し上げる形。さすがに最後は伸びきれなかった。内寄りで立ち回れれば勝ち負けになるし、札幌記念を見ればそういう競馬も可能だろう。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

3

4

7

8

12通り 各400円

3連単BOX

3

4

7

8

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

高配当もズバリ! netkeiba関西本紙の予想

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netkeiba関西本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

5

相手

2

3

4

8

9

12

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

5

2着

8

相手

2

3

4

9

12

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

5

2着

4

相手

2

3

8

9

12

30通り 各100円

netkeiba関西本紙の見解

【上位拮抗】前走デムーロ騎手に乗り味を確認してもらって、しっかり本番につなげるレースができた5ラッキーライラック。距離短縮時より伸ばした時の方が好走の傾向。8ダノンキングリーは前走が完璧すぎるのは気になるが、4歳馬の上積みも加味するとこれ以上に印は落とせない。4ワグネリアンは休み明けも、地味だが堅実。ダービー馬という冠は、どちらかといえば重荷になっていただけに、むしろ別のキャラクターに進化したことは歓迎。

元騎手ならではの視点、展開重視 鈴木麻優の予想

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鈴木麻優

鈴木麻優の見解

※3/29時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 阪神芝2000mで行われるレースで、このコースは内回りコースを使用するために、コーナーがきついうえに、直線の急坂を2度上り下りしなくてはならないので難しいコースです。

 本命はブラストワンピースです。昨年は間隔が空いての大阪杯参戦で展開と馬場がかみ合わず人気を裏切ってしまったものの、今回は前走のAJCCで終い最速の末脚をみせての勝ち切り。勢いそのままに、今回のメンバーなら楽しみです。

競馬記者の決断 鈴木正の予想

鈴木正の見解

※3/28時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 ブラストワンピースの前走(AJC杯)は役者が違うと言わんばかりの快勝。4コーナーでサッとインに向いたあたり、器用さも披露した。ここでは地力上位。

 ダノンキングリー中山記念も鮮やかだった。ダービー2着があり、この距離も大丈夫。ラッキーライラックも順調そのもの。ダノンキングリーとは前走で2キロ差あったが今回は1キロ差。詰められる。ワグネリアンジャパンCで長く伸び続けて3着。久々だけ。

魅せるデータ力 伊吹雅也の予想

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伊吹雅也

伊吹雅也の見解

※3/28時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 前年の戦績を素直に評価した方が良さそう。「“前年以降、かつJRA、かつGIのレース”において4着以内となった経験がない馬」は2017年以降[0-0-0-22]と上位に食い込めていません。

 また「“前年以降、かつJRA、かつ2000m、かつ重賞、かつハンデキャップ競走以外のレース”において3着以内となった経験がない馬」も2017年以降[0-0-0-20]と好走例なし。今回と同じ距離のレースに実績がある馬を重視したいところです。

 さらに「前走の馬体重が500kg未満、かつ馬番が6から16番だった馬」は2017年以降[0-0-0-16]。大型馬と内寄りの枠に入った馬が優勢でした。

 枠順不問で高く評価したいのはブラストワンピース。昨年のビッグレースでは上位に食い込めなかったものの、2018年末の有馬記念を勝っていますし、大きく評価を下げる必要はないでしょう。あとは馬格がないクロノジェネシスダノンキングリーワグネリアンあたりも、内寄りの枠さえ引ければ素直に信頼して良いと思います。

最速予想 netkeiba編集部の予想

netkeiba編集部の見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 17年からGIに昇格した一戦。GIIだった頃もGIと遜色ない好メンバーが揃うことが多かったレースではあるが、過去10年で1-3番人気馬がワンツーしたのは13年の1回みと、順当に決着することは少ない。古馬中距離GIとしては数少ない内回りコースを使用したレースであることが、その要因の一つと言える。

1.前走5着以内

 GII時代も含む過去10年で、前走5着以内だった馬が[9-9-9-56]で複勝率32.5%なのに対し、前走6着以下だった馬は[1-1-1-44]で複勝率6.4%。前走掲示板を外した馬は苦戦傾向にある。

2.キレより持続力

 内回りコースで行われるだけあって、ヨーイドンの瞬発力勝負になることはほとんどない。GIになって以降も毎年ロングスパート戦になっており、過去3年で最速の上がり3ハロンをマークして好走したのは、一昨年2着のペルシアンナイトのみ。昨年と17年は上がり3ハロン4位以下の馬がワンツーしている。

