10R

有馬記念

15:25発走 / 芝2500m (右 A) / 天候:晴 / 馬場:良
5回 中山 8日目 サラ系3歳以上 オープン       (国際)(指) 定量 14頭
本賞金:20000,8000,5000,3000,2000万円
  • Course コース詳細
  • IPAT連携

 井崎脩五郎の予想

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予想印
1ブエナビスタ(2人気)
3ヒルノダムール(8人気)
9オルフェーヴル(1人気)
12アーネストリー(5人気)

井崎脩五郎の見解

・外国産馬と外国人ジョッキー騎乗馬をのぞく、前走G1以外に出走していた馬
※中山過去10年[0-0-1-32]
●2010年該当馬→トーセンジョーダン(5着)、ネヴァブション(8着)、フォゲッタブル(10着)、ドリームジャーニー(13着)、レッドディザイア(14着)、ジャミール(15着)
○2011年該当馬→レッドデイヴィス

・前走、ジャパンカップでひとケタ人気、かつ4着以下だった馬
※中山過去10年[0-0-1-24]
●2010年該当馬→ペルーサ(4着)、エイシンフラッシュ(7着)、オウケンブルースリ(11着)
○2011年該当馬→ヴィクトワールピサペルーサエイシンフラッシュトゥザグローリーローズキングダム

・前走で4着以下に終わっていた3歳馬
※中山過去10年[0-0-1-17]
●2010年該当馬→ペルーサ(4着)、エイシンフラッシュ(7着)、ダノンシャンティ(9着)
○2011年該当馬→該当なし

・前走、ジャパンカップで4角10番手以下、かつ3着以下だった馬
※中山過去10年[0-1-1-19]
●2010年該当馬→ペルーサ(4着)、オウケンブルースリ(11着)
○2011年該当馬→ヴィクトワールピサ

・G1勝ち馬をのぞく、中8週よりも長いローテで出走する馬
※中山過去10年[0-0-0-3]
●2010年該当馬→該当なし
○2011年該当馬→ルーラーシップ

・外国人ジョッキーから日本人ジョッキーへの乗り替わり
※中山過去10年[0-0-2-10]
●2010年該当馬→フォゲッタブル(10着)、オウケンブルースリ(11着)、レッドディザイア(14着)
○2011年該当馬→ローズキングダムレッドデイヴィス

・日本人ジョッキーから外国人ジョッキーへの乗り替わり
※中山過去10年[0-0-1-10]
●2010年該当馬→ルーラーシップ(6着)、ダノンシャンティ(9着)
○2011年該当馬→エイシンフラッシュルーラーシップ

・8歳以上馬
※中山過去10年[0-0-1-3]
●2010年該当馬→該当なし
○2011年該当馬→キングトップガン

・グレイソヴリン系種牡馬の産駒
※中山過去10年[0-0-0-6]
●2010年該当馬→トーセンジョーダン(5着)、オウケンブルースリ(11着)
○2011年該当馬→トーセンジョーダンジャガーメイル

2010年残った馬→ヴィクトワールピサブエナビスタトゥザグローリーメイショウベルーガローズキングダム

【昨年結果】
1着:ヴィクトワールピサ(○)
2着:ブエナビスタ(○)
3着:トゥザグローリー(○)

2011年残った馬→ブエナビスタヒルノダムールオルフェーヴルアーネストリー

須田:先週の朝日杯は、勝ったアルフレードと3着のレオアクティブは残していましたが、2着のマイネルロブストがヌケ。パッとしない結果が続きますなあ……。

井崎:秋序盤の好調が、我ながら嘘のようだ(笑)。ま、泣いても笑っても、今週の有馬記念で今年はフィナーレ。最後くらいはビシッと決めたいところだよな。

須田:実際には「笑うのが1割5分、泣くのが8割5分」ってカンジでしたけどねえ。途中から、予想コラムを名乗るのが気恥ずかしくなってきましたから。

井崎:……で、有馬記念なんだけどさ、出走メンバーがここまで豪華な年も珍しいよ。ブエナビスタの引退レースでもあるし、まさに「総決算」って印象だよな。

須田:そのぶん、予想がとんでもなく難しいですからねえ。では、消去ネタからどういう結論を導き出したかを確認しますが……あら、たったの4頭残しとは意外ですな。

井崎:出走馬のレベルがあまりにも高すぎて、消すのにはかなり苦労させられたけどな。でも、ブエナビスタオルフェーヴルを2頭とも残すとなると、これ以上増やせないよ。

須田:最後の最後でトリガミなんていう結果だけは、絶対に避けていただきたいですからねえ。では続いて消去ネタの中身ですが、まずは2番目のヤツから話を聞きましょうか。

井崎:ああ、ツッコミが入るだろうと思ったよ(笑)。有馬記念って「ジャパンC10番人気以下」からの巻き返しはあるんだけど、前走でもソコソコ人気だった馬は巻き返せないんだよ。

