※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
ダービーデーの最終レースは、伝統の
目黒記念。舞台となる東京芝2500mはダービーより100m延びるだけだが、直線の坂を2回通ることになるため、字面以上にスタミナが要求されることになる。ハンデ戦ということもあり、中々順当には決まらない。
1.差し・追い込みが届く
過去10年で、4角10番手以下に構えていた馬が6勝。東京芝2500mはスタミナが要求されやすいことに加え、スタート直後が上り坂なので、前半のペースが落ち着いて後半の末脚勝負になりやすい。
2.中距離からの距離延長に注目
春の天皇賞の敗者復活戦的な色合いが強い時期もあったが、近年は
目黒記念も高速レースになることが通例。距離短縮のローテで挑んでくる馬は連対率8.3%なのに対し、距離延長の馬は連対率13.3%。500m以上距離延長となる馬でも連対率は11.1%ある。
3.ベテランも侮れない
17年の
フェイムゲーム、15年の
ヒットザターゲットなど、ベテランが変わり身を見せてくるケースも少なくないレース。過去10年の連対率や複勝率は4・5歳馬の方が高いものの、勝ち馬の半分は6歳以上から出ておりベテランでも侮れない。
ムイトオブリガードは今年の1月に復帰してから3戦して掲示板もないが、前走の
新潟大賞典(7着)では最後方からよく追い込んできており、徐々に良化は見せている。今回は、18・19年の
アルゼンチン共和国杯で2・1着した実績のある東京芝2500m。変わり身を見せるならここだろう。
サンアップルトンも昨年の
アルゼンチン共和国杯で3着があるように、条件が合っている。ハンデも手ごろだろうし、勝ち負けに持ち込めて良いだろう。別レースにも登録があり出走してくるか未定だが、大穴なら
トラストケンシン。いかにも晩成型で、ここ2走は距離不足。東京のGIIで2回5着になった実績があり、軽いハンデなら一発駆けも。
グロンディオーズはローテーションがどうかで、脚元にも不安を残す。もともとムラがあるタイプだったので、人気では当てにしづらい。以下、このメンバーに入っても末脚上位の
ゴールドギア、タフなコースで堅実に差してくる
ディアマンミノル、2年連続2着の
アイスバブル。