11R

フローラS

15:45発走 / 芝2000m (左 A) / 天候:晴 / 馬場:良
2回 東京 2日目 サラ系3歳 オープン       (国際) 牝(指) 馬齢 18頭
本賞金:5000,2000,1300,750,500万円
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 望田潤の予想

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予想印
15マローブルー(9人気)
7マジックタイム(1人気)
16イサベル(2人気)
1デルフィーノ(8人気)
5ブランネージュ(6人気)
6ハピネスダンサー(5人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

15

1点 2000円

単勝

16

1点 1000円

馬連流し

15

相手

1

5

6

3通り 各1000円

馬連流し

15

相手

7

16

2通り 各2000円

望田潤の見解

 ◎はデボネアの姪で、ディープにキングマンボサドラーズウェルズのパワーを重ねた好配合だが、440キロの細身の牝馬だから、中山のパワー馬場よりは東京開幕週のきれいな馬場がベターだろう。

 詰まったローテで使うごとに馬体が減っているので、その問題さえクリアできればフラワーC以上のパフォーマンスが望める。

 ▲は抜け出すときの加速はカンパニーハープスターかという迫力で、これのアッサリも考慮した買い方でいきたい。

 井内利彰の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

16

1点 5200円

3連単フォーメーション
1着

5

6

16

2着

5

6

16

相手

2

3

4

5

6

12

15

16

17

18

48通り 各100円

井内利彰の見解

 過去10年のフローラS。優勝馬の調教タイプは追い切り本数、強さ、調教場所ともに偏りがありません。馬券的に確率がよい(複勝率)調教タイプは、過去10年で「追い切り本数多い併用系統」で[1-4-1-8]。東京芝2000mには定番の好走調教タイプです。

 しかし、その逆ともいえる追い切り本数が少ない調教タイプも好走しています。2009年が標準少めで1着、2着。2011年が軽目、標準少めで1着、2着。理由は明確ではありませんが、開催年によっては、いかにも牝馬限定重賞らしい結果になることもあるレースだというのは間違いありません。もし、2014年がそんな年であるなら、マジックタイムデルフィーノが連対するでしょう。しかし運動量が必要なレースになれば、どちらも馬券圏外になるというのが、私の予想です。

 ◎イサベルは乗込併用。最適な調教タイプであることはもちろんですが、それ以上に主観的な理由から推奨したくなりました。それが23日の最終追い切り。直線は3頭併せの真ん中、先行していたハーキュリーズを追い抜き、内からエキストラエンドが迫ってくる内容でしたが、相手が迫ってくると、自ら前へ出て、抜かれません。この前向きさはレースを一度使った上積みだと思いますし、重賞ウイナーを相手にこれだけの動きができたのであれば、キャリアの浅さを打ち消す魅力があります。もちろん、過去10年で2頭の優勝馬を出している角居勝彦厩舎という大きなアドバンテージもあります。

 ○ハピネスダンサーはキャリア5戦の標準多め坂路主体。同じ調教タイプで前走中山競馬場を勝っており、長距離輸送をこなしている点は心強い材料。追い切りの動きも文句ありませんでした。▲ブランネージュは関東圏への輸送を経験していない分、○より評価を落としましたが、追い切り内容は前走時とほぼ同じ。調教タイプの乗込併用も高く評価できます。

 調教タイプから評価したのは、△ヤマニンアリエッタ、△プロクリス。△マローブルー堀宣行厩舎の鉄板スポット、厩舎の勝負調教ですが、1週前追い切りで遅れていることは、大きな減点材料。△サングレアルは減点なく、一応評価。坂路調教馬なら、△スペランツァデーア、△マイネオーラム

