11R

ファルコンS

15:35発走 / 芝1400m (左 A) / 天候:曇 / 馬場:稍
2回 中京 3日目 サラ系3歳 オープン       (国際)(特指) 別定 18頭
本賞金:4000,1600,1000,600,400万円
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ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

1

相手

6

8

13

15

16

17

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

1

2着

8

相手

6

13

15

16

17

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

1

2着

16

相手

6

8

13

15

17

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【逃げ馬=追い込み馬の法則】プルパレイがマイルの逃げ馬から、短距離の差し馬へと変貌を遂げる。母は北米4勝(G2勝ち)、半兄サトノゴールド(父ゴールドシップ)は札幌2歳S2着。イスラボニータ産駒の本馬はデビュー二戦目、新潟マイルを1分33秒3のレコードで勝ち上がり、アスター賞も逃げ切りVを決めた。GII・デイリー杯は逃げて4着、重賞だと簡単には楽に逃がしてはくれない。中途半端な先行策では、朝日杯FSのように折り合いも欠いてしまう。ならば戦法を一変、テンの3Fのスピードを、上がり3Fの決め手に転化。前走のクロッカスSは、出遅れは偶然にせよ、11秒0-11秒0-11秒3(3Fは33秒3)というレースの上がりに対し、自身のソレは32秒5。ラスト2F・推定10秒6-8見当の超Hラップを計測。追い込み戦法と能力の在処を、M・デムーロJも感じ取った。なんて、「逃げ馬=追い込み馬の法則」は、とりたてて珍しいことではなく、あの激烈な追い込み馬で知られる三冠馬ミスターシービーも、最初は逃げ馬だったんだよなぁ…。前走後は2月16日から乗り出し開始、文字通り中三日と明けず坂路を主体に入念に乗り込み、時計になった追い切り強弱合わせ本数は16本。並々ならぬ陣営の意欲が調教からも読み取れる。

 第一目標はクロッカスSの勝者トウシンマカオ。半兄ベステンダンクは現OP、他に1-3勝級の兄姉数頭。ビッグアーサー産駒の本馬は、体重以上にムチっと見せるバランスの取れた栗毛。レースセンスに優れ、常に全力投球型のファイター。新潟のマイルの新馬戦は好位から楽に抜け出し、京王杯2歳Sの走破タイムは1分21秒5。脚色衰えることなく0秒2差に追い上げた。ただ、父はスプリンター、脚や背中の長さを見ると、朝日杯FSは一瞬見せ場は作ったもののマイルは基本的に1Fが長い。クロッカスSは1000m通過・59秒5の緩ペースも味方したが、ゴール通過時も脚色は緩んでいない。調子もさらに上向いているが、ただ1キロ増が微妙。ファルコンSの57キロを背負った馬たちは、朝日杯FSレコ勝ち馬グレナディアガーズはアタマ差2着。一昨年のラウダシオンアサクサゲンキ、他にもブレイブスマッシュやアクティブミノルなど、過去十年で57キロを背負った馬は2着5回。3歳春の1キロという重量差は、馬にとってはけっこうな負担なんでしょうね。

 トウシンマカオが斤量泣きの隙を見せるようなら、一角崩しはティーガーデン。半姉ソングラインNHKマイルC2着、富士S、サウジアラビアG3・1351ターフスプリントで一気差しを決めた。父はキズナからドゥラメンテにかわったが、姉同様デビュー二戦目に東京マイルを快勝し、続くひいらぎ賞は12キロ増量。鋼のような皮膚感は姉とウリ二つ。チークを装着、少し頭の高い走法ながら、1000m通過59秒1のミドルを中団外。12秒4-11秒5-12秒1(3Fは36秒0)というレースラップを、自身35秒6で叩き合いを制した。姉は右回りに課題があったが、弟は湿った馬場も急坂もガシガシと駆け上る。中間CWは6F追いを3本消化、調教の負荷も一段ハードルを上げてきた。

