【3+1のボックス】マイル替わり、エアロロノアが巻き返し。武庫川S・1分32秒1で、条件クラスは卒業。GIIマイラーズCは5着に踏み遅れたものの、1分31秒6で5着なら、およそ将来の道筋は見えた。ポートアイランドSは休み明け、前走のカシオペアSは5着に伸びあぐねたが距離は9F。ギアの入りや加速は、やはりマイラー。リステッドレースは手堅く勝っておきたい。

　クラヴァシュドールも、低迷から完全脱却。前二戦は単純に距離が長かったが、マイルなら馬場と展開を問わない。自動計測となったCWで、1F・11秒0という、あっと驚く好タイムもマークした。

　レッドガランはポートアイランドS3着、カシオペアS4着、本命ときわめて近い位置にいる。

　一発大駆けがあればエングレーバー。4月の心斎橋Sの内容圧巻。C.デムーロJなら、マイルでも同じ芸当ができるのではないか。

　メンバーを見渡すと、ベステンダンクは単騎逃げ有望。59キロでも前残り注。週半ばの雨が残る湿った馬場ならラセット、ホープフルサインも連下圏に参加。

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【上位拮抗】マイルに戻して、溜めが効くようになるだろう4エアロロノア。このコースでは今年のマイラーズCで勝ち馬に0.2差の5着。力は上。5レッドガランはここ2走◎に先着。先行して成績安定。2エングレーバーはこの鞍上で楽しみ大きい。

【一角崩し】先行指向がハッキリと弱く、前有利の展開となりそう。本命は05レッドガランで、この組み合わせならば楽に好位が取れるはずだ。稽古でもいい動きを見せており、条件適性の高さも文句なし。ここから、相手は04エアロロノアと06ホープフルサインの2頭を上位に評価した。人気の一角となりそうな07クラヴァシュドールは、出遅れグセが大幅割引とみて無印で。

【小波乱】ベレヌスは対応力十分。スピードがあるベステンダンク。クラヴァシュドールは追われてしっかりしている。

リステッドの芝1600m戦。焦点としてはコース値116あるが距離値わずか83しかない▲エングレーバーをCデムーロがどう持ってくるのか。ただ軸にはできなかった。同距離コース114あって平均値トップの◎エアロロノア抜擢。相手に○ホープフルサイン。一発で☆レッドガラン。

叩き3戦目での上積みが見込める4エアロロノアを推す。末脚は強烈で得意コースで差し切れる。次位は5レッドガランで末脚は強烈で好走は必至。▲は7クラヴァシュドールで他力本願だが侮れない。