【三者三様】4歳馬
サトノグランツの実績と勢いがアタマひとつリード。3歳世代限定ながらGII・
京都新聞杯、そして
神戸新聞杯をレコ勝ち。古馬相手の
日経新春杯も57.5kgを背負いコンマ3秒差に食い込んだ。カタール遠征でも3着できる地力と体力が備わり、帰国後の調整も
ジャスティンミラノを相手にミッシリと研磨。58.5kgは仕方ない。左回りはまったく苦にならない。
対抗の
シュトルーヴェの戦績は[5-3-0-3]。二走前のロンジンワールドベストレース受賞記念を上がり33秒2で仕留め本格化を予感させたが、
日経賞は馬群を捌きエンジンがかかるまでひと手間かかったが、坂上からグンとひと差し。発表は良だが芝の塊が掘れ上がる
パワー馬場、2分31秒4は過去十年では第二位、暮れの
有馬記念と0秒5差と優秀。追い切りの負荷を一段強化、鞍上はモレイラJ、58.5kgでもドンと来い。
クロミナンスも似たような軌跡を描きGII初挑戦の
AJCC3着。
日経賞はタフな流れを早めに動いたぶん、半馬身差2着に競り負けたが、斤量は
シュトルーヴェより1kg軽い57.5kg、ルメールJの追い出しなら主位争いは必至。微妙に勝ち味が遅いが、
マイネルウィルトスは
アルゼンチン共和国杯・
目黒記念を3回走って2着3回。東京2500mの走りを知り尽くしている。
ジューンアヲニヨシはここは試金石、55kgなら馬券でも面白い。
ナイトインロンドンは東京は[2-1-0-1]、52kgなら一発があっていい。
メイショウブレゲの大外強襲も連穴に一考。