【上位拮抗】コンシリエーレは東京千六ダで3戦3勝。前走も強いレース内容で休み明けも動き力強くここでも勝ち負け。タイセイサムソンは充実中で動きの良さも目立ち久々のマイルでスムーズに運べればもうひと押しも。ヴァルツァーシャルは不良馬場の前走は参考外で改めて。ハセドンは末脚堅実で流れ次第で差し切りも。アラジンバローズも脚力見劣らず、ロードシュトロームやジャズブルースなども侮れない。

【調教数値からも明らか】コンシリエーレの本格化はこれから。3歳春、サウジダービー3着という結果も残したが、発馬は頼りなく、急にスピードアップしたりレース運びが安定しない。馬格は560キロ台でも随所に幼さを残しているが、ただ完成途上の状態でも余裕残しで2連勝してきた。中間の調教は全体時計も上がり3F-1Fの伸びも1秒近く速くなっている。再昇級となるOP挑戦の準備は整った。

　強敵はハセドン。青竜Sを1分35秒5・上り34秒3で直一気を決め、ユニコーンSはよしとばかりに◎を打った。しかし典型的なストレッチランナー、8着に大空振り。ただツボにハマったことも確かだが、バレンタインSの1分22秒0で資質の在処や未来の展望など再確認できた。

　一角崩しがあれば9Fにも対応できる力を備えたタイセイサムソン。アドマイヤルプスは当該コースOP勝ちがあり、ブリンカーを着用しリズムが戻ってきた。

　ヴァルツァーシャルは前走の敗因は落鉄。9Fも走れるが東京マイルのほうが無駄が少ない。アラジンバローズの逃げ残り。ベルダーイメルのチョイ差し注。

　余裕ある連勝の◎コンシリエーレはリステッドといってもこのメンバーなら通用しそう。なにかあるとしたら同世代の○ハセドンと、身の丈に合った番組に戻ってきた▲アドマイヤルプス。

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【上位拮抗】混戦の顔ぶれだが、距離延長でも堅実に差を詰めてくる15ハセドンに期待。11コンシリエーレは昇級戦でも素質的に互角以上で先行押し切りが狙えそう。16タイセイサムソンは大崩れが少ないタイプで今回も善戦以上に要警戒。5ヴァルツァーシャルは前走大敗も度外視可能で、距離短縮とコース替わりでの一変に警戒しておく。3アラジンバローズは初距離がカギだが先行粘り込みに要注意。ブリンカー2戦目の14アドマイヤルプスが連下の穴。

【小波乱】アラジンバローズはセンス十分。立ち回りがうまいジャズブルース。サンダーブリッツは集中力がアップ。

リステッドのダート1600m戦。前走芝からは1頭。前走同距離コースで105勝ち抜けした◎コンシリエーレ。または平均値トップで前走同106の○アドマイヤルプスかの軸2択。これは数値伸びている方を上にしておきたい。次点で3走前同108持っている▲ハセドン。一発には過去に同距離コース111持っている☆ヴァルツァーシャルと△サンダーブリッツ。

休養効果で中身が充実してきた11コンシリエーレを推す。東京は3戦3勝とパーフェクト。額面通りなら逃げ切れる。次位は15ハセドンで前走の快勝から実績ある舞台でチャンス。▲は16タイセイサムソンでうまく好位で運べればチャンス。