須田:確かに前走ジャパンC組は、前走で人気していた馬か、もしくはぜんぜん人気のなかった馬が来る傾向が強いですよね。近年だとエアシェイディとか、アドマイヤモナークとか。

井崎:そうそう。だから、前走JCでソコソコ人気なのに馬券に絡めなかった馬に関しては、思い切って全滅させてしまおうと。ものっすごく怖いメンツなんだけどな(笑)。

須田:そして気になるのが、当然ながら「禁じ手」である血統ネタでの消去。しかも、天皇賞・秋ジャパンCと連続好走中のトーセンジョーダンを、ココで消しちゃってますよね?

井崎:……やっぱりコレ、止めておいたほうがいいと思うか?

須田:正直なところ、この秋の実績を考えるとオススメはできません。しかもトーセンジョーダンって、ここでもソコソコ配当が期待できそうじゃないですか。

井崎:そうなんだよなあ。だから最後までかなり迷ったんだけど……ま、いいや(笑)。トリガミを避けるためには、仕方がない。

須田:いっそのこと、ブエナビスタオルフェーヴルのいずれかを消すって手もあったと思うんですけどねえ。それなら、だいぶ気楽になるじゃないですか。

井崎:でも傾向的には「どちらも来る可能性が高い」っていう結論になるしなあ。それを信じて、この4頭で勝負としよう!

須田:これが井崎サンタの素敵な贈り物になるのか、それとも最後の最後まで井崎デビルなのか。その結果を、しっかり見届けさせていただくとしましょう。
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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連BOX

1

2

9

10

12

10通り 各200円

馬単フォーメーション
1着

1

2

9

2着

1

2

9

10

12

相手
12通り 各300円
3連複BOX

1

2

9

10

12

10通り 各200円

3連単フォーメーション
1着

1

2着

2

9

10

12

相手

2

9

10

12

12通り 各200円

東大ホースメンクラブの見解

 本命はブエナビスタ。前走で約1年振りの勝利を挙げました。2年連続で2着には入っているので、今年こそは実力をフルに発揮し、ウオッカに並ぶGI7勝目を挙げ有終の美を飾って欲しいです。

 対抗はオルフェーヴル。古馬との初対戦でどこまでやれるかは分かりませんが、全兄ドリームジャーニーがこのレースを勝っており、また、もちろん3冠馬であることから、ひどい成績を残すことは考えにくいです。

 3番手評価はヴィクトワールピサ。前走大敗しましたが、中山では4戦4勝内GI2勝と相性抜群。得意舞台での巻き返しを狙います。

 4番手評価はアーネストリー。この馬も前走は大敗を喫しましたがGIIを59kgで勝ったり、GIを勝ったりとこのメンバーの中でも実力は高めです。

 5番手評価はトーセンジョーダン。去年のこのレースで5着に入っています。今年は去年より調子よく来ているので、大きく順位を下げることはないでしょう。

東大ホースメンクラブ おにぎり

 望田潤の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単

9

1

1点 3000円

馬単

9

12

1点 2000円

馬単1着流し
1着

9

相手

2

3

5

7

10

5通り 各1000円

望田潤の見解

 ブエナは東京ではほとんどのレースで◎を打ってきたが、中山や阪神内では◎にしたことがない。内回りでも一流だが東京では超一流だというのがこの名血名牝に対する筆者の評価で、それは最後まで貫きたい。

 ◎はオルフェーヴル。兄よりも柔らかく大きく動けるが兄同様の俊敏さもあって、これは東京でも中山でも同じぐらい強い名馬だろう。ピサやレッドは2000mや1800mがベストだけに、昨年のようなスローなら面白いが、ウィリアムスと哲三が上がり6Fのロングスパート戦に持ち込んでくると少し苦しいか。