3.内・小回り重賞の実績に注目

 昨年の覇者アルアインは17年の皐月賞馬で、一昨年2着のペルシアンナイトは17年の皐月賞で2着。また、17年1着のキタサンブラックと3着のヤマカツエースにはそれ以前に内・小回りコースの重賞で連対した実績が複数回あり、2着のステファノスも同条件の鳴尾記念で2着した経験があった。既に内・小回り実績がある馬に注目したい。

 クロノジェネシスは始動戦の京都記念を完勝。非常に時計の掛かるタフな馬場の中、好位から持続力を活かす上々の走りで成長ぶりを示した。秋華賞を制しているように内回りコースに不安はなく、桜花賞などで好走しているように坂のある阪神も問題ない。休み明けを叩いたことで気配も上向きだ。

 ダノンキングリーは始動戦の中山記念を快勝。広いコースがベストだろうが、小回りコースも問題なくこなせることを示した。ただ、これまでもGIでは勝ち切れていないように、展開等が噛み合う必要はありそう。ラッキーライラックは前走余裕残し。揉まれ弱い不安は残すが、一叩きしたここで巻き返しを期待できるだろう。

 ワグネリアンはここが休み明けだが、調教を見るに仕上がっていそう。今年も展開待ちになりそうだが、突き抜けるだけの地力はある。以下、実績で見劣るが条件は合いそうなステイフーリッシュ、昨年よりローテーションが良いブラストワンピース

前半3ハロン理論 小林誠の予想

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小林誠

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

5

相手

2

3

4

6

8

12

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

5

2着

12

相手

2

3

4

6

8

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

5

2着

8

相手

2

3

4

6

12

30通り 各100円

小林誠の見解

【流れ乗る】かなり寂しい頭数になってしまったが、ここならば牝馬のトップクラスは余裕で通用するはず。前々でレースの流れに乗り、末脚もしっかりしている05ラッキーライラックを本命に推す。海外遠征明けだった前走よりも、今回の方が調整過程も順調なはずだ。相手は、12クロノジェネシスと08ダノンキングリーの2頭を上位に。◎-○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で勝負する。

アグレッシブ予想 藤村和彦の予想

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藤村和彦

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

8

相手

1

2

3

4

7

10

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

2

相手

1

3

4

7

10

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

7

相手

1

2

3

4

10

30通り 各100円

藤村和彦の見解

【小波乱】ダノンキングリーは自在性がある。力をつけているサトノソルタス。加速力に長けているステイフーリッシュも圏内。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

5

相手

1

2

3

4

8

12

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

5

2着

8

相手

1

2

3

4

12

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

5

2着

4

相手

1

2

3

8

12

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

12頭立てとはいえ大外に入ってしまった☆クロノジェネシスはやや評価下げ。軸候補は平均値トップで並ぶ2頭からとなる。前走とは内外&斤量で優位変わる◎ラッキーライラック軸抜擢。同値で○ダノンキングリーの順に印を打つ。まあこの2頭が上位評価だ。3番手に昨年馬券になっている▲ワグネリアン。ここが人気なければという感じ。あとは内枠からの3頭で。

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

5

相手

2

3

4

6

8

12

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

5

2着

3

相手

2

4

6

8

12

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

5

2着

8

相手

2

3

4

6

12

30通り 各100円

田沼亨の見解

叩き2戦目で復調した5ラッキーライラックが有力。距離延長は歓迎で鋭い末脚を繰り出してチャンス。次位は3ブラストワンピースで状態は前走以上で決め脚は勝る。▲は8ダノンキングリーで条件はベストで終い勝負で差はない。

 佐藤直文の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

3

-

8

1点 3000円

馬連流し

8

相手

5

12

2通り 各2000円

馬連流し

8

相手

4

7

10

3通り 各1000円

佐藤直文の見解

 阪神の内回りコースは、外回りのような瞬発力勝負にはなりにくく、必然的に仕掛けどころも早くなるので、そこまでのキレ味は求められない。今年のメンバーを見ると、ガンガン飛ばすタイプの逃げ先行馬は不在であり、道中のポジション取りや器用さは鍵となりそうだ。

 ◎はダノンキングリーとした。近年はペルシアンナイトアルアインのようなマイラー寄りのタイプが好走していることも追い風だが、前走の勝ちっぷりからもGI制覇へ機は熟したと見ていいだろう。

 相手は、ブラストワンピースクロノジェネシスラッキーライラックへが本線で、以下は、ワグネリアンジナンボーステイフーリッシュまで押さえる。

厳選予想 ウマい馬券