11R

愛知杯

15:35発走 / 芝2000m (左 A) / 天候:晴 / 馬場:良
4回 中京 5日目 サラ系3歳以上 オープン       (国際) 牝(特指) ハンデ 18頭
本賞金:3500,1400,880,530,350万円
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 井内利彰の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

4

1点 4000円

馬連流し

4

相手

3

11

13

17

4通り 各900円

3連単1着流し
1着

4

相手

3

11

13

17

12通り 各200円

井内利彰の見解

 1000mの通過が1分4秒5の超スローペースで流れた、昨年の愛知杯。その結果、逃げたエーシンメンフィスが1着、2番手で進めたサンシャインが2着でした。ちなみに、1着から3着の調教タイプは、

1着 一杯平均坂路主体
2着 標準坂路
3着 標準多め坂路主体

 となっており、すべて坂路重視の調教タイプ。中京芝2000mは基本的に坂路調教馬に適性が高い条件となっており、それに関しては、拙著「調教欄の取扱説明書」の巻末短評にも記しています。ちなみに昨年の私の◎は標準坂路のアスカトップレディ。10着でしたが、メンバー最速の推定上がりを使っているので、ペースを読み違えなければというレースでした。

 ◎アロマティコ。調教タイプは標準坂路で、昨年の◎同様、メンバー最速の推定上がりは使えるでしょう。問題はそれで差し届くかどうかという点。今年は昨年と違って、セキショウをはじめとした、確固たる逃げ馬が存在します。よって、1000mの通過が1分4秒なんてことはないでしょう。ならば、標準坂路の差しが届きます。

 アロマティコは主観的に見ても、冬毛が出ておらず、毛艶ピカピカ。13日の調教後、洗い場で馬を見た時にも輝いていました。「エリザベスの時よりもいいかも知れません」とは担当する野口陽介調教助手。状態に関しても文句ないと思います。

1.アカンサス
今回:標準少め併用
前回:標準併用

2.トーセンソレイユ
今回:標準併用
前回:標準併用

3.リラコサージュ
今回:標準併用
前回:標準多め併用

4.アロマティコ
今回:標準坂路
前回:標準坂路主体

5.フーラブライド
今回:標準併用
前回:標準多め併用

6.オールザットジャズ
今回:標準多め坂路
前回:標準多め坂路主体

7.ノーブルジュピタ
今回:馬ナリ平均トラック
前回:馬ナリ平均トラック

8.スピードリッパー
今回:馬ナリ平均坂路
前回:軽目トラック

9.マイネイサベル
今回:標準トラック
前回:標準トラック

10.ゴールデンナンバー
今回:馬ナリ平均トラック
前回:馬ナリ平均併用

11.シャトーブランシュ
今回:標準坂路主体
前回:軽目坂路

12.マコトブリジャール
今回:標準少め坂路
前回:標準多め坂路

13.スマートレイアー
今回:標準坂路
前回:標準多め併用

14.ウエスタンレベッカ
今回:馬ナリ平均トラック
前回:標準少めトラック

15.セキショウ
今回:軽目トラック
前回:軽目トラック

16.コスモネモシン
今回:乗込坂路
前回:馬ナリ平均坂路

17.コウエイオトメ
今回:標準多め坂路
前回:標準坂路

18.キャトルフィーユ
今回:標準多め併用
前回:標準多め併用

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

丹下日出夫の見解

【スマートに決める】秋華賞は、まさかの出遅れ。一瞬、目を瞑ってしまったスマートレイアー。最内の1番枠とあれば、これはもう最後方に構えるしかない。コースロスのないよう、腹をくくってなるたけ内目を追走し、無駄な脚を使うのを避けたのは、さすが武豊。ただ、1000m通過は58秒9のミドルペースでなんとか流れてはくれたが、そうはいってもやっぱり内回りの京都2000m。直線入り口では大外に進路をとるほかなく、2着突入で2番人気の役目だけは果たすのが精いっぱい。

しかし、上がり34秒0はメンバー中2位。競馬にタラレバはつきものだが、メイショウマンボを差し切ったかはともかく、まともだったらもっと楽に2着は確保できていたように思う。なんて、ひも解けば、デビュー戦の1分35秒3は、同日の桜花賞と0秒3差。その一戦をもってして、武豊にGIを意識させた逸材。次走の東京戦、上がり32秒8・推定11秒0-10秒7-11秒1という仰天のラップにもポテンシャルが集約。3勝目の夕月特別も、1000m通過が58秒0-マイル通過・1分32秒6という、澱みのない平均ラップの上に立っての1分44秒8。重賞の中でもGIに近い、記録面での根拠も十分整っている。

