※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
春のス
プリント王決定戦であり、GIシリーズ開幕戦としての役割もある。時期的に雨の影響を受けることが多く、コースが改修された12年以降パンパンの良馬場で行われたのは、13・16・19年の3回だけ(12・18年は雨の影響が残る良馬場)。
1.先行馬が優勢
昨年は4角9番手の
ダノンスマッシュが勝利したが、コース改修以降の10回で4角7番手以降の馬が勝ったのはこれが2例目だった。全体的に見れば前有利のレースであり、過去10年で4角5番手以内の馬が[7-3-4-42]で複勝率25.0%なのに対し、4角7番手以下の馬は[2-6-4-102]で複勝率10.5%。
2.前走凡走馬の巻き返しは少ない
過去10回の勝ち馬のうち、前走で掲示板を外していた馬は19年の
ミスターメロディのみ。2着馬についても、前走で掲示板を外していた馬は19年2着の
セイウンコウセイ1頭だけ。前走凡走馬の巻き返しは少ないレース。
3.馬格が必要
過去10回で連対した延べ20頭のうち、18頭は馬体重が480kg以上だった。479kg以下だった馬は[1-1-5-58]で複勝率10.8%。
ジャンダルムに期待したい。前走の
オーシャンSで久々の重賞制覇を飾るなど7歳になってもまだまだ馬は若い。また、[3-0-1-2]と好相性の
荻野極騎手とのコンビ継続も魅力だ。左回りの良績が右回りと比べて少ないが、昨年の
セントウルSなどの走りからして苦手というわけではないだろう。
レシステンシアは1200mで非常に安定しており、ここも大崩れは考えにくい。帰国初戦でも仕上がりに抜かりはないだろう。
ロータスランドは距離短縮良さそう。ある程度馬場が渋れば勝ち負けまで持ち込めてもおかしくない。
ダイアトニックは
岩田康誠騎手とのコンビで完全復活。一昨年の同レースで差のない走りをしているように、条件替わりも問題ない。以下、距離はこなせそうだが良馬場向きの
グレナディアガーズ、中京巧者
ナランフレグ、地力は上位だが過剰人気の
メイケイエール。