【パステルは福島色】
レオパステルの勝ち鞍および連対実績は、ローカルコースに集中。特に福島1200mは5戦3勝・2着1回と、適性の色合いがより鮮明となる。前走は1000直競馬のスペシャリストに2着と遅れをとったものの、55キロを背負って2着は確保。時計対応にも幅のある、現級2着2回の実力馬だ。体重の増減が大きいため、調教のさじ加減がデリケートとなるが中間坂路で2本やれれば合格点。蛯名とのコンビで2着1回。仕掛けどころは心得ている。逆転があれば
プリンセスメモリー。
サンライズS2着・
奥多摩S2着の現級実績はもちろん。オープン特別のラピスラズリSを2着した実力派。前回はスローに泣き14着に沈んだものの、最速の上がりはマークしている。重はオニ、馬場がしぶれば連対確率も一割増し。割って入れば3歳馬
シーブリーズライフ。
クロッカスSを1分21秒7・上がり33秒6でオープン特別勝ちのある、
桜花賞路線を歩んできた好素材。2歳早期に中山1200mを1分8秒3・2着したスピードは、ここでも通用。高速決着では分が悪いが、
サカジロロイヤルは、水無月S2着時のような少し時計のかかる良馬場なら粘り込める。
ヤマニンパピオネは福島1200mの新馬をレコード勝ちした快速馬。ローカル競馬なら芝・ダートを問わない。水無月4着の
マッキーコバルトも、休み明けを叩いた上積みを期待していい。