 ○アーネストリーは父譲りのパワーで捲って母譲りのハイペリオンで粘る脚質で、父に続く両グランプリ制覇もありうる。

 ▲トゥザグローリーは昨年も際どい3着で母譲りの走法は中山向きだし、持続戦想定ならば春天1、2着馬の差し追い込みも拾いたいところ。

 井内利彰の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

1

1点 3000円

馬連

1

-

2

1点 1000円

馬連流し

1

相手

7

8

11

3通り 各500円

3連複軸1頭流し

1

相手

2

7

8

9

11

12

15通り 各100円

3連単1着流し
1着

1

相手

2

7

8

9

11

12

30通り 各100円

井内利彰の見解

 有馬記念の調教適性を見る上で最も重要なのは優勝馬の調教タイプ。2001年以降、過去10年の1着馬で坂路単一調教馬だったのはダイワスカーレットのみ。しかもその調教タイプは標準多め坂路だったので、本数の後押しがなければ、坂路調教馬の1着は考えられません。

 △アーネストリー、△オルフェーヴルともに決して調子が悪いわけではありませんが、調教適性から1着はないと判断しています。特に後者は最終追い切りでの動きが微妙。相手が絶好調だったこともあるでしょうが、間隔が空いたことで、絶好調ではないのも確かです。

 ここで二桁人気馬が毎年馬券に絡んでいる近3年の1着から3着馬の調教タイプをご覧ください。

2008年
1着 標準多め坂路/1番人気
2着 標準トラック/14番人気
3着 標準多め坂路/10番人気

2009年
1着 標準併用/2番人気
2着 標準多めトラック/1番人気
3着 標準トラック/11番人気

2010年
1着 標準多め併用/2番人気
2着 標準多めトラック主体/1番人気
3着 標準多めトラック/14番人気

 注目は「標準多め」が上位独占した2010年の有馬記念。本数が多くて、併用なら1着の調教適性があると判断してよい、中山芝2500mらしいレースということです。

 実は昨年の1着から3着馬がすべて標準多めで仕上げてきました。その中から◎ブエナビスタを選択したのは、最後のレースだからというわけではなく、最終追い切りの動き。

 この馬に関しては昨年の天皇賞秋時が最高の仕上げだと思っていましたが、今回の追い切りはそれに近い、それ以上の衝撃を双眼鏡越しに受けました。金曜日の最終調整でも今にも弾けそうな雰囲気で登坂しており、とにかく絶好調という言葉しか思い当りません。最終追い切りが緩かった過去2年とは明らかに違う調教内容、有終の美を決めてくれると思います。

 ○ヴィクトワールピサは調教本数は文句ありませんし、最終追い切りも先着。本命にするか相当迷いました。ただ昨年本命にした時は強めでの先着。今回は目一杯に追われており、その内容が微妙に違います。追い切りで走りたくてうずうずしているような雰囲気がこの馬の絶好調だと思うので、まだそこには達していないと判断しました。

 最終追い切りでスピードを出し、昨年の有馬記念以来、調教チャートでのスピード5となったのが▲トゥザグローリー。調教タイプは標準多め併用ですし、この馬も本命に迷いましたが、やっぱり転厩してからの煮え切らない競走成績が最終的に3番手にした理由です。

