昨年と違って今年はBコース開幕週として施行。土曜最終の芝1200mは差し決着だったが全体的に見ると芝は前が残る余地があると見る。◎はテイエムスパーダ。ビアンフェが大外になったので内から突っ張って逃げてもいいし、行かせて番手でもいい。

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負！

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

【混戦模様】9か月の休養明けになるが、坂路の動きから休む前以上のデキを感じさせる4スマートクラージュ。行く馬、控える馬がハッキリしているメンバー構成で立ち回り上、優位にレースを組み立てることができる。9エイティーンガールは昨年の勝ちっぷりの良さが頭の中から離れない。今年もハイペース必至なメンバー。14トウシンマカオは大外から一気に抜けた前走が圧巻。完成したか。

※11/20時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

　阪神芝1200mで行われるGIII戦。このコースは他のスプリントコースに比べて割と差しが決まりやすいコースですから、先行力だけでなく粘り強さや瞬発力を持っている子を中心視して選びたいです。

　本命視しているのは、タイセイビジョンです。スプリント戦で終いを生かす子なので展開に左右されやすい点はあるものの、それでも上位争いができている点から能力は確かです。差し脚の生きる舞台設定のここは期待します。

※11/20時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

　3歳春のアーリントンCを最後に白星のないタイセイビジョンだが、そろそろ差しが決まるか。トラックバイアス的に苦しい条件が続いたが、そろそろチャンス。

　スマートクラージュは2連勝で臨んだオーシャンSで10着。ただ、3角でゴチャついた時に内ラチに接触する不利があった。見直したい。スノーテーラーは3連勝中。先行してよし、差してよし。初めての重賞だが楽しみはある。ジュビリーヘッドも前走は不利があった。

※11/20時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

　京都芝1200ｍ内で施行された2015?2019年も、阪神芝1200ｍ内で施行された2020?2021年も、好走馬の傾向はほぼ同じ。「馬番が8?18番、かつ“同年、かつJRA、かつ今回と異なる距離、かつ重賞のレース”において3着以内となった経験がない馬」は2015年以降[0-2-1-52]とあまり信頼できません。1200ｍ以外の重賞でも上位に食い込めるような実績馬でない限り、内寄りの枠に入った馬を重視するべきでしょう。

　あとは血統や直近のパフォーマンスも明暗を分けそうなファクター。「父がノーザンダンサー系以外の種牡馬、かつ前走の着順が5着以下だった馬」は2015年以降[1-0-1-54]と期待を裏切りがちでした。

　枠順やオッズ次第で柔軟に構えたいところですが、今年の阪急杯で3着となった実績があるサンライズオネストは、枠順に恵まれなかったとしても押さえておくべきだと思います。

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

　今年もジャパンCが終わった後の阪神最終12Rで開催される。サマースプリントシリーズから続いたスプリント重賞路線がスプリンターズSで一段落し、それ以来初めての古馬1200m重賞ということで、翌年に向けた短距離路線の出発点とも考えられるレース。

1.時計が掛かる

　過去10回で勝ち時計が1分8秒0を切ったのは2回だけ。阪神で行われた近2回に関しても、良馬場ながら8秒台の時計が掛かっている。春先や夏場の高速馬場で活躍していた馬よりは、タフな馬場状態で良績の多い馬を重視したい。

2.差し追い込みが決まる

　タフな馬場状態になることで、差し追い込み馬の台頭が増える。20年は12番人気のジョーアラビカが3角14番から3着に追い込み、昨年は10番人気のエイティーンガールが3角最後方から追い込んで勝利した。

3.休み明けは苦戦傾向

　過去10回で、中9週以上だった馬は[3-0-2-32]で複勝率13.5％。勝った3頭に関してはいずれも前走キーンランドCからの臨戦で、それ以外のローテーションからの休み明けとなる馬はほとんど活躍できていない。

　ビリーバーは今年ここまで5戦しアイビスサマーD勝ちを含め掲示板4回と、7歳にして上々の走りを続けている。過去の実績からも差しが決まるタフな馬場は合いそうで、前走4着以上の結果を期待。

　トウシンマカオは前走オパールSの走りが良く、1200mに慣れてきた印象。時計が掛かる馬場状態も合い、好勝負は必至だろう。スノーテーラーはここにきて本格化しており重賞でも差はない。阪神も合う。

　ファストフォースは脚質的に2年連続でハマるかどうかも、今回のメンバーでは実績と経験が一枚上手。以下、58kgの斤量が酷だが時計の掛かる馬場は合うライトオンキュー、立て直しが期待されるジュビリーヘッド、前年の覇者エイティーンガール。

【差し優勢】芝のスプリント重賞らしく、非常に先行指向が強いメンバー構成。さすがに差し優勢の展開となる可能性が高いとみて、本命には14トウシンマカオを推す。近走内容のよさはもちろん、デキも抜群といえるものだ。相手は、10サンライズオネストと13ジュビリーヘッドの2頭を上位に評価。◎-○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で勝負したい。

【小波乱】プルパレイは流れに乗り差し切る。サンライズオネストはレースがうまい。トウシンマカオは追われてしっかりしている。

GIII京阪杯。芝1200m戦。前走スプリンターズS組とオパールS組が多いメンバーとなった。やはり同距離コースのほうを優先して100出ていた◎トウシンマカオを軸抜擢。相手に前走同距離107○エイティーンガールと同距離コース96▲サンライズオネスト。一発には3歳で同距離109持っている☆テイエムスパーダ。

前走の豪快な差し切り勝ちから14トウシンマカオが優勢。短距離適性は高く地力アップも見込めるならチャンス。次位は10サンライズオネストで自在な脚があり能力は上位。▲は11タイセイビジョンで他力本願だが侮れない。