【反応アップ】
トーセンサンダーが、土俵際きっちりとダメを押す。札幌・芝1200mの新馬戦は前半3F・34秒2-後半3F・34秒7という良
バランスで、1分8秒9のレコードで駆けた。
萌黄賞は7か月余の久々。プラスぶんは2キロだが、薄っすら脂肪が全体にのり、数字以上に皮膚は厚く、仕草も少し大人しかった。レースの導入部分でも走りは消極的、一瞬馬群に呑み込まれそうな苦しいシーンもあったが、直線押し上げて行くときの脚色は見どころ十分。叩き一変、ポジションや追い出しなど、今度は大幅に敏捷さを増すだろう。
強敵は
ラキエータ。不良馬場の中京1200mを力強く勝ったが、
りんどう賞は1分21秒6、0秒3差。良馬場の時計勝負にも対応が可能。400キロの軽量牝馬だけに平坦6F短縮もプラスに働く。
まとめて負かせば
ドグマ。小倉1800mの新馬勝ちはちょっとした衝撃だったが、マイルでも戦闘意欲を御しきれない。6Fなら集中して、スパリ強襲があるかもしれない。
エクロールは当コースに良質な勝ち時計あり。7Fもそれなりに走るが、ベストはやはり平坦の小倉だろう。
萌黄賞2着の
タムロキュラムン。
ポメランチェ、
ナムラデイリリーが押さえ。