【オープンでも才能が響く】
ダノンティンパニーのV3に期待。祖母は
ジョコンダII、母はG1・チェヴァリーパークS優勝、母の弟は
サトノクラウン。セレクトから見知っているが、びっくりするような肌艶と骨格をした血統図通りの逸材。脚元が固まり切れず苦難を伴う競争馬人生となったが、坂路・CWを交え、中内田厩舎苦心の仕上げで3勝クラスの
六甲アイランドSも余裕をもって通過するほどに成長。先週の
京都金杯の除外も織り込み済み、8日の坂路は馬なりで鋭く1F・12秒1を計測した。
次位は
パラレルヴィジョン。芝9-11Fを[3-1-3-2]、ダートも2戦1勝。体重の増減など小さな波があり、芝マイルは初めてとなるが、意識して稽古でスピードを強化。ルメールJの操縦も見もの。
リューベックは中距離では前進気勢を制御できなくなった。ニュージーランドT小差3着もあり、マイル転向に瑕疵はない。
斤量は56kgに増えるが、
フィールシンパシーは東京マイルを1分31秒9で好位差しを決め、
ターコイズSは1分32分9で2着に逃げ残り、充実度は一番。
グラティアスは昨年の
ニューイヤーS3着馬。リゲルSで最速の上がりをマーク、復調気配を示している。
コンバスチョンは、オーロC0秒3差の4着で芝にも手応え。