 ☆シャドウカラーズは最終追い切り場所が南芝。東京競馬場と同じ左回りでの追い切りはスパーリング効果が大きいと思います。

1.デルフィーノ
今回:標準少めトラック
前回:軽目トラック

2.サングレアル
今回:標準トラック
前回:標準トラック

3.プロクリス
今回:標準多め坂路主体
前回:標準多め併用

4.ヤマニンアリエッタ
今回:乗込併用
前回:乗込併用

5.ブランネージュ
今回:乗込併用
前回:乗込坂路主体

6.ハピネスダンサー
今回:標準多め坂路主体
前回:標準多め坂路主体

7.マジックタイム
今回:標準少めトラック主体
前回:標準トラック

8.マイネグレヴィル
今回:標準併用
前回:標準少め坂路主体

9.パナシュドール
今回:軽目トラック
前回:標準トラック

10.プレミアステイタス
今回:標準多め坂路主体
前回:標準坂路

11.ムードスウィングス
今回:急仕上げトラック
前回:標準トラック

12.シャドウカラーズ
今回:馬ナリ平均トラック
前回:標準坂路

13.ニシノアカツキ
今回:馬ナリ平均トラック
前回:標準少めトラック

14.シードオブハピネス
今回:標準少め併用
前回:標準併用

15.マローブルー
今回:馬ナリ平均併用
前回:馬ナリ平均坂路

16.イサベル
今回:乗込併用
前回:標準併用

17.マイネオーラム
今回:乗込坂路
前回:乗込坂路

18.スペランツァデーア
今回:標準坂路
前回:標準併用

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

7

相手

2

3

5

6

8

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

2

相手

3

5

6

8

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

16

相手

2

3

5

6

8

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【混戦】マジックタイムはハイレベルだった阪神JF6着でクイーンCも僅差2着。実力トップレベルオークスに向けて勝ち切りたい。素質馬サングレアルは熱心に乗り込まれ好仕上がりで好勝負可能。イサベルもこれからが楽しみな素材で経験値なくても十分通用。マイネグレヴィルも力量有り争覇圏。ハピネスダンサーもセンス良好で差はなく、ブランネージュプロクリスなども要警戒。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

16

相手

1

2

7

8

11

18

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

16

2着

7

相手

1

2

8

11

18

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

16

2着

2

相手

1

7

8

11

18

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

デニムアンドルビーの再来】イサベルが既成勢力を打破、一躍オークスの新星となる。経験馬相手のデビュー戦は、前半1000m通過が59秒8-マイル通過・1分35秒7というタフな平均ラップを、悠々と後方二番手。勝負どころの4コーナーすぎから、大外をめくりあげるように追い上げ、直線だけで後続を3馬身半とチギる楽勝。見た目の脚もとてつもなく速かったが、残り2F地点のレースラップは11秒4と急加速。凄味のある瞬発力を数字上でも指し示している。

父は東京巧者でなるディープインパクト。母の兄弟は皐月賞ヴィクトリーに、京都記念など重賞3勝馬リンカーンの名が連なる血統馬。前走後の目標はここ一本。最終追い切りはマイラーズCでも有力視されているエキストランドと互角併入を果たし態勢は万全。ちなみに角居厩舎は、前年同じディープインパクト産駒デニムアンドルビーを擁しフローラS制覇を果たしているが、素材の在り処は同馬と五分でいい。

オークスで勝ち負けを演じるための力量をはかる上で、マジックタイムは超えなければいけない壁。まだトモが甘く右手前に頼るため、右回りの阪神JFは伸びひと息の6着に終わったものの、新潟マイル・1分35秒0(やや重)・上がり33秒1なら、新潟2歳Sでも楽に2着はあった計算。クイーンC・2着猛追で、東京向き、サウスポーならではの持続力ある末脚を再確認。母はフローラS2着、ハーツクライ×ブライアンズタイム配合とあれば距離2000mも不安はない。

一角崩しがあれば、ブエナビスタの妹サングレアル。遅生まれの軽量馬ゆえ、福寿草特別4着敗退を契機に、オークス一本に目標を切り替えてきたが、デビュー戦は、4コーナーでスルリと先陣に取りつき、11秒4-10秒9-11秒6(3Fは33秒9)というレースラップを0秒6上回る33秒3を計時(自身の推定ラップは10秒8-11秒1見当?)。血統馬ならではの片鱗は示している。

惑星はデルフィーノ若竹賞は馬群に包まれ脚を余して3着。前回のクイーンCの大敗が不可解だが、デビュー戦の上がり3Fのレースラップは11秒7-10秒7-11秒0。昨秋の東京中距離ベースの2歳戦の中では、文句なしの一番ラップだった。ムードスウィングスも、ミモザ賞は前残りに比重の高いパワー馬場。あの馬場で大外一気を決めれば化け物?(笑)。ジックリ行ける、上がりラップの速い東京の馬場なら違う。休み明けを叩いた、同レース4着のスぺランツァデーアともども、東京2000mの決め手勝負なら様相は一変だ。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

1

5

7

8

12通り 各400円

3連単BOX

1

5

7

8

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

 栗山求の予想

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予想印
11ムードスウィングス(10人気)
15マローブルー(9人気)
7マジックタイム(1人気)
3プロクリス(7人気)
5ブランネージュ(6人気)
16イサベル(2人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

11

相手

3

5

7

15

16

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

11

相手

3

5

7

15

16

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎ムードスウィングスは「ハーツクライ×エルコンドルパサー」という組み合わせで、ギュスターヴクライ(阪神大賞典)の4分の3同血。本馬の2代母ファビラスラフインは、秋華賞NZT4歳Sを勝ち、ジャパンCでも2着となった名牝。母方にファビュラスダンサーを持つハーツクライ産駒は成功しており、JRAで出走したわずか6頭から、前出のギュスターヴクライのほかカポーティスター(日経新春杯)、アウトオブシャドウ(OP)、そして本馬が出ている。

 前々走は500万下の平場のなかでは今年屈指のハイレベルといえるレースで、勝ったロサギガンティアは次走スプリングSを快勝した。本馬はロサから0秒4差、牝馬最先着の4着なら内容的に十分といえる走りだった。前走のミモザ賞は3-4コーナーで外を回りすぎたことが敗因。この馬の評価が下がる走りではなく、馬場が良く直線の長い東京コースなら……と思わせる内容だった。このメンバー相手でも十分勝負になる。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

