【乾燥注意報】12月の乾燥ダートなら、ヒルノマドリードが一変。前走は重め残りに加え、脚抜きのいいやや重。高速決着に対応できず、ハナさえ叩けなかったが、函館シリーズで2連勝。駒場特別の1分44秒0は、オープンのマリーンSと0秒6差(勝ち馬はブライトライン)。準OP仕様の時計的下地はもっている。

マイネルクロップも、3歳2月の京都1800ダートで早々に2勝。1分52秒3は(後続に0秒7差)、同日の古馬1000万を0秒1超という優秀さ。伏竜S・昇竜S等の、3歳ダートシーンの頂上決戦に遅れはとったものの、現級対応はすでに見えている。ただ、デムーロ苦心の騎乗でも前走はハナ差の勝利。

ひとクラス上がると、スズカルーセントの出し抜け。コルージャの外強襲も頭に入れておきたい。

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【混戦】アサクサショパンはここに来て力を付けている。このクラスでも末脚はヒケを取らない。スズカルーセントの前走はいつもと違う形で戸惑ったか。前々の競馬で巻き返しを図る。ハリケーンは大型馬の叩き3走目で前進を図る。ヒルノマドリードはリズムよく運べれば一変も。コルージャ、ピンウィール、マイネルクロップを押さえる。