【ひと夏の経験】
ミッキーゴージャスの成長度合いを見てみたい。父
ミッキーロケットは
宝塚記念優勝、
母ミッキークイーンは
オークス・
秋華賞二冠馬。「ミッキー」の冠でおなじみの野田みづきさんのオーナーブ
リーダーズホースですが、年明け2月、経験馬相手に小倉10Fをデビュー勝ち。二戦目は中山へ遠征、体重は436キロ(-4キロ)。
若干細くなったがパドックの着地は力強い。スタートも決まり1000m通過・62秒1というスローを3番手に構え、流れや追い出しのタイミングをうかがい、上り3Fの推定ラップは11秒8-11秒8-11秒4(35秒0)。稍重馬場、中山の急坂で3連続の11秒台と加速ラップが使えた。
オークス14着は仕方ない。ただ、あと10から20キロくらい大きくなれば、重賞馬になるなとパドックをみて思った。一週前のCWの上りは強めで10秒9。坂路の動きもひと夏の成長を期待していい内容だった。
ただ、
ピピオラの才能もかなりのモノ。二走前の京都戦の内容も見どころがあったが、前回の東京マイルは1000m通過・58秒1というHペースを踏み、レースの上りを1秒1上回る上りで完勝。1分33秒2もまた、ペースの違いはあれ同日の2勝クラスより0秒9速かった。平坦なら1F延長もドンと来い。三番手は
ワーフデール。
馬柱からは見えにくくなっているが小倉は[1-0-3-0]、10Fは[0-0-2-0]という良績を誇る。叩き一変
ウインミニヨン。
ハッピーオーサム、
シンシアリダーリンも2から3着なら。