【速攻】今夏の北海道シリーズから、スプリント戦に転じて、ニシノビークイックは2連勝。洋芝だけに、時計は目立たないが、羊が丘の1分8秒6で、現級レベルに到達。中央場所に戻った阪神の道頓堀Sでも、狭いインをこじ開け、上がり33秒5で2着。もう本物だろう。対抗はニンジャ。道頓堀Sは、ニシノに0秒5と後れをとったが、ただきれいに外を回ってくるだけで、勝ち負けに持ち込もうとする意欲が欠けていたようにも映った。鞍上はデムーロ。二走前の小倉・1分7秒4は、人気のアースソニックの北九州短距離S、アイラブリリの西部日刊スポーツ杯とは五分だ。

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【伏兵注意】ニシノビークイックの前走は昇級初戦だったが、メンバー最速の末脚で連を確保。以前よりも体質がしっかりして、切れ味に磨きがかかってきた。クラス2走目でVのチャンス。オールブランニューの前走はGIII(10着)で度外視。自己条件に戻れば決め手上位だ。ダノンフェアリーの前走はトップハンデが影響したか。現級勝ちの実績があり、定量戦で見直したい。アースソニックは昇級戦の前走でメドが立った。サクラアドニス、ニンジャ、ボストンエンペラーを押さえる。