【完全一致】
アグリのメンテナンス完了。昨年2月の
阪急杯を1分19秒5で先行勝ちし、GIIIウィナーの仲間入りを果たしたが、身体造りに波がある。
高松宮記念は7着に後退、
セントウルSは一転、上り32秒4という目を見張る豪脚で内一気に首位に肉薄。
スプリンターズSは、
セントウルの疲労が抜けきらず7着止まり。前走の
阪神Cは逆に馬を緩め重め残りのため伸びひと息に終わったが、勝ち馬とは0秒1差、1200m通過は1分7秒3というHレベル決着だった。10-2月期間に4勝を挙げており、攻め馬を強化、理想とする馬体に大きく近づいた。
強敵は4歳馬
ルガルの勢い。3歳限定GIIIとはいえ、
葵Sを1分7秒2で2着し、早くから古馬重賞組と肩を並べる才能を示していた。7F戦で二度足踏みはしたが、
京阪杯は発馬の不利を克服、1分7秒7で走って2着なら、勝ち馬を褒めるしかない。元々坂路で動くタイプではあるが、直前追い切りの1F・11秒4は自己ベスト。57.5kgの重賞も一気に乗り越える上昇度が見込める。
単穴は
エターナルタイム。東京マイルを1分33秒5で楽勝、7Fの多摩川SをGIIIレベルの1分19秒7で完勝。富士Sはタフなマイル重賞の流れに乗り遅れないよう早めに動かして行ったが、最後は身体が伸び切り残り1Fでアゴが上がってしまった。距離はマイルよりは7F、さらなる6F短縮に大きな可能性を残しており、ルメールJならいとも簡単に変身を
アシストできる? 踊り場も経験したが、
オタルエバーはラピスラズリS快勝で素質開花。松山Jを背に坂路調教は49秒7、デキはさらに上向き。相手は一気に強くなるが、
ジューンオレンジの近二走の伸び脚は目を見張る。
バースクライの南総Sは、前後半の3Fは33秒5-33秒7。1分7秒2は、同日のラピスラズリSより0秒6速かった。