 最終追い切りがCWで併用になった☆ローズキングダムはその追い切り時計も速く、調教内容からは着順を一変させる可能性は十分。

 △ジャガーメイルは過去の二桁人気激走の調教タイプである標準トラック系統。最終追い切りもこの馬の好走時の速い時計が出ており、馬券圏内に突っ込む可能性は十分。

1.ブエナビスタ
今回:標準多めトラック主体
前回:標準多めトラック主体

2.ヴィクトワールピサ
今回:標準多め併用
前回:標準多め併用

3.ヒルノダムール
今回:標準多め坂路
前回:海外

4.ペルーサ(出走取消)
今回:標準多めトラック
前回:乗込坂路

5.エイシンフラッシュ
今回:標準少めトラック
前回:標準併用

6.キングトップガン
今回:標準多め坂路
前回:標準多め坂路

7.トゥザグローリー
今回:標準多め併用
前回:標準多め併用

8.ローズキングダム
今回:標準併用
前回:標準坂路

9.オルフェーヴル
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路

10.トーセンジョーダン
今回:標準多め坂路主体
前回:標準多め併用

11.ジャガーメイル
今回:標準トラック
前回:標準トラック

12.アーネストリー
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路

13.レッドデイヴィス
今回:標準坂路
前回:標準坂路

14.ルーラーシップ
今回:標準多め併用
前回:標準多め併用

 山崎エリカの予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

3

-

9

1点 3300円

馬連

3

-

12

1点 2500円

馬連

3

-

10

1点 1500円

馬連

1

-

3

1点 1500円

馬連

3

-

8

1点 700円

馬連

3

-

14

1点 500円

山崎エリカの見解

 今年のジャパンCは妙にメンバー手薄でしたが、有馬記念は例年と比べると少頭数ながら、春秋の天皇賞上位馬、宝塚記念の上位馬、ジャパンCの上位馬にドバイワールドCの勝ち馬、菊花賞馬とG2をG1級の指数で勝利したトゥザグローリールーラーシップが加わり、出走メンバー合計20冠の豪華キャストです。

 今年のジャパンCは肉を切らせて骨を断つような先行馬がおらず、各馬が出方を窺う形でウインバリアシオンが捲くるまでレースが動かない前代未聞のスローペースになりました。しかし、今回の有馬記念は先行馬を早めに捲くるアーネストリーが出走しています。このアーネストリーの出走により、レースの道中が引き締まったペースで流れ、差し馬向きの展開になる可能性が高いでしょう。

 そこで今回◎に推したいのは春の天皇賞の勝ち馬ヒルノダムールです。今年の春天は世間で言われているように、あまりレベルが高くありませんでした。ペースのアップダウンが激しいレースで、結局、勝ちに行かない競馬で一定のペースを貫いたヒルノダムールエイシンフラッシュのワン、ツー決着でした。

 しかし、ヒルノダムールはその次走となる仏国フォワ賞でクビ差の2着。勝ち馬サラフィナ凱旋門賞でも1番人気に支持された実力馬、勝ち馬から2馬身半差の3着馬は次走BCターフを勝利したセントニコラスアビーです。つまり、フォワ賞はハイレベルの一戦。休養明けでフォワ賞を好走したがゆえに、本番凱旋門賞では10着に敗れてしまったのです。したがって春天は本格化の前触れであり、休養明けのフォワ賞でクビ差の2着ならば今回で巻き返せると見ます。

 ○は3冠馬のオルフェーヴル。休養明けの神戸新聞杯で上がり32秒8の脚を使いながら、本番菊花賞でダメージがなく、道中から積極的に動いて勝利した内容はかなり優秀なものでした。しかし、菊花賞からの直行ローテーションはディープインパクトが国内で唯一取りこぼしたように、悪くもありませんがベストとも言えないローテーションだけに狙い下げます。

 ▲は宝塚記念を横綱競馬で勝利したアーネストリー。前走の秋の天皇賞は、差し、追い込み馬が掲示板を独占したように、消耗戦になったことや、前哨戦に歴代の名馬たちが苦戦を強いられたオールカマー(高速馬場のスローペースで、好走すると次走でダメージが出やすい)を選んだことで14着大敗を強いられましたが、目標を有馬記念一本に絞っての出走となる今回は巻き返しの可能性があります。

 高橋学の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

9

1点 2000円

馬連流し

9

相手

1

2

10

11

4通り 各2000円

高橋学の見解

 グレード制開始のS59年(1984)以降の27年間から「消える馬」「残る馬」をチェックしてみよう。なお、H13年に馬齢戦から定量戦に変更されている点に注意。

1.ブエナビスタ……前走10月以降の芝G1戦あるいはG2戦勝ちのキャリア20戦以上馬は[0-1-4-10]。また、5歳以上の牝馬は[0-0-1-15]、H10年前走ジャパンC2着の5歳牝馬エアグルーヴが2人気5着。

2.ヴィクトワールピサ……前年の有馬記念勝ち馬で、中山芝4戦全勝のコース適性は買い。

3.ヒルノダムール……4歳以上で16戦以上消化して4勝以下(勝率が.250以下)の馬は[0-0-1-25]。このうち、前2走内に牝馬限定以外のG1戦で連対歴があった馬を除くと[0-0-0-23]。

4.ペルーサ……前走10着以下かつ1秒以上敗退馬は[5-3-4-53]で、この連対した8頭の共通項は、過去にG1勝ちがある、または年内にG2戦2勝以があったこと。牡馬混合G1戦で勝ちがない馬や年内G2戦2勝以上ない馬は[0-0-3-38]。

5.エイシンフラッシュ……昨年のダービー制覇後8連敗中。前走G1戦で連対のない前8走以上連敗中だった馬は[0-0-4-28]。また、4歳以上で勝ち星4勝以下馬は、前3走内にG1戦連対歴(6月以降に限る)、前2走内にG2戦連対歴(10月以降に限る)があった馬を除くと[0-0-0-26]。

