【設計図通り】
ヒロイックテイルのスピードと勢い圧巻。半姉
ミラクルレジェンドは、JRA・地方交流重賞など合わせて12勝、
ローマンレジェンドは東京大賞典など合計10勝。
スクリーンヒーロー産駒の弟も、条件時代に函館2400mダートをレコ勝ち。血統の片鱗をチラりと示していたが、昨年10月・東京2100ダートの
昇仙峡特別は、走破タイムは2分9秒5。2着に1秒1差をつける逃げ切り勝ちを演じ、血統図通り素質開花の兆候を示した。3勝クラスの晩秋Sも逃げ切りV。OP入り緒戦の
ベテルギウスSは7着、
アルデバランSは14着と躓いたものの、東京2100ダートに舞台を戻すと、
ブリリアントSは再び2着に0秒5差の快勝。時計も上々、二番手からでもレースを組み立てることができた。ただ、57キロの斤量は初めて。
ブリリアントS2着の
バンクオブクラウズの逆転の可能性も捨てきれない。当コースの戦績は[2100]、持ち時計や上昇傾向も本命に似通っている。1キロの斤量差をつきマイペースに持ち込めば、ヒロイック封印も一考の余地あり。
割って入れば
ロードレガリス。中央再転入を果たし、
アルデバランSまで一気の4連勝。交流重賞・白山大賞典2着、JBCは7着に敗れたものの、本年の
アルデバランSは57キロの重量で、3-4角から大マクリ。
仁川Sも
武豊Jならではの繊細な操縦でしっかり2着は確保。東京は初コース、58キロを背負うが、長くいい脚を使え東京は楽しみのほうが大きい。
惑星は
ハヤヤッコ。
ブリリアントSは見せ場少なく8着に沈んだが、OPの
ブラジルCを良馬場・2分8秒8で走破した実力の持ち主。58キロでも3着経験があり、前走の惜敗一線で見限るのは早計。
グレートタイムは
東海S5着、
名古屋城S4着、
ブリリアントS4着と崩れが少ない。連穴は
メイショウエイコウ。終い一手だが、長いところは末脚確実。デキもいい。