ハンデ戦から別定戦に変更されたH6年以降の19年間から、■消える馬をチェック。
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カポーティスター…斤量が前走比2キロ以上増加馬は、前4走内(前1年以内に限る)に芝のGI戦5着内好走がある馬や、芝6勝以上かつ芝の連対率が5割以上ある実績馬を除き[0-0-2-40]
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ジャスタウェイ…芝3勝以下かつ芝の連対率が5割未満の馬は、前走GI・GII戦3着内かつ0秒4差内、GIII戦連対かつ0秒2差内、OP戦1着馬を除き[0-0-1-42]。また、前走芝良・稍重のGIII以下戦、斤量58キロ以下で連対を外していた馬は[0-0-1-36]
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ジャミール…前2走内にGIII以下芝、斤量58キロ未満で5着以下かつ0秒5以上敗退がある馬は、前3走内にGI・GII戦で連対歴がある馬を除き[0-0-0-53]
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ジョワドヴィーヴル…前4走内に牡馬相手の重賞戦で連対ない牝馬[0-0-0-13]。H7年
チョウカイキャロル・H20年
ウオッカ・H21年
カワカミプリンセスがいずれも2番人気支持で着外に去っている。
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トーセンラー…前4走ともGII以下戦を使用し1着がない馬は[0-0-3-36]
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ビートブラック…前3走とも芝のレース良・稍重で着外(4着以下)かつ0秒6以上敗退は[0-0-4-17]。また、前2走内にGI・GII戦で5着内の好走がない斤量58キロ以上の6歳以上馬は[0-0-2-9]
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ヤマニンファラオ…芝を5回以上走って2勝以下の4歳馬は、前走GI・GII戦連対馬を除き[0-0-0-16]。また、
ダイワメジャー産駒で2200m以上のOP・重賞戦成績は[0-0-0-9]
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リッツィースター…前2走内に10番人気以下の低評価で10着以下の大敗があった馬は[0-0-3-35]
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ショウナンマイティ…前走3000m未満のGI戦3着内またはGII戦連対の好調実績馬は[8-3-6-11]。このうち、以下のマイナス3項目をクリアしていた馬は[8-3-2-0]
(a)前々走非重賞戦敗退、GIII戦で連対外は×
(b)前々走GI・GII戦で着順掲示板を外す6着以下があった斤量57キロ以上は×
(c)斤量60キロ以上の酷量馬や前走GII以下戦から斤量4キロ以上増加馬は×
ショウナンマイティの課題は周知のように久々だけだ。休養明けのレースは、2か月半1着・3か月半1着・2か月2着があり鉄砲は利くタイプだが、今回は半年以上の長期休養明けをどうとらえるか。この時期のGII戦で、「前走GI戦好走から半年以上ぶりの出走」例はほとんど見当たらず、S59年のAJC杯
ホリスキー4番人気2着(天皇賞春2着以来8か月半ぶり)とH18年のGII
日経新春杯インティライミ1番人気3着(ダービー2着以来7カ月半ぶり)がある程度だ。
昨年は目標の
安田記念で次点除外をくったが、かえってそれが功を奏し中距離戦での活躍につながっている。今回、先を見据えるといっても、3月を待ってGII
阪神大賞典や
大阪杯を
ステップにすると、強敵GI馬オルフェやゴールドと対戦することとなり、そこでの勝ち負けはいささか厳しい状況と言わざるを得ず、それを考慮するとここ
京都記念は必勝態勢。追い切りラスト1F、宝塚時は馬なり12秒1が今回は道悪12秒4、かえってオーバーワークにならずキッチリ仕上がっていると見るべきだろう。