6.キングトップガン……前走G1戦連対がない馬で、右回り芝の連対率が3割未満の馬は[0-0-0-44]。キングは右芝[2-1-0-13]で、連対率は.188。また、前2走とも芝のレース斤量58キロ以下で1秒以上負けていた馬は[0-0-0-23]。キングの今季重賞戦2勝は斤量51キロ、54キロと軽量時でのもの。

7.トゥザグローリー……前3走とも芝の良・稍重のレースで5着以下だった馬は[0-0-0-32]。また、前4走内にJRAの重賞戦で連対歴がなく、前4走内に日本の芝のレースで10着以下の大敗が2回以上あった馬は[0-0-0-13]。また、前3走とも日本のレースを使用して3着内好走がなかった8勝未満馬は[0-0-2-40]。

8.ローズキングダム……前2走「天皇賞秋→ジャパンC」のローテーションをとり、ともに6着以下かつ0.8秒以上敗退馬は、有馬記念の行われる中山と同じ右芝の連対数が10回以上あった馬を除くと[0-0-0-12]。

9.オルフェーヴル……過去55回、三冠馬の有馬記念成績は[5-1-1-1]で、前走で連対を外していた三冠馬を除くと[5-1-0-0]。

10.トーセンジョーダン……天皇賞1/2馬身差のレコード勝ち馬。近走10月以降にレコード勝ちがあった馬は[2-2-1-10]で、このうちレコード勝ちの着差が1馬身未満だった場合は[0-2-1-3]と激戦の疲れが垣間見える。また、前走G1戦で体重増減ゼロあるいは体重減という究極の仕上がりで僅差0.1秒差内敗退を喫していた馬は[0-1-2-3]。トーセンは前走体重増減なしでクビ差敗退、オツリがないか。

11.ジャガーメイル……前3走とも日本の芝のレースを使って連対歴のなかった6歳以上馬は[0-0-2-25]。前走ジャパンC14人気3着で穴に不気味さ残るが、S62年前走天皇賞秋13人気3着のアサカツービート8着、H7年前走天皇賞・秋9人気3着のアイルトンシンボリ6着と穴激走も2番は続かず。

12.アーネストリー……前走10着以下かつ1秒以上敗退馬は[5-3-4-53]と好走例あり、そう着差に神経質にならなくてもよさそうだが、このうち日本のレースで2秒以上も大敗していた馬は[0-0-1-15]。底力あるも前走2.5秒差14着は負けすぎ。

13.レッドデイヴィス……G1戦(牝馬限定戦除く)で連対歴なし、かつ2000m以上(未経験含む)で勝ち歴のない馬は[0-0-0-10]。

14.ルーラーシップ……前2走内に古馬混合G1戦で連対歴のない3か月以上の休養馬は[0-0-1-14]。また、G1戦勝ち歴のない3か月以上休養馬は[0-0-0-8]。

【狙い】
 ◎は三冠馬オルフェーヴル菊花賞馬のその年の有馬記念成績は[4-3-0-9]。このうち、

(a)勝ち星が3勝までの馬は×
(b)4着以下の着外が5回以上もある馬は×
(c)秋2戦以上消化していない馬は×
(d)ダービーで1秒以上敗退歴ある馬は×
(e)菊花賞の勝差がハナ・アタマ・クビ差の僅差は×

以上の5項目クリアの菊花賞馬は[4-3-0-0]。

 ○はヴィクトワールピサ有馬記念勝ち馬の翌年の有馬は[2-0-0-12]。勝った2頭は有馬Vの後もG1戦勝ち歴があった馬で、G1戦勝ち歴がなかった馬は[0-0-0-10]。

 ▲はトーセンジョーダン。重賞戦を含む中山芝3勝のコース適性は魅力。中山芝2200mG2AJC杯勝ち馬のその年の有馬記念成績は[1-3-2-9]。このうち、

(a)中山芝2勝以上
(b)AJC杯を斤量57キロ以上でV、または56キロVの場合は着差が3馬身以上
(c)年齢は4歳から6歳まで
(d)有馬記念の前2走とも6人気以下かつ6着以下は×
(e)有馬記念の前走はG1戦を使用

