11R

札幌記念

15:25発走 / 芝2000m (右 C) / 天候:晴 / 馬場:良
2回 札幌 2日目 サラ系3歳以上 オープン       (国際)(特指) 定量 14頭
本賞金:6500,2600,1600,980,650万円
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  • IPAT連携

 望田潤の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単

8

10

1点 1000円

馬単1着流し
1着

8

相手

1

5

6

3通り 各3000円

望田潤の見解

 ゴールドシップ宝塚記念で毎年ベストパフォーマンスを叩き出すのは、2角までの長いホームストレッチを利して好位に取りつけるからというのがまず大きく、これが札幌2000mだと漸くスピードに乗りはじめたところで2角に差しかかるのでおそらくポジションは中団以降だろう。

 しかもトウケイヘイローは四位だとユタカほど後続に脚を使わせるようなラップで逃げるかどうかが微妙で、シンガポールのように大事に運ぶと馬群はあまりバラけないだろうから、小脚を使えないゴルシは有馬記念のように外を回って追い込むしか手がない。

 それでまとめて差し切れるかとなると、宝塚ほど馬場が悪くないし宝塚ほど消耗戦にもならないだろうから、ちょっと苦しいのではないかという見立てでいきたい。

 ハープスターは脚質的に小回りがどうかというイメージがあるが、かなりのピッチ走法だから父ディープインパクトがそうだったように、小回りの3?4角を凄い加速で捲り上げていくような競馬もできそうなイメージはある。

 外を回るのは不利には違いないが、フミノイマージンファインモーションブエナビスタレッドディザイアはそんな競馬で勝ち負けしてきたわけだし、これらと比較して格で見劣るとは思えない。

 ホエールキャプチャは最近は母系のスタミナがますます発現してきて図太いオバチャンになっているから、今なら中距離で先行したほうが味があるような気がする。

 山崎エリカの予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

1

相手

2

5

8

10

4通り 各1500円

馬連流し

1

相手

6

11

2通り 各500円

3連複軸1頭流し

1

相手

2

5

6

8

10

11

15通り 各200円

山崎エリカの見解

 夏の最大レース札幌記念。かつては秋の天皇賞へ向けてのステップレースでしたが、今年はゴールドシップハープスターの出走により、凱旋門賞へ向けてのステップレースの意味合いが強くなりました。確かに、仏国で長期間調整するよりも、札幌記念から始動して、休養明け3戦目で本番・凱旋門賞を狙うというのは、競走馬の体調をなるべくピークに持っていくにはベストです。これまでの日本はまずは向こうの環境に慣れて…など、背水の陣を引いて凱旋門賞へ挑んでいましたが、2年連続の凱旋門賞ショックがそうさせたのか(?)、やっと自然な形で凱旋門賞に挑めるようになりました。

 しかし、凱旋門賞とは札幌記念は舞台が異なります。また、ゴールドシップハープスター凱旋門賞へ向けてのあくまで叩き台。前記2頭の実力は認めますが、思わぬ凡退があっても驚けません。現在の札幌競馬場の芝コースは良好で基本は前と内が有利な状態。外を回って一気というのは難しいコンディションです。またこれだけ豪華なメンバーで行なわれる札幌記念ですから、勝ち馬になるためにはある程度の格も必要でしょう。

 そこで今回の◎はかつての皐月賞ロゴタイプにします。今回は1番枠を引き、先行脚質。そしてドバイでは能力を出し切れなかったために、休養明けで元気が有り余っている状態でしょう。長期休養明けで挑んだ前々走の中山記念でも厳しい流れを先行して3着に粘ったように、ここでも見劣りしない能力があります。人気2頭の目標が先ならば、この一番は勝利したいところです。

 ○は今春の大阪杯では強い内容で2着したようにG2でも十分に通用する実力馬トウカイパラダイス。前走の函館記念ではグランデッツァと2頭でスタートから飛ばし、結果的にオーバーペースとなってしまい共倒れとなりました。しかし、あのようなレースをすると競走馬は心肺機能が劇的に鍛え上げられることがあります。今回は人気もなく好位から抜け出す競馬が狙えます。一発あって不思議ありません。

