【あの天皇賞】
ダークシャドウは、前代未聞の1分56秒1の大レコードで決着をみた、あの天皇賞を0秒1差の2着。骨のきしむ底力勝負に、最後は苦し紛れに尾を振り、
トーセンジョーダンに屈しはしたが、スタート後の3-4Fにかけ、10秒台のラップも並ぶ、心臓破りの乱ペースを、勝ちに出ての2着は出色。レコード決着の激闘を慮り、JCを
スキップして短期放牧もナイスチョイス。関西遠征も、本格化した今なら減点材料にはならない。
ヒルノダムールは、
大阪杯でダークを封印。1分57秒8のレコードに、同馬の実力が凝縮。ただ、
有馬記念時より確実に体調は上向きとはいえ、首差しのあたりが、まだモサモサしている。
ウインバリアシオンも、目標は春の天皇賞。
トーセンラー、
トレイルブレイザーに、隙を突かれる可能性も。