以上の5項目クリア馬は[1-3-1-0]。レコード勝ちを含む激戦の反動が心配も、好調子が続く血統だけに外せない。

 △にブエナビスタ。強さは否定できないが、牝馬は[1-4-2-42]で、連対をはたした5頭に共通しているのは、勝率が5割以上あったこと、馬券になった7頭はキャリア18戦以下だったこと。今年のブエナは[9-8-3-2]で、勝率.409、キャリアは22戦。齢を重ねて勝ち切れなくなってきていることは確か。ただ、S46年、5歳牝馬のトウメイが前走天皇賞秋1/2差勝ちの勢いで有馬キャリア31戦目制覇(6頭立て・斤量5キロ)の例もある。

 ☆に穴馬ジャガーメイル。右コーナー6回の長丁場、春の天皇賞を制していた器用さに注目したい。春の天皇賞勝ち馬(前年Vも含む)の有馬記念成績は[5-4-1-10]。このうち、

(a)春の天皇賞0.1秒差未満勝ちは×
(b)有馬記念の前走6着以下は×
(c)キャリア25戦以上は×

以上3項目をクリアしていた馬は[4-4-1-0]。7歳の高齢馬だが、前走ジャパンカップ0.3秒差3着激走しているように底力は侮れない。

 三田明太の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

3

1点 1300円

3連複フォーメーション
1着

3

2着

3

12

13

14

相手

1

2

3

5

7

8

9

10

11

12

13

14

27通り 各100円
3連単1着流しマルチ
1着

3

相手

1

9

12

13

14

60通り 各100円

三田明太の見解

 典型的な逃げ馬不在も、宝塚記念で持久力勝負に持ち込み押し切ったアーネストリー、昨年の有馬記念や、今年の中山記念、ドバイワールドCで早めに捲る競馬で結果を出しているヴィクトワールピサ、そしてオルフェーヴルを軸にした池江厩舎3頭の脚質など考えると、テンは速くなくても中盤が緩まないタイトな展開を想定したい。

 本命は凱旋門賞・10着からの帰国初戦となるヒルノダムール有馬記念は余裕のあるローテが有利な傾向があるだけに、ジャパンCスキップした選択は好材料。また、古馬中距離路線の秋GI初戦である天皇賞・秋が空前のハイペースだっただけに、今年に限っては別路線という意味合いも強調できるのではないか。

 中盤が緩まない流れだった若葉S皐月賞で指数を上げて、ダービーなどスローの上がり勝負で指数を下げていた3歳時から、外回りの上がり勝負より、内回りの持久力勝負が得意な傾向が顕著だったが、この傾向は古馬になってからも変わっていない。この春もコースレコードとなった大阪杯で中盤から早めに動く競馬で指数を跳ね上げて、勝ったとは言え、残り1000mまで空前のスローだった天皇賞・春で指数を下げている。

 昨年のこの時期から騒がれた「現4歳世代最強説」は、今や誰も唱えないキーワードになりつつあるが、内回りでの持久力勝負なら本馬の適性が世代随一。初のグランプリ参戦になる本馬に今年の夢を託したい。

 古澤秀和の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

1

-

10

1点 2000円

馬連

1

-

9

1点 2000円

馬連

1

-

11

1点 1500円

馬連

1

-

2

1点 1000円

馬連

1

-

3

1点 1000円

馬連

9

-

10

1点 1500円

馬連

10

-

11

1点 1000円

古澤秀和の見解

1番:ドッシリして素晴らしいデキ。馬場も軽いし勝ち負け。
2番:前走より良くなった。
3番:デキている。
8番:馬場は合いそう。
9番:力強さあり、仕上がる。
10番:素晴らしい柔らかさとボリューム感。勝ち負け。
11番:実が入って素晴らしいデキ。怖いところある。

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

9

相手

1

4

5

7

10

12

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

9

2着

1

相手

4

5

7

10

12

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

9

2着

10

相手

1

4

5

7

12

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【一騎打ち】オルフェーヴルの3冠獲得は見事で強かった。一瞬の脚の速さは古馬を凌ぐものでレース特性ともマッチする。対する女傑ブエナビスタは秋3走目で状態抜群。悲願の有馬制覇で有終の美を飾れるか。割って入るなら秋の主役の1頭トーセンジョーダン。前走大敗のトゥザグローリーも潜在能力なら負けてない。復調のアーネストリーに、底力あるペルーサエイシンフラッシュも上位の候補だ。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

