【感触上々】中館操るインスペードの連勝に期待。芝は[3011]と底を見せず。前走の1分9秒7は、同日の1000万特別・吾妻小富士Sと0秒2差。後続に0秒6差を加味すれば、楽々1000万レベルであることがわかる。元来が現地競馬向き。中一週のローテゆえ稽古は軽いが、中館が跨り、グッと感触を確かめている。

二の筆頭はファンデルワース。中山の急坂もあるのだろうが、早めに先頭に立つと、ふっと息を抜いてしまう。たぶん、その気性は直らないけれど、現級勝ち負けの起点は、昨秋の福島・1分8秒3だった。使い詰めだが、馬体もまったく傷んでいない。

エターナルムーンは、当該コース・1分7秒7の快勝歴あり。密かに福島を待っていた。サクラディソールも、フラットコースの6F戦に、期待するところあっての遠征。吾妻小富士2着のレッドガルシアは、別定の57キロ替りがネック。

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負！

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

【波乱含み】混戦だが、現級で好走続くファンデルワールスが一枚上。サクラディソールは初距離だがタイプ的に対応可能とみて対抗に据える。レッドガルシアは中間順調で再度の一発に要警戒。エターナルムーンは近走ひと息も実力的にマークが必要だ。タンブルブルータスは芝が微妙も連下の穴で一考可能。ゴールデンムーンはブリンカー効果で一発が十分考えられる。

タマモコントラバスの一発を狙ってみたい。前走は道中3番手を追走から、直線入口では手応え十分に2番手、そこからが大失速の16着。全3勝を1200メートル戦で挙げているように、坂のあるコースで1400メートルという舞台が合わなかったことも事実だが、馬自身がやめてしまっている感じ。今回条件は好転。持ちタイムの比較からも力は秘めているだけに一変を期待。

ファンデルワールスは安定感が魅力。このメンバーならラクに好位をキープ。中山よりは福島コース向きのタイプでもあり、まず今回も大崩れは考えにくい。

サクラディソールも同様のことが言え、流れひとつだろう。相手本線は2頭を挙げたが、本命馬の人気薄が予想されるだけに相手は手広く流したい。