 ▲は今年の東京新聞杯では休養明けながら牡馬相手に斤量57kgを背負って堂々の勝利を決めたホエールキャプチャ。その後2走は東京新聞杯を休養明けで激走するというハイパフォーマンスの疲れが多少残ってしまったようで凡退していますが、そろそろ疲れも抜けてくる頃合いです。まともに走れば十分通用する実績馬です。

 古澤秀和の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

3

1点 3000円

複勝

3

1点 7000円

古澤秀和の見解

【パドック速報対象レース】
当レースはパドック速報対象レースです。レース発走20分前に最終結論(印・買い目・見解)を公開します。パドックの気配で前予想と最終結論が変わる可能性がありますので、予めご了承ください。

3番:デキ良いし、枠、展開も向きそう。一発を期待。
5番:ボリューム感満点の馬体。コースだけ。
8番:グンと良くなっている。短い直線だけ。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

8

相手

1

5

6

7

10

11

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

6

相手

1

5

7

10

11

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

5

相手

1

6

7

10

11

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【ゆとりがある】牝馬クラシック二冠は逃したが、ハープスターは、桜花賞を1分33秒3・上がり32秒9で一閃した当代きっての切れ者。古馬相手のGIIでも時計的根拠は堅固だ。オークス後は北海道のノーザンファームに短期放牧して疲れを取り、8月3日から調教時計をマーク。長め6ハロン追いを3本、最終追い切りは芝コースで1ハロン・11秒1の切れ味を披露。滞在効果もあるのだろう、ハミをとって首を伸ばす姿や四肢のフォームもすこぶる伸びやか。

桜花賞オークスも、直線勝負を決めごととしていたが、今の精神状態なら馬任せである程度のポジションをとれたチューリップ賞と同じような競馬もできるし、それがなくば札幌記念凱旋門賞もない。

当面の目標はトウケイヘイロー。海外遠征では勝ち負けの結果こそ残せなかったものの、常に自分の競馬は作れている。昨年は函館記念札幌記念を連勝、GIIの定量戦ならいつでも好勝負。

問題はゴールドシップの扱い。8月6日に栗東坂路・53秒9で、ある程度体を造り、13日に函館Wでサラリ。目元と目つきは、宝塚記念同様涼やか。メンタル部分においては、たぶん問題はない。しかし引き込み線からスタートする宝塚記念と違って、札幌は1コーナーまでが短い。阪神の2200mのように、スンナリ好位に取りつくには、コース形態的に不安な部分のほうが大きく、連対実績こそあるものの札幌では戦法が定まっていない。

惑星はロゴタイプ皐月賞・1分58秒0というレコードは、能力の証であると同時に大きな反動ももたらしたが、体調さえ整えばいつでも中距離GIを望める逸材。村田騎手は、今回は思い切った先行策をとってもいい。

力で函館記念をもぎとってきたラブイズブーシェエアソミュールには好位で立ち回れる利点がある。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

1

相手

2

3

5

6

8

11

6通り 各1000円

3連複軸2頭流し
軸1

5

軸2

1

相手

2

3

6

11

4通り 各1000円

須田鷹雄の見解

 実力と実績では○ゴールドシップが抜けているし、注ハープスターも古牡馬に通用する可能性を持った馬ではある。しかし、ハープスターについては脚質が極端すぎるし、これまでと同じ競馬をするとしたら札幌ではさすがに不安視せざるをえない。

 ゴールドシップ宝塚記念のような競馬ができれば大楽勝だろうが、この馬はいきなり走らないこともあるし、スタート直後の反応が悪いこともある。この馬も後ろに構えるようなことになると、逃げ・先行馬の粘り込みから穴が出る可能性が高まってくる。

