【次も買い】
ヴェントボニートに昇級の壁なし。明け3歳、4月という遅いデビュー。腰回りが定まらず、毎回の出遅れ。勝ち上がりに三戦を要したものの、前走は稍重条件下で1分34秒3という好タイムをマーク。レースの上りが35秒8に対し、自身のソレは34秒8。なんと1秒も速かった。ちなみに差し馬の3馬身差は、逃げ・先行馬の5馬身差に匹敵する能力差ともいわれる。前走の段階で、1勝クラスは見えた。勝ち上がったことで、馬の成長あわせ番組も組めた。前走後徐々にだが攻め馬の強度も増した。一週前には松山Jが跨り、感触を確かめている。
対抗は
ヤマニンマヒア。紐解けば2歳8月、当該コースを1分46秒9のレコードで駈けた小倉っこ。次の1勝が遠かったが、近二走は4・3着。前回重馬場でも最速の上りで3着に押し上げた。レース後ジョッキーは、「理想は良馬場」と言っていました。
ラインオブダンスは、父は
ハーツクライ、母系は
マリアライト、
クリソベリルと同族。勝ち上がりは2歳9月と早め。休み明けをひと叩き、まだソフトな調教ではあるが、しっかりコーナーを回ることができれば直線もうひと伸びが期待できる。
グレースオブナイルは、離されはしたが、前走は将来の重賞候補2頭を相手に1分45秒4で、よく3着に頑張った。再輸送で身体が減らなければ、当然上位争い。
シルバーエースは、ひところより調教の動き活発。未勝利馬だが
ロードシャムロックは、ほぼ1勝級といっていいくらい。