 惑星はデュガ。前走は1000m通過・57秒5-1200m通過・1分9秒1というタフなミドルを牽引、2歳11月時に1分21秒6はかなり速い。取り消し明けになるが、調教過程やタイムは好調時とほぼ同じ。ペースやラップの精度は異なるものの、レディバランタインは1回東京の芝7Fを1分21秒6で快勝。デヴィルズマーブルは、2歳9月・当コースを1分21秒4で勝ちあがった。前走は重め残り、叩き前進必至。ウインマーベルの前二戦の内容上々、松岡Jが1F延長を見据え競馬を教え込んできた。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

1

1点 1000円

3連単1着流しマルチ
1着

1

相手

5

6

13

14

16

17

90通り 各100円

須田鷹雄の見解

 2015年のタガノアザガル(14番人気1着)や2018年のアサクサゲンキ(7番人気2着)のように前寄りの位置取りから穴をあける馬もいるのだが、全体としては差し・追い込みタイプが強いレース。3角7番手以下の馬が過去10年[7-5-5-89]で馬券に絡んだ馬の半分以上を占めているのだが、3着以内馬17頭のうち12頭は5番人気以内だった。上位人気の差し馬を馬券の中心に据えて、そこからヒモでどこまで穴寄りに手を伸ばせるかというレースだと思う。

 ただ、条件に合う馬がいない。例年だと前走で1600mの重賞を使ってきた馬が有力なのだが、今年は朝日杯組が1頭いるだけ。さらに上位人気馬は逃げ・先行タイプが多い。悩んだが、◎プルパレイから入る。前走は出遅れが災い転じてなんとやらの形になり、差し競馬へのメドがたった。1400mで前半から出していくと厳しいので、今回は意図的な差し構えをしてくれるものと期待している。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

1

2

8

9

12通り 各400円

3連単BOX

1

2

8

9

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

攻めの予想 netkeibaローカル本紙の予想

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netkeibaローカル本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

8

相手

1

5

6

13

14

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

5

相手

1

6

13

14

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

16

相手

1

5

6

13

14

30通り 各100円

netkeibaローカル本紙の見解

【混戦模様】前々走のGIでも積極的な競馬をして大きく崩れなかった8トウシンマカオ。3歳になって瞬発力も身に着けた。5ショウナンハクラクは未勝利を勝ったばかりだが、相手なりにしぶとい脚を使いそう。16ティーガーデンはマイルで2連勝も距離短縮は魅力。

元騎手ならではの視点、展開重視 鈴木麻優の予想

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鈴木麻優

予想印
8トウシンマカオ(1人気)
1プルパレイ(2人気)

鈴木麻優の見解

※3/13時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 中京芝1400mで行われるGIII戦。舞台となる中京芝1400mコースは最後の直線が長く急坂も存在するため差し脚を持っている子から狙うのがベターだと思います。本命は、トウシンマカオです。好位からの決め手を使える子。2走前はGI戦でも差のない競馬ができただけここでは力が一枚上手。前走のクロッカスSでの完勝の内容からこのメンバーなら楽しみです。相手には追い切りの動きから仕上がりのいい子は積極的に狙いたいと思います。

競馬記者の決断 鈴木正の予想

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鈴木正

鈴木正の見解

※3/13時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 クロッカスSを勝ったトウシンマカオに期待。京王杯2歳Sが2着。朝日杯FSも6着と大きく負けなかった。ビッグアーサー産駒だけに中京での快走を期待したくなる。ウインマーベルはブリンカーを装着してから1、1、2着とすっかり安定。距離延長さえ克服すれば面白い。プルパレイクロッカスS2着。出遅れてもしっかりと詰めてきた。スムーズに運べれば互角の勝負に。ティーガーデンは体を増やして勝った前走を評価したい。

魅せるデータ力 伊吹雅也の予想

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伊吹雅也

予想印
8トウシンマカオ(1人気)
14オタルエバー(6人気)
1プルパレイ(2人気)
12ニシノレバンテ(14人気)
13レディバランタイン(8人気)
17デュガ(9人気)