軽い捻挫でエリザベス女王杯は自重したが、秋華賞の出遅れは、使い込んだためのテンションの高さも一因。いい意味でリフレッシュできたのではないか。6ハロンのコース追いを交え、二週にわたって坂路でビシビシ。55キロは、調教師のコメントにもあるように、確かに見込まれすぎだが、前回55キロで連対を果たしている。エリザベス女王杯3着馬アロマティコとの追い比べが本線。平坦の新潟とはいえ、佐渡Sでは、持ったままで上がり33秒4を計時。牝馬限定のGIIIなら、普通に勝ち負け圏内に来ている。ただ、坂のあるコースに勝ち鞍がないのはネック。

間隙を突いて、ゴールデンナンバーがゴール前台頭。府中牝馬S7着のアロマティコが、エリザベスで3着なら、32秒0の最速の上がりをマークした同馬にも、一角崩しの権利あり。

格なら、中山牝馬S府中牝馬S2勝のマイネイザベルだろうが、57キロでは追い比べに不安。逆に秋華賞3着のリラコサージュは、52キロと恵まれた。コスモネモシンは、府中牝馬Sで見せ場。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

4

6

11

13

12通り 各400円

3連単BOX

4

6

11

13

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

攻めの予想 netkeibaローカル本紙の予想

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netkeibaローカル本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

13

相手

4

9

10

11

18

10通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

13

2着

4

相手

9

10

11

18

24通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

13

2着

10

相手

4

9

11

18

24通り 各100円

netkeibaローカル本紙の見解

【上位拮抗】スマートレイアー秋華賞の内容が優秀で古馬重賞でも通用と判断。アロマティコは差し脚堅実で引き続き首位争いが期待できる。ゴールデンナンバーは差し脚非凡で一発に警戒。キャトルフィーユはハンデ有利で流れ込む可能性が考えられる。マイネイサベルは前走大敗もこの条件なら巻き返しが十分。シャトーブランシュも差し脚堅実で上位食い込みにマークしておく。

 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

5

相手

3

4

10

13

14

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

5

相手

3

4

10

13

14

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎フーラブライドは「ゴールドアリュール×メジロマックイーン」という組み合わせ。母方にマルゼンスキーを持つゴールドアリュール産駒にはタケミカヅチトウカイパラダイストップカミングなどがおり成功している。デビュー4戦目からダートを使われてきたが、2走前から芝に転じると2連勝。前走の1000万下(芝2400m)はメンバー中唯一の牝馬ながら長くいい脚を使って牡馬をねじふせた。今回はG1で好走している強いメンバーが相手だが、50kgなら勝ち負けに持ち込んでも不思議はない。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

 芝2000mの牝馬重賞で、時期的にエリザベス女王杯の敗者復活戦という位置づけになります。当然、エリザベス女王杯で上位した馬が人気することになりますが、実績馬に厳しいハンデ戦なのでなかなか一筋縄では収まりません。

 昨年は追い込み馬のピクシープリンセスが1番人気になりましたが、超がつくようなスローペースで末脚が不発、レースは「行った行った」の決着で馬連万馬券の大穴になりました。消耗の激しい牝馬戦ということもあり、G1から転戦してくる馬は疲労度の見極めが重要です。軽量馬にも通用の余地は充分あるので、フレッシュな昇級組にも注目が必要です。

 ゴールデンナンバーは前走で準オープンを勝ったばかりですが、二走前の府中牝馬Sで6着したときの上がり3Fのタイムはメンバー中最速でした。決め脚はオープンに入っても上位のものがありますから、直線が長い中京コースでハンデ戦ならば重賞制覇のチャンスは充分です。大事に使われて今秋3走目とフレッシュな状態ですし、このコースに勝ち鞍があるのも強調材料。

 アロマティコマーメイドSエリザベス女王杯で3着。展開に左右される面はあるものの安定した末脚の持ち主で、悲願の重賞制覇を目指します。スマートレイアーは遅れてきた素質馬で、4月のデビューから5戦3勝、秋華賞でも2着に食い込みました。エリザベス女王杯スキップしたことでフレッシュな状態をキープしていて、まだまだ上積みを見込めそう。

 サンシャインは昨年のこのレースの2着馬。間隔が開いているので仕上がりが鍵になりますが、小回りの芝2000mは最適条件です。コスモネモシンは牡馬相手の新潟記念の勝ち馬。ペース次第では前でも競馬できる自在性が持ち味で、一発の魅力は充分。ウエスタンレベッカは前走で1000万下を勝ったばかりですが、相手なりに競馬ができる馬ですし、中京にも連対実績があるので侮れない存在です。コウエイオトメは牡馬相手に準オープンを競り勝った実力馬。勝ち味の遅さはありますが、展開次第では馬券圏内突入の可能性も。

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

厳選予想 ウマい馬券