11R

フェアリーS

15:25発走 / 芝1600m (右 外 C) / 天候:晴 / 馬場:良
1回 中山 3日目 サラ系3歳 オープン       (国際) 牝(特指) 別定 16頭
本賞金:3400,1400,850,510,340万円
  • Course コース詳細
  • IPAT連携
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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

11

相手

1

3

7

8

9

13

15

16

8通り 各1000円

東大ホースメンクラブの見解

 変則日程で今週月曜日の中山競馬場でのメインレースは3歳牝馬重賞のフェアリーステークスです。

 本命にはラシンティランテです。前走はスローペースでこれまでと違うレースになり大敗してしまいましたが、前々走の白菊賞では好タイムで、逃げ馬が二着に粘る中での三馬身差の快勝でした。レース展開がかぎとなりますが、前々走の走りができれば勝ち負けだと思います。

 対抗にはパストフォリアを推します。前走の赤松賞では先行して最後後ろから差されましたが、ラスト3ハロン33秒台で走っていて、勝ちに等しいレースでした。未勝利戦は後方から差し切っていてレース展開はそこまで問題にならないと思うので、今回初めての中山コースも大丈夫だと思います。

 三番手にはターフデライトです。まだ一戦しかしておらず未知数の部分がありますが、新馬戦は好位からきっちりと逃げ馬を捕らえて勝っています。今回最内枠なので、前走同様うまく好位でレースができれば好勝負できると思います。

 押さえには前走不良馬場でのレースで今回見直せるアイスフォーリスと前々走33.2の脚で勝っているトーセンベニザクラです。

東大ホースメンクラブ キャラメル

 望田潤の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

13

相手

8

9

2通り 各2000円

馬連流し

13

相手

4

5

7

11

15

16

6通り 各1000円

望田潤の見解

混戦で押し出されて人気になっているが◎から入りたい。

ハーツクライの姪で母はノーザンダンサー4・5×4などクロスがうるさく、そこにノーザンダンサーを持たないアグネスタキオンをもってきた配合がいいし、1800mぐらいに向いた中距離馬なのに1400mで少し不利も受けながら牡馬の強いところと互角だったくるみ賞は評価できる。

このレースは多頭数で淀みないラップになるのでジェルミナルコスモネモシンスピードリッパーなど中距離馬が持続力で好走するケースが多いし、母父エルコンドルパサーなら中山向きの機動力もあるだろう。

 井内利彰の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

4

1点 1000円

複勝

4

1点 4800円

馬連

4

-

13

1点 900円

馬連流し

4

相手

8

9

2通り 各1200円

3連複軸1頭流し

4

相手

8

9

13

3通り 各300円

井内利彰の見解

 中山芝1600mで行われるようになったフェアリーSは過去3年。

 基本的に上位人気が好走するレースではありますが、3年すべてに7番人気以下が馬券に絡んでいたという事実もあります。

2009年
グッデーコパ(10人/3着)/馬ナリ平均坂路

2010年
コスモネモシン(11人/1着)/標準多め併用

2011年
スピードリッパー(7人/2着)/馬ナリ平均併用

 調教タイプの共通点は「馬ナリ平均」「併用」といったところでしょう。

 ただ3頭すべてに共通というわけではなく、調教タイプから人気薄の狙い馬を絞り込むのは少々難しいところです。

 そこで調教内容の詳細を調べることにしましたが、その前に共通するのは3頭とも美浦所属馬という点。明け3歳の牝馬ということもあり、長距離輸送がない方が精神的なストレスを受けずに人気薄の好走に繋がるということでしょう。

 あとは調教内容での共通点。最終追い切りですが、3頭ともすべて「馬なりで単走」でした。目一杯の調教をやらずに、ソフトな仕上げで精神的なストレスを残さない。これが重要だということでしょう。

