◎
レッドセインツは「
ディープインパクト×セルカーク」という組み合わせ。
母サセッティの半姉ウィノナ(
父アルザオ)は愛
オークス馬。
アルザオは
ディープインパクトの母の父なので、本馬とウィノナは構成要素が似ている。
芝1600?2000mあたりで持ち味が活きそうな好配合馬だ。デビュー2戦目の
新潟2歳Sで3着(1着
マイネイサベル、2着
マイネルラクリマ)と健闘しているように、もともと素質的にはいいものを持っていたが、牡馬にしては馬体重が420キロ程度で、体力不足を感じさせるレースぶりが目についた。
しかし、3か月ぶりの前走は馬体重が20キロ増えて446キロ。ようやく馬体に実が入ってきたようで、この中間は馬体重を減らすことなく順当に良化している。木曜日の坂路では時計のかかる馬場状態ながら51秒7をマークして絶好調ぶりをアピールした。明らかに馬が変わってきている。京都芝1800mは
ディープインパクト産駒の最も得意とする条件のひとつ。まず連を外すことはないだろう。