 穴は前から、という鉄則に沿うと☆トウケイヘイローになるが、同馬もある程度人気になる立場だし、近走内容がいまひとつ。ならば最内枠を引いて腹をくくらざるをえない◎ロゴタイプの復活に期待してみたい。こちらは復調気配を感じさせるし、そもそも今回と同じ距離のGI馬だ。来るとしたら平均ペースの好位に構えた場合だと思うので、そのときは○と一緒に馬券に絡む可能性が高く、◎○からの3連複・3連単も組みやすい。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

予想印
5ゴールドシップ(1人気)
1ロゴタイプ(4人気)
6トウケイヘイロー(3人気)
7エアソミュール(5人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

1

5

6

7

12通り 各400円

3連単BOX

1

5

6

7

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

攻めの予想 netkeibaローカル本紙の予想

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netkeibaローカル本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

8

相手

1

5

6

7

11

10通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

5

相手

1

6

7

11

24通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

11

相手

1

5

6

7

24通り 各100円

netkeibaローカル本紙の見解

【伏兵注意】実力馬多数だが混戦模様。斤量と決め手を重視してハープスターを中心に取る。ゴールドシップは力量上位で流れひとつで勝機あり。ラブイズブーシェは再度のまくり脚披露なら首位争いに加わりそう。エアソミュールも差し脚堅実で連下にマークが必要だ。ロゴタイプは休み明けだが地力互角で穴に一考。トウケイヘイローは馬場渋化なら粘り込む可能性が考えられる。

 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

5

相手

1

6

7

8

11

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

5

相手

1

6

7

8

11

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎ゴールドシップは「ステイゴールド×メジロマックイーン」。これはオルフェーヴル(三冠、有馬記念宝塚記念)、ドリームジャーニー(有馬記念宝塚記念、朝日杯フューチュリティS)と同じ組み合わせのニックス。小回りコースや内回りコース、時計を要するレースに向いており、とくに上がりの掛かる消耗戦には滅法強い。

 連覇した宝塚記念はこの条件に当てはまるゴールドシップ向きのレースだった。札幌芝2000mは洋芝の小回りコース。阪神芝2200mとほとんど同じ条件だ。GIを5勝した名馬の最も得意とする条件となれば凡走は考えづらい。トウケイヘイローが引っ張るのでスローの上がり勝負にはなりそうもなく、中団追走から勝負どころで進出し、力の競馬で押し切るだろう。

 奥田隆一郎の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連単フォーメーション
1着

3

5

11

2着

1

2

3

5

6

8

11

相手

1

2

3

5

6

8

11

90通り 各100円

奥田隆一郎の見解

本命馬の見解:◎タマモベストプレイは、距離1800mの重賞(きさらぎ賞)を勝利したように本来は中距離馬だが、ダービー以降に長距離中心で出走したため勝ち星から遠ざかっている。前走のエプソムCは先行して4着に好走、小回りコースの今回は内枠からの先行策で粘り込みを期待する。2戦連続で中距離戦に使うのは久しぶりなので、適距離に出走しての大駆けを警戒する。

穴馬の見解:▲ラブイズブーシェは、前走にて直結コース函館芝2000mの函館記念(G3)を制した。昨年の夏に函館芝コースで北斗特別(1000万下)と五稜郭S(1600万下)を連勝したように、洋芝となる北海道の開催を得意にしている。距離2000mは5勝9連対の好成績をあげている。今回は得意な競馬場の適距離となるため、好勝負になる。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 1着賞金6500万円、真夏のグランプリ札幌記念。夏競馬で唯一のG2戦、それも定量重量戦ということで、G1馬を競馬場で見ることができる夏のローカルでは貴重な一戦です。スターホースの登場で毎年盛り上がりを見せますが、他に選択肢がないのでしかたなくここに出てくる人気馬も少なからずいて、思わぬジャイアントキリングがしばしば発生するレースでもあります。