 最終的に人気薄になりそうで、最終追い切りが「馬なりで単走」に仕上げてきたのは◎ダイワミストレス。年末には併せ馬できっちり追走先着の併せ馬は行っており、全体的な調教内容の負荷を掛けながら、最終追いがソフトなフェアリー仕上げ。

 調教タイプは過去3年人気薄3頭のうち、2頭と共通する馬ナリ平均ですから、調教内容をトータルで見ても今年の人気薄指名に最適です。

 2011年勝ち馬のダンスファンタジアと同厩舎同調教タイプは○パストフォリア。6日の最終追いは坂路で馬なり単走、人気上位では最も信頼できるでしょう。

 ▲トーセンベニザクラは標準多め併用の調教タイプが2010年勝ち馬と同じ。調教タイプだけなら本命候補ですが、最終追い切りでの豪快なパフォーマンスが裏目に出ることを心配して評価を下げています。

 併せ馬こそあったものの、馬ナリ平均併用で最終馬なり追いの△オメガハートランド

1.ターフデライト
今回:標準多め坂路
前回:標準坂路

2.ラミアプリマベーラ
今回:標準併用
前回:標準坂路主体

3.ニケ
今回:標準少めトラック
前回:標準トラック

4.ダイワミストレス
今回:馬ナリ平均トラック
前回:標準トラック主体

5.マイネエポナ
今回:軽目坂路
前回:軽目坂路

6.メイブリーズ
今回:馬ナリ平均坂路
前回:標準併用

7.アイスフォーリス
今回:標準トラック
前回:標準トラック

8.トーセンベニザクラ
今回:標準多め併用
前回:急仕上げトラック

9.パストフォリア
今回:乗込坂路
前回:乗込坂路

10.フライングバルーン
今回:馬ナリ平均併用
前回:標準少め坂路主体

11.ラシンティランテ
今回:標準多め坂路
前回:標準多め坂路

12.ルネッタアスール
今回:標準少め併用
前回:標準少め坂路

13.オメガハートランド
今回:馬ナリ平均併用
前回:馬ナリ平均併用

14.サルバドールピアス
今回:軽目トラック
前回:軽目トラック

15.シャンボールフィズ
今回:標準多め坂路
前回:標準多め坂路

16.チェリーメドゥーサ
今回:馬ナリ平均トラック
前回:標準トラック主体

 高橋学の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

13

1点 5000円

馬連

8

-

16

1点 1000円

馬連流し

13

相手

8

9

15

16

4通り 各1000円

高橋学の見解

 過去27回から「消える馬」をチェックしてみよう。なお、第8回-24回は1200m戦だった点に注意。

アイスフォーリス……2か月以上の休養馬を除き、前走条件戦6着以下は[0-0-2-34]。

サルバドールピアス……前走G1阪神JF使用馬を除き、前2走とも6着以下は[0-0-0-25]。

ダイワミストレス……当レースが1200mで行われた時期を除き、前2走内に芝のOP・重賞戦で3着内好走歴がない馬で、前走1200m以下の短距離戦使用馬は[0-0-1-26]。

ターフデライト……前走新馬戦で1馬身差未満の辛勝馬は[0-0-0-27]。

■ニケ……前走着外(4着以下)のキャリア3戦以下2か月以上休養馬は[0-0-1-10]。

フライングバルーン……キャリア3戦馬で連対を2度外していた馬は、JRA重賞戦で3着内好走歴があった馬を除き[0-0-8-33]。

マイネエポナ……キャリア3戦以上の馬で、前走芝良・稍重の未勝利戦を使い2馬身差以上の快勝できなかった馬は[0-0-0-18]。

メイブリーズ……2か月以上の休養馬を除き、前2走「未勝利戦→芝の条件戦・OP戦」のローテを取っていた馬で、前走連対を外していた馬は[0-0-1-14]。

ラシンティランテ……2か月以上の休養馬を除き、キャリア3戦以上で芝OP戦1着・重賞戦3着内好走歴がなく、前走芝良馬場で6着以下かつ1秒5以上惨敗馬は[0-0-2-17]。

