【逃げるがウイン】
ウインサンフラワーは、叩いて味が出る逃げ馬。4か月振りの前走は、ダッシュはマズマズ。ただ内から張る馬がいて、ムチを入れて先頭。1000m通過は1分0秒9と、数字的には楽そうに見えるが、せかせかとした縦長の逃げになってしまった。直線早めに勝ち馬に馬体を寄せられたが、盛り返すようにして2着は死守。改めて上りラップを見ると、ラスト3Fは11秒3-11秒3-12秒5。11秒3を二連続マーク、2分0秒8も1勝クラスの水準。前走後は中二週にもかかわらずCWで合計4本、ビッシリ6F追いも消化。今度はスタート後の反応もきっと早くなり、より楽な流れに落とせるかもしれない。
対抗は
ダノンセレスタ。久々と展開を考慮し次位としたが、前走は本命に0秒1先着。二週前に西村Jが跨り坂路50秒8-37秒3-12秒6を計測、感触など確かめた。割って入れば
アマネセール。阪神と中京とは馬場状態は違い比較し辛いが、前走3着と好走。障害入り前は9Fで1勝、9-10Fに前回を含め2-3着が5回。障害を試したことで腰に力がついたことを陣営は口にしている。
直一気の戦法しかとれないが、決め手勝負になれば
ナムラショウグン。
ヤマニンマヒアは叩き二戦目、減量をいかして流れ込み。
アドマイヤベネラは馬体をつくり直し、ここできっかけをつかみたい。