※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
北海道開催の開幕を告げる短距離重賞で、サ
マースプリントシリーズの初戦にも位置づけられる一戦。今年は12年ぶりに札幌での開催となる。小回りコースに多頭数がひしめくため、不利に泣く馬がしばしば現れるレースでもあり波乱も珍しくない。
1.距離短縮が優勢
過去10年で距離短縮組が複勝率29.8%なのに対し、前走も1200mだった馬は複勝率16.4%。洋芝で行われるため開幕序盤でも
パワーが要求され、距離短縮組が幅を利かせやすい。今年は札幌開催だが、洋芝であることは同じなので傾向も同様と見る。
2.先行力はあるか
過去10年で4角5番手以内の馬が8勝。また、過去10年に行われた札幌芝1200mの古馬オープン戦の成績を見ても、4角5番手以内の馬は連対率22.3%、4角7番手以下の馬は連対率6.4%。小回りコースなだけあって先行できるかどうかというのが好走のカギを握る。
3.前走凡走馬が巻き返す
ス
プリント戦は比較的巻き返しが利きやすい条件ではあるが、このレースではそれが顕著。前走で10着以下に大敗した馬が過去10年で4勝していて、複勝率も20.3%ある。また、14・16年の2回は前走10着以下の馬が3着以内を独占した。
シゲルピンクルビーは
桜花賞で16着に敗れたが、マイルの距離に加え15番枠と厳しい条件だった。結果は参考外でよいだろう。今回は距離短縮に加え、斤量50kgと条件が大幅に良化。力のいる洋芝は問題なくこなせると見て、巻き返しを期待する。
カレンモエは先行力が武器でここでも大崩れはないだろう。ここ2走目標になった分敗れており、今回もどこで抜け出すかがカギとなりそう。
リンゴアメは血統的にも実績的にも洋芝替わりプラス。このメンバーならおそらく中団より後ろでの競馬になるので、スムーズに立ち回れればといったところ。
ミッキーブリランテは数少ない距離短縮組で、
阪急杯で
レシステンシアの2着と実績も上位。小回りに対応できれば一発あっても驚けない。以下、洋芝替わりプラスで先行力も上位の
ビアンフェ、前走は揉まれてスムーズさを欠いた
ケープコッド、前走は不利があり参考外の
ロードアクア。