ラミアプリマベーラ……1馬身差以上の快勝歴がなく、前走芝の条件戦で0秒4以上敗退馬は[0-0-0-19]。

ルネッタアスール……4馬身以上の圧勝歴ない2か月以上休養のキャリア1戦馬は[0-0-0-10]。

■狙い
 ◎はオメガハートランド。3か月以上の休養馬を除き、キャリア3-4戦馬で、1400m以上を含む芝2勝かつ着外(4着以下)なしの馬は[1-2-1-0]。牡馬相手に芝2勝、レコード戦のくるみ賞では直線カットされる不利をこうむりながらの3着だが、カットした相手先着2着のレオアクティブは次走G2京王杯2歳S1着・G1朝日杯FSで3着入線馬。初の中山も資質の高さで押し切る公算大。

 ○は前走案外も中山マイル戦経験の強みでトーセンベニザクラ、▲は大外枠も持ち時計最上位のチェリーメドゥーサ、△はキャリア3戦着外なしのパストフォリア、☆は再度ルメール騎乗のシャンボールフィズ

 三田明太の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
複勝

7

1点 5000円

3連複フォーメーション
1着

7

2着

6

7

8

11

15

相手

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

50通り 各100円

三田明太の見解

 過去の傾向を見ると、テンが速くなりやすいコース形態の影響か、現時点のキャリアでマイル以上の距離で高指数をマークしているタイプに激走が目立つ。今年のメンバーはマイルで高指数をマークしている馬が多いが、よりスタミナ指向を求めてアイスフォーリスを狙いたい。

 デビューから1800m以上の距離を使われている牝馬にしては異色のタイプで、現時点の指数が高くないのは事実。ただし、デビューからの3戦がスローの上がり勝負だったのに対し、前走の葉牡丹賞は不良馬場ながら一貫したペースで、その流れを先行して指数を跳ね上げた点は見逃せない。スロー3戦の指数を見ても、3戦で最もテンが速く、上がりが掛かったレースの指数が高いように、自身の適性は斬れより持久力に振れているのは確か。

 今回が自身初の距離短縮で、しかも初のマイル戦になるが、ここまでの指数動向を見る限り、過去の当レース傾向を加味しても、一貫したラップになりやすい中山マイルで一気に指数を跳ね上げる可能性は高いと読む。

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

13

相手

4

8

9

11

15

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

13

2着

11

相手

4

8

9

15

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

13

2着

9

相手

4

8

11

15

16

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【上位拮抗】牡馬相手に好レースのオメガハートランドが牝馬同士なら重賞でも一枚上と見た。阪神JFは掛かって惨敗のラシンティランテは前々走が強い内容で巻き返し必至。パストフォリアも潜在能力は高い。末脚勝負になればトーセンベニザクラの出番。ダイワミストレスは条件替わりもクリアできる。力互角のチェリーメドゥーサシャンボールフィズは外枠をいかにクリアするかがカギ。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

