今年の
キーンランドCは、代替函館開催、しかも17年ぶりのCコース使用となるが、過去7回から、■消える馬(連対圏外の馬)をチェックしてみよう。
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カディーシャ…右回りの芝1勝以下かつ連対3回以下は[0-0-0-10]。
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ケイアイアストン…前走芝1200m良・稍重、6人気以下で6着以下かつ0秒6以上敗退馬は[0-0-0-16]。
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サンカルロ…斤量が前走比2キロ以上増加は[0-0-0-9]。H22年、前年のGI
スプリンターズS勝ち馬
ローレルゲレイロが斤量2キロ増加の59キロで出走し3人気に支持されたが、「59キロではスピードで勝てない」(鞍上藤田J)と8着。5歳以降に重賞3勝の
サンカルロだが、もう7歳、2キロ増の59キロはやはり厳しい。
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シュプリームギフト…前走OP以下の芝良・稍重で0秒4以上敗退は[0-0-0-17]。前走苦手の緩い馬場(前日まで稍重)とはいえ0秒7差は負け過ぎ。函館ス
プリントSではゴール前の鋭さが際立っていたが、2着は血統か。ディープ産駒は重賞40勝を挙げているが、芝1200-1400m重賞は[0-4-3-19]と未勝利だ。
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シーギリヤガール…芝3勝以下かつ芝連対5回以下は、前走芝の重賞戦連対の好走馬を除き[0-0-0-14]。
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ストークアンドレイ…1400m以下の短距離戦2勝以下かつ連対3回以下は、前走重賞戦0秒2差内の好走馬を除き[0-0-0-16]。
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パドトロワ…前走GI以外の1400m以下芝で1秒以上惨敗は[0-0-1-16]。
夏のス
プリントGIII戦、函館SS(過去20回)・
アイビスSD(過去13回)・
CBC賞(6月開催に変更のH18年以降)・
北九州記念(距離が1800mから1200mに短縮のH18年以降)の4レースをみると、前走GIII以下の1200m以下芝良・稍重で10着以下かつ1秒以上惨敗馬は[1-0-2-62]。勝ったのは、H22年の
北九州記念でハンデ52キロの軽量だった
メリッサだけ。
ただ、巻き返しがあるとすれば、温泉療養効果か。今年
アンコイルドが温泉療養後に
函館記念2着と一変好走しているように、パドも週3回の温泉を浴びてのリフレッシュ注。
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ビラゴーティアラ…1200mを10回以上走って連対率が3割未満は[0-0-0-15]。ビラゴーの1200mは[2-1-1-10]、連対率.214。
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プリンセスメモリー…6歳以上で芝20戦以上4勝以下は[0-0-0-14]。
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マスイデア…前走非重賞戦使用馬のうち、芝4勝以下かつ芝連対率が3割未満の馬は[0-0-0-8]。
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レジェトウショウ…前走芝良・稍重のGIII戦着外(4着以下)・OP以下戦掲示板外(6着以下)の7歳以上高齢馬は[0-0-0-13]。
□距離実績
キャリア10戦以上の6歳以下馬で、1200mを5回以上走って2勝以上かつ連対率5割以上の馬は[4-3-4-18]。
このうち、
(1)着外…4着以下の着外が4回以上ある馬は×
(2)斤量…斤量が前走比増加馬や58キロ以上馬は×
(3)敗退…前2走内にGIII以下芝で6着以下がある馬や前走条件戦Vもレコ勝ち除き着差が0秒2以下は×
(4)体重…当日10キロ以上の増加馬は×
(5)休養…前3走内にOP以上の1200m-1400m芝で連対がない2カ月以上休養馬は×
以上のマイナス5項目をクリアしていた馬は[4-3-0-0]。
◎
フォーエバーマーク、1200m戦は[3-1-2-2]、連対率5割。