伊吹雅也の見解

※3/13時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 前走が重賞だった馬と、前走を完勝している馬が中心。「前走の条件がJRAの重賞・地方のダートグレード競走だった馬」は2016年以降[4-4-5-18]と堅実ですし、前走の条件がJRAの重賞・地方のダートグレード競走以外だったにもかかわらず3着以内となった5頭は、いずれも前走の着順が1着、かつ前走の2位入線馬とのタイム差が0.2秒以上でした。

 さらに「“JRA、かつ重賞のレース”において5着以内となった経験がない、かつ“JRA、かつGI以外のレース”における連対率が100.0%未満・出走なしの馬」は2016年以降[0-0-2-53]。ビッグレースを除けば一度も崩れていないくらいの馬でない限り、重賞で善戦したことのない馬は強調できません。

 今年のメンバー構成なら、オタルエバートウシンマカオの2頭を高く評価すべきでしょう。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 中京芝1400m戦としてリニューアルされて今年で11年目で、NHKマイルCを目指す馬の前哨戦としての役割も持つ。近年だとラウダシオンがこのレース2着を経てNHKマイルCを勝利した。

1.前走マイルの馬

 過去10年で、前走1600mを走っていた馬は[6-5-7-54]で複勝率25.0%と上々なのに対し、前走1400mだった馬は[4-4-2-44]で複勝率18.5%、前走1200mだった馬は[0-0-1-40]で複勝率2.4%。

2.既にオープン実績がある馬

 昨年は既に重賞実績があった馬の上位独占だった。また、19年の勝ち馬ハッピーアワー、18年の2・3着だったアサクサゲンキフロンティア、17年3着のメイソンジュニア、15年2着のアクティブミノルは2歳時にオープンを勝利していた。上がり馬より、既に実績がある馬が好走してくる傾向。

3.栗東所属馬

 過去10年で、栗東所属馬は[6-9-8-89]で複勝率20.5%なのに対し、美浦所属馬は[4-1-2-50]で複勝率12.3%。基本的には栗東所属馬を中心視したい。

 オタルエバーは昨年の新潟2歳S・3着など早期から実績を残してきた馬。前走の朝日杯FSでは相手強化に加え、これまでとは違う控える競馬となり12着に終わったが、GIIIなら巻き返しを期待できるだろう。

 トウシンマカオは非常に良い馬だが、美浦所属馬という点から2番手評価で。能力通りなら勝ち負けだろう。

 プルパレイは近走やめる面があったが、前走距離短縮で巻き返した。おそらく1200から1400m辺りが合っている馬であり、ここも期待できそうだ。

 ベルウッドブラボーは昨年のダリア賞勝ちがあり、既にオープン実績がある馬という好走傾向に合致。また、距離短縮のローテーションも良さそうだ。以下、中京巧者のショウナンハクラク、素質高そうだが粗削りな面がどう出るかは未知数のティーガーデン、仕上がり早の外国産馬デヴィルズマーブル

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

8

相手

1

5

6

13

14

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

14

相手

1

5

6

13

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

16

相手

1

5

6

13

14

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

GIIIファルコンS。芝1400m戦。平均値ではほぼ全頭が80台上。コース値はあまり出ていないが、やはり同距離では90台持っているほうが良い。ただ前走値の90台が同距離ではない点がどうなるかの一戦。同距離コース89△ショウナンハクラクももう少し出ないと厳しいだろう。やはり同距離トップ97◎トウシンマカオ。相手に同距離93○オタルエバーと▲ティーガーデン。一発に☆レディバランタイン

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

8

相手

1

5

6

13

15

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

16

相手

1

5

6

13

15

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

1

相手

5

6

13

15

16

30通り 各100円

田沼亨の見解

京王杯2歳Sを勝ったベストの距離なら能力が違う8トウシンマカオが主力。朝日杯FSの敗退は微妙に距離が長かった。ここは持ち味のスピードで重賞2勝ち目のチャンス。次位は16ティーガーデンで休養効果で成長力が見込めるなら互角。▲は1プルパレイで末脚は威力があり先行策から好走は必至。

厳選予想 ウマい馬券