【まだ奥がある】
エアロロノアがリステッドレースから出直し。条件クラスで足踏みもしたが、四走前の1分45秒7というタイムは、1週前に行われた3勝クラスより0秒3速く、時計レベルはオープンに到達。三走前の中京戦からマイルへ転身、続く
武庫川Sは1分32秒1に大幅に時計を更新した。レース内容もラスト3F・10秒7-11秒0-12秒0(33秒7)というレースラップを、自身33秒1という末脚を繰り出し直線強襲。まだ線の細さは残るものの、グリップ力など確実にアップがみてとれた。ただGIIの
マイラーズCは、馬群を蹴散らすにはまだパワー不足。大外から一瞬伸びかかったものの、最後は脚色が一緒。しかし時計は1分31秒6に更新。まだ一段奥があります。
当面の目標は
ルークズネスト。
NHKマイルCはスタートして2F目が10秒2-3Fめが11秒3(前半3Fは33秒7)。1000m通過・56秒9-1200m通過・1分8秒3-1400m通過・1分19秒7という、レース史上まれにみる乱ペース。勝ちに行っての失速とあれば10着もやむなし。古馬相手の距離マイル、ここで結果が出せれば、将来の選択肢が広がる。
プリンスリターンが復調――いや、ひとかわむけた?
小倉日経OPはラスト4F・11秒3-11秒4-11秒1-11秒6(3Fは34秒1)というレースラップを33秒6で差し切り。望んでいたもうひと伸びが実践できた。惑星は
ジュンライトボルト。
関越Sはスローペースに翻弄されたが、マイルなら贅肉を落とした組み立てができる。チグハグなレースが続いているが、
マイラプソディはマイル転向で一発はないか。ツボにはまれば
レッドガラン、
トラインがG前急浮上。