1.ダービー馬殺しの札幌2000

 直線が短いコースで、芝の状態の良い開催前半。基本的には前で勝負する馬に分があるレースです。じっくり構えて差して来るようなタイプは全般的に不振で、かつてはジャングルポケットブエナビスタなど、東京2400の大レース勝ち馬ですら苦杯を舐めたこともありました。勝ち切るのに必須なのは、スピードレースへの対応力。その裏付けとしては、1600から1800の短めのレースでの実績を参照すべきでしょう。

2.先行力のある大型馬に要注意

 パワーを要する洋芝で、なおかつ惰性で押し込めるコース形態。しばしば穴が発生するのは、すんなり進んだ大型馬が止まらない…、というケースで、アクシオンフサイチパンドラコイントスなどがこのパターンです。脚質に関わらず大型馬の活躍が目立つので、馬体重が500キロを超えるような馬がいたらマークを外せません。

3.函館記念組は不振

 北海道エリアのサマー2000シリーズとしては、函館記念に続く第二戦ですから、例年出走馬の多くを函館記念からの直行馬が占めます。しかしながら、札幌記念が函館で行われた昨年を例外とすれば、函館記念組は軒並み不振です。連対馬のステップとして最多を占めるのは宝塚記念。G3では、函館記念よりも中京記念クイーンSなどのスピードレースからの臨戦が成功しやすいという傾向が出ています。

 G1馬が4頭という豪華メンバーですが、スピード値を重視して、本命にはトウケイヘイローを推します。香港カップで2着など、芝2000路線の世界サーキットですっかり常連になっています。この馬に合ったG1が国内にないのでタイトルには恵まれていませんが、能力的にはここに入っても上位の存在です。昨年の札幌記念は函館競馬場での勝利でしたが、洋芝適性は抜群と言えるレベル。気性面で乗り難しさはあるものの、四位騎手も二回目の騎乗ですから結果を出したいところでしょう。

 川島康孝の予想

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予想印
6トウケイヘイロー(3人気)
5ゴールドシップ(1人気)
8ハープスター(2人気)
1ロゴタイプ(4人気)
10ホエールキャプチャ(7人気)
12ルルーシュ(10人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

6

相手

1

5

8

10

12

10通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

5

相手

1

8

10

12

24通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

8

相手

1

5

10

12

24通り 各100円

川島康孝の見解

今年はいつになく豪華な顔ぶれ。馬券以外のレース的興味も十分。各陣営にとっても、今後を占う重要な一戦だろう。

トウケイヘイローに期待した。昨年の札幌記念は函館競馬場での代替開催。そこで6馬身差の圧勝劇。まさに役者が違うといった内容だった。あれから1年勝ち鞍こそないが、海外遠征を含め充実した内容。札幌競馬場とはいえ、同じ洋芝は洋芝。スッとハナを切れそうなメンバー構成。昨年の再現が可能だ。

ゴールドシップ宝塚記念は本当に強かった。少し上がりを要す舞台なら、現役馬の中では、向かうところ敵無し。ただ、今回は少し速い時計の出ている馬場。相手本線という形にした。

ハープスターも強い。ただ、いい意味で切れすぎる脚を持っている馬。この舞台の適性が微妙。単穴評価とした。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

5

相手

1

6

7

8

11

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

5

2着

11

相手

1

6

7

8

14

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

5

2着

8

相手

1

6

7

11

14

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

札幌記念はコース指数は度外視。5走平均指数でソートをし直し、上位を中心に距離指数上位組を入れ込んでいくのがいい。前走指数113も断トツ、さらに5走平均でもトップの◎ゴールドシップが堂々の馬券軸となる。2番手も同じ理由で○ラブイズブーシェ。自信の2頭である。指数的な裏付けはないが、やはり▲ハープスターは3番手評価。指数がないのは3歳牝馬だから仕方ない。穴としては距離最高値117を持っている△ナカヤマナイト。侮ると危ない。

厳選予想 ウマい馬券