【強靭な逃げ】函館9Rの定山渓特別の項でも述べたが、ウインアルザスの前走2分0秒2は、3回京都の古馬500万戦二鞍を、0秒8・1秒2超。京都新聞杯を、0秒4差の4着に粘りえたのも納得だ。古馬混合の1000万でも、一連の時計レベルを思えば即通用。54キロも恵まれた。テイエムダイパワーも、福寿草を2分1秒5。この時点で、将来のOP近くが見えている。しかし、本命馬との兼ね合いがやっかい。スタミナも、アザレア賞2着のウインに譲る。両者が激しいつばぜり合いを演じるようなら、マイネルアイザック、アドマイヤバラード、ヤマイチパートナー以下に漁夫の利。

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【波乱含み】混戦だが、長距離で安定しているアドマイヤバラードを中心に取る。ウインアルザスは休み明けも主導権が取れれば粘り込み十分。エアポートメサは善戦続きで仕掛けが決まれば首位争いが可能だろう。現級勝ちがあるマイネルアイザックにも要警戒。アクアブルーフライは長休明けだが力量的に善戦以上が期待できる。穴は長距離が合うパッシフローラ。