丹下日出夫の見解

【赤松の意味】4コーナーを向き、直線を向いた時は持ったまま。うん、外一気でトーセンベニザクラで決まるのかと、一瞬身構えた阪神JF。しかし、意に反して残り1Fでガス欠。調教やパドックではそれなりに落ち着いている馬だが、返し馬ではファイターに豹変。関西への輸送や、キツめのローテーションの影響で、何かが燃え尽きていたのかもしれないなぁ。ただ、二走前の赤松賞は、時計に紛れの少ない、能力がダイレクトに時計やラップとなって表れる、東京1600mを1分34秒5。ラスト2F目のラップの精度こそ異なるものの(アパパネのように、正確に10秒台をマークしているわけではない)、上がり33秒2は、あのアパパネ赤松賞とほぼ互角。記録面では、このメンバーでは抜けている。美浦帰厩後は、28日に南Dで68秒3。3日に軽めを一本消化したあと、6日はWで83秒4―67秒6―39秒7―12秒5という、タフな6F追いを敢行。体調も急に復したし、稽古で手綱を握った津村も、感じるところ大。性格や人となりはよく知らんが(笑)、津村は大きい勝負に強い、大胆で追って味のある強気のジョッキーでもある。トーセン◎なら、赤松賞・ハナ差2着のパストフォリアが次位。トーセンのイン強襲にしてやられたが、前回は実質は勝っていたレースだった。母は繊細だったが、この仔は攻め馬に気を遣うことのない比較的のんき者。調整過程もピタリ。単穴はシャンボールフィズ。半姉のアプリコットフィズを超えるべく、早々に関西入りして白菊賞ステップに阪神JFへの図を描いたものの、420キロ台とやっぱり小柄。どこか調教で攻め切れず、レースもやや消極的で消化不良の4着に終わったものの、東京マイルの新馬デビュー戦の走破タイム・ラップの形態は、姉のアプリコットに酷似。鞍上には、新馬快勝のルメールを起用。時計やラップを重視したぶん、三番手評価としたが、上位二頭にとってかわるとすれば、シャンボールのポテンシャル。単勝は押さえておきたい。オメガハートランドは、平坦の新潟とはいえ、デビュー戦で10秒台のラップをマーク。二戦目のくるみ賞も、前がふさがったぶん、3着に取りこぼしたが、脚色は明らかに勝ち馬トウケイヘイロー(朝日杯FS4着)を上回っていた。阪神JF15着で、評価が急降下したが、白菊賞・1分34秒4のラシンティランテの巻き返し。ツボにハマった観はあるが、チェリーメドゥーサひいらぎ賞・1分34秒2。ルネッタアスールの、東京マイル・1分35秒3・上がり34秒3は、前記シャンボールと同レベルだったことも付け加えておく。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

11

相手

1

3

5

9

13

15

16

7通り 各1000円

ワイド流し

11

相手

1

3

5

3通り 各1000円

須田鷹雄の見解

 ◎ラシンティランテを狙う。阪神JF→フェアリーSという馬はとりあえず狙っておいて損はない。

 フェアリーSが1月に移ってからまだ3回しか行われていないが、そのうち2回は阪神JFで2番人気だった馬(6着と9着)が優勝した。1200m時代も、G1から中2週だった94-99年にはこのローテーションをとった馬がかなり安定して好走していた。それだけ、G1のレベルは高く、そこで好走するなり人気になるなりした馬はレベルが違うということなのだろう。

 ラシンティランテは阪神JF3番人気15着なので偉そうなことを言える立場ではないが、いきなり経験のない先行策をとったぶん終いがバタバタになった面もある。本来の差しに戻れば結果も変わってくると考えての本命だ。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

4

9

13

16

12通り 各400円

3連単BOX

4

9

13

16

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

4

相手

1

8

9

11

13

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

4

相手

1

8

9

11

13

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎ダイワミストレスは「ダイワメジャー×ホワイトマズル」という組み合わせ。父ダイワメジャーダンシングブレーヴを持つ繁殖牝馬と相性がよく、このパターンからダローネガオメガホームラントーセンベニザクラなどが出ている。本馬もこのパターン。ヘイロー≒ラメニナ≒ドローン≒ターントゥリーズン3・5×5・4は、父の配合構成の中核であるロイヤルチャージャーとマームードの組み合わせを継続するものであり評価できる。前走はゲート入りを待たされたため、スタート直後に馬が外に逃げ、アブミが外れるという致命的なアクシデントがあった。にもかかわらず、離れた後方から徐々に追い上げ、ラストは大外から伸びて勝ち馬にハナ差まで迫った。血統的にはマイルのほうが合っており、稽古の動きも絶好。すんなり好位を取れれば勝ち負けに持ち込めるだろう。

厳選予想 ウマい馬券