 牝馬のトップクラスは桜花賞に集結するので、オークストライアルのフローラSはG2とは言え手薄なメンバーになることが通例です。ただ今年は、ハープスターに白旗を上げたわけではないでしょうが、桜花賞をパスした実績馬が数多く回ってきて、例年にない好メンバーになりました。桜花賞の上位2頭のダービー参戦も噂されていますから、フローラSはオークスを占う上で目の離せないレースになりそうです。

 マジックタイムはクイーンCの2着馬。レベルが高かった阪神JFでも0.4秒差の6着に頑張っていて、桜花賞に出てもそこそこの人気を集めたことでしょう。新潟外回りで2勝を挙げているように、左回りの長い直線はベスト条件です。鋭い末脚を持っているので、予想されるスローからの上がり勝負も望むところでしょう。

 マイネグレヴィルは中距離に狙いを定めたローテーションで、札幌2歳S2着、フラワーC2着。牡馬相手の京成杯でも5着に善戦しているように、芝2000での経験も豊富です。新馬戦でマジックタイムに5馬身差で圧勝した実績もあり、対戦比較では最上位にランクしなくてはなりません。ただし、瞬発力勝負を苦手にしていて、同じ東京で行われたアルテミスSでは6着に沈みました。極端にペースが緩むようだと不安が残ります。

 ハピネスダンサーは関西馬ですが前走は関東でミモザ賞を完勝しました。対応力の高い馬で、いままでいろいろな競馬場で走って一度も崩れたことがありません。自分でレースを作れるのも強みで、ここも好勝負に持ち込めるでしょう。

 マローブルーは未勝利を勝って中1週で望んだフラワーCを4着に好走。体重の維持が課題になりますが、素質の高さは間違いありません。ブランネージュは勝ち味の遅さがありましたが、2月に未勝利を勝って軌道に乗りました。いまの勢いならここに入っても侮れません。ニシノアカツキは牝馬重賞の常連ですが、いままで1600を超える距離ではいずれも大敗しているので、いかに距離をもたせるかがカギになります。

 プロクリスは昨年秋以来の久々の実戦で、常識的には狙いづらいところですが、未勝利戦でワンアンドオンリーエイシンエルヴィンという牡馬の重賞レベルを相手に完勝しています。無事だったら牝馬路線のトップクラスに加わっていただろう実力馬で、大勢逆転の可能性を秘めています。

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

前半3ハロン理論 小林誠の予想

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小林誠

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

8

相手

2

5

6

7

11

15

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

15

相手

2

5

6

7

11

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

5

相手

2

6

7

11

15

30通り 各100円

小林誠の見解

【枠番重視】16イサベルが外枠を引いたことで、一気に馬券が買いやすくなった。本命は迷わず、実績上位である08マイネグレヴィルとしたい。相手はディープインパクト産駒の15マローブルー、近走内容に良さが感じられる05ブランネージュの2頭が上位評価組で、◎○▲の組み合わせから流す馬券は妙味十分である。

 森山大地の予想

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予想印
2サングレアル(4人気)
7マジックタイム(1人気)
5ブランネージュ(6人気)
3プロクリス(7人気)
14シードオブハピネス(17人気)
16イサベル(2人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流し
1着

2

相手

3

5

7

14

16

5通り 各1000円

3連複軸1頭流し

2

相手

3

5

7

14

16

10通り 各500円

森山大地の見解

実績を考えれば断然マジックタイムマイネグレヴィルだが、オークスで通用するかと考えればフォーエバーモアに完敗していることからも疑問符がつく。現3歳世代トップのハープスターに詰め寄ることができる可能性があるとすれば、昨年のデニムアンドルビーのようにキャリアが浅く底を見せていない、もしくは阪神JFや桜花賞路線外からの新興勢力だろう。

狙うのはハープスターと同門、ブエナビスタの妹サングレアル。デビュー戦が33秒3、前走は案外とはいえ33秒8。立て直したここは一発勝負には最適の舞台。

実績からマジックタイムブランネージュに○と▲としたが、1勝馬の△3頭の方が魅力的にうつる。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

8

相手

5

6

7

11

16

17

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

17

相手

5

6

7

11

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

5

相手

6

7

11

16

17

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

ここは大荒れ覚悟。2走前京成杯で5着だが指数99を出し、5走平均でも87を持っている◎マイネグレヴィルをまず本命に。そして2番手に人気薄○マイネオーラムがくる。こちらは5走平均が90ときわめて優秀。2頭とも前走フラワーCでの数値は低いもののその他ではいいパフォーマンスをしているのだ。人気△マジックタイムも悪くはないが、数値を総合すると平凡なので△止まりとなる。

厳選予想 ウマい馬券