丹下日出夫の見解

【三冠・秋二戦の絶対】10年に一度、ほんの2Fの上がり勝負という、低レベルの有馬記念もときにはある。本年のメンバー構成も、確たる逃げ馬不在。アーネストリーの動き出しで、レースが流れが決まるのだろうが、外国人ジョッキーというエッセンスもあれば、錚々たるG?馬多数。たとえ前半はスローになろうとも、スローならスローで、残り5から4F地点から一気にレースが(ラップが)動く。ちなみに昨年のヴィクトワールピサの有馬は、追い出しを開始した、残り1000mからゴールまでのレースラップは、11秒5―12秒0―11秒7―11秒1―11秒8。前年と同様、走破タイム云々ではなく、1F11秒を切る瞬発力と、11秒台を最低4連続の持久力の両方を合わせもつ、本質的な能力が問われる有馬になる。オルフェーヴルは、秋二戦で、その両方を誇示。皐月賞・ダービー二冠の内容はもちろん。秋緒戦の神戸新聞杯は、スローの上がり勝負とはいえ、ラスト3Fのレースラップは11秒2―10秒6―11秒8(3Fは33秒6)。対する自身の上がりは32秒8。前年の神戸新聞杯も、似たようなスローとはいえ、ローズキングダムの上がりは33秒3(2着はエイシンフラッシュ)。32秒8という瞬発力は、絶対的な能力の証。この神戸新聞杯の時点で、少なくともローズやエイシン級あたりは、楽々と凌駕している。続く菊花賞は、レコード0秒1と迫る、3分2秒8。前半1000mの入りは、菊とすれば平均ペースの60秒6だったが、1000から2000mにかけての通過ラップは62秒1(通常の菊は、ここで64秒前後にガクンとスローダウンする)。2000から3000mにかけては60秒2。全体時計はもちろん。レースのバランスとすれば申し分ない。しかも、上がり3Fのレースラップは11秒5―11秒6―12秒0。最後の1Fは明らかに手綱を抑えていたが、普通に追っていれば、ソングオブウインドの記録を0秒3近くは塗り替えていただろうし、ソングの菊のレコードはそもそも、前半1000m・58秒7という乱ペースのアシストがあった。秋二戦の瞬発力と持久力は、競馬史上類を見ない好記録。古馬圧倒の下地はすでに整った。枠順は、やや外目の6枠9番だが、スタンド前を好位もしくは中団内めで通過できさえすれば、楽勝まである。相手本線はブエナビスタ。前走のジャパンCは、ウインバリアシオンの動き出しとともに、8F標識から11秒9―11秒2―11秒0―11秒5に一気にペースアップしたが、ゴール前1Fのラップは、さすがに12秒0とアップアップ。最後の5Fめを、11秒前半で上がることができる、持久力と切れの両方を合わせもつ馬は、勝者ブエナビスタトーセンジョーダンの二頭のみ。走破タイムだけを見ると平凡に映るが、3着以下とは能力と地力の違いが如実に出た一戦だった。中間の調整も、ブエナは前回以上。トーセンも、ウィリアムズとコース追いができ、体調を維持できた。惑星は、天皇賞・秋、JCで、唯一勝負付けのついていないヒルノダムール。昨年の凱旋門賞ヴィクトワールピサは、ヒルノと違って、終いだけの競馬。勝ちに行ってのヒルノの10着失速と、何も競馬をしないまま差を詰めるだけの7着と、競馬の質が異なるけれど、位置取りとレース運びは堂々本命馬の競馬。イレ込みさえなければ、ひょっとして勝ち負けだったか。凱旋門後はここ一本。一週前の競馬雑誌の写真では、若干首回りに余分な肉がついている感じもするが、大阪杯のレコ勝ち、春天完勝の実力を今一度問いたい。馬は予想家にとってもグランプリ。正攻法の予想は、大マクリをかけるだろうヴィクトワールピサアーネストリートゥザグローリーの流れ込みが筋だろうが、有馬はグランプリ。そっとルーラーシップの単も。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連複軸2頭流し
軸1

9

軸2

12

相手

1

2

5

10

13

5通り 各2000円

須田鷹雄の見解

 ◎アーネストリーを狙う。天皇賞秋で14着と大敗した直後のレースとなるが、その点は問題ない。過去10年、天皇賞秋から有馬記念に直行した馬の成績は[3-0-2-4]。馬券に絡んだ6頭のうち、3頭は天皇賞秋で掲示板を外していた馬だった。JC大敗組の巻き返しが少ないのとは対照的である。

 そもそもその天皇賞秋は、出負けしたうえに超ハイペースに巻き込まれたがゆえの敗戦。有馬記念は先行タイプが強いレースだし、12番枠(ペルーサがいなくなったので実質11番枠)は許容範囲。ハナにこだわる馬が少ないので、楽に番手に構えたうえで早めにレースを動かせば、「先行馬に負荷のかからない持続力勝負」という最も有利な展開に持ち込めるだろう。馬券は無難な枠を引いた○オルフェーヴルとの軸2頭3連複流しで。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

1

3

9

10

12通り 各400円

3連単BOX

1

3

9

10

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

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 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

9

相手

1

2

3

10

12

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

9

相手

1

2

3

10

12

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎オルフェーヴルは「ステイゴールド×メジロマックイーン」という有名なニックス配合で、ドリームジャーニー有馬記念宝塚記念朝日杯FS)の全弟にあたる良血。父、母の父から受け継いだ恐るべき成長力によって、いまやその実力は日本競馬史を彩った偉大な名馬たちと比較してもまったく劣るところはない。順調なら来年の凱旋門賞を勝つ可能性も十分あるだろう。折り合い面の不安はすでに解消しており、全兄が制したレースなので適性に関してはまったく問題ない。スタミナ、スピード、切れ味を兼ね備え、道中で自在に動ける機動力もあるので負けづらい馬だ。

 ○アーネストリー有馬記念を2連覇したグラスワンダーの子。母の父トニービンはそのしぶとさが有馬記念フィットするようで、ハーツクライアドマイヤモナークリンカーンなど、有馬記念の連対馬の母の父によく顔を覗かせている。鞍上の佐藤哲三騎手はかつてのタップダンスシチーのようなロングスパートで勝負をかけるだろう。消耗戦に抜群の強さを発揮することはブエナビスタを完封した宝塚記念で証明している。

 ▲ブエナビスタはサンデー系のしなやかな切れ味を体現した馬なので、直線の長い東京コースがベストではあるが、当レースでは2年連続で2着しており、前走の疲れがなければ今年も勝ち負けに加われるだろう。

 奥田隆一郎の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連単フォーメーション
1着

1

7

8

2着

1

5

7

8

9

10

12

相手

1

5

7

8

9

10

12

90通り 各100円

奥田隆一郎の見解

 有馬記念が行なわれる中山芝2500mの直結コースから、阪神芝2200m、京都芝2400m、中山芝2200m、東京芝2400m、同コースの中山芝2500mに注目する。該当馬は同じ適性が要求される今走のコースに合うため、高い適性を活かして大駆けできる。

 ◎トゥザグローリーは、昨年の有馬記念を人気薄で3着に大駆けした。有馬記念では、08年に10人気3着のエアシェイディが、翌年も11人気の人気薄で3着に激走したことがある。このように近走で惨敗しても、適性の高いコースに戻れば期待できる。人気を落とすトゥザグローリーは、休養明けの天皇賞を仕上がり途上で5着好走、前走のジャパンCは2走ボケの影響もあり敗れたが、得意コースで変わり身がある。

 ○ブエナビスタは、昨年と一昨年の有馬記念2着馬。直結コース・阪神芝2200mの宝塚記念も2年連続2着になり、直結+同コースのG1レース激走馬に該当する。前走のジャパンC制覇から能力は衰えておらず、ラストランとなる今回こそは有馬記念の勝利をつかむ可能性あり。

 ▲ローズキングダムを、穴馬として注目する。直結コースの京都芝2400mにて京都大賞典を制した。また、東京芝2400mは直結しており、昨年のジャパンCの勝利を評価する。08年有馬記念で14人気2着のアドマイヤモナークは、京都大賞典2着→天皇賞12着→ジャパンC・12着から、有馬記念で大穴をあけた。ローズキングダムは、京都大賞典を制した後に天皇賞とジャパンCを惨敗したが、有馬記念で復活を期待する。

 △アーネストリーは、直結コースの阪神芝2200mで宝塚記念を制した。その後、直結コースの中山芝2200mでオールカマーを勝利、今年だけで直結コースの重賞を2勝した。一昨年の有馬記念ドリームジャーニーは、宝塚記念1着→オールカマー2着→天皇賞6着という臨戦過程で有馬記念を勝利。これはアーネストリーの近3走の戦績とかぶるところもあり、有馬記念での巻き返しがある。

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