11R

中山記念

15:45発走 / 芝1800m (右 A) / 天候:雨 / 馬場:稍
2回 中山 2日目 サラ系4歳以上 オープン       (国際)[指] 別定 15頭
本賞金:6000,2400,1500,900,600万円
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 望田潤の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

2

1点 1000円

馬連流し

2

相手

5

6

7

8

11

15

6通り 各1000円

ワイド

2

-

7

1点 1000円

ワイド

2

-

11

1点 2000円

望田潤の見解

 ジャスタウェイは父の母父トニービンの斬れを活かした配合のストレッチランナーで、中山内回りの4角で加速していける脚質ではないし、ロゴタイプはヘイローとボールドルーラーのクロスで中山向きの機動力があるが、今のパワー馬場で一雨くるとどうか。

 中山記念は高齢馬とリピーターが強いレースでもあるから、◎はダイワファルコンでいってみたい。

 根拠は三つ、ジャングルポケット×ダイワメジャー全姉というハイペリオン色濃い成長力に富む血統で衰えはみられないし、昨年2着で[3.2.0.2]の中山1800mはベストコース、そしてハイペリオン的な粘りに長けた脚質だから、北村宏よりワンテンポ仕掛けが早い川須とも手が合っている。

 アユサンは休み明けなので◎までは打てなかったが、この馬はマイラーではなく中距離馬だし、母系のパワーが強く表現されていて中山も合うタイプだと思う。

 山崎エリカの予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
複勝

15

1点 5000円

馬連流し

15

相手

5

8

2通り 各1000円

馬連流し

15

相手

3

12

2通り 各800円

馬連流し

15

相手

6

11

2通り 各700円

山崎エリカの見解

 今週初め、中山記念の想定メンバーを見たとき、「トウケイヘイローの作り出す緩みないペースならば、この馬が穴だなあ。雨が降ってタフな馬場ならば、より面白いなあ・・・」と感じました。しかし、普段は都合よく雨なんて降りませんが、今週末は恵みの雨もしくは雪。しかも、今年に入って二度に亘る大雪で芝の育成に問題があったのか(?)、中山の芝はかなり重たい状態です。トウケイヘイローの逃げ+雨+重たい馬場となれば、かなりの消耗戦となる可能性が高いでしょう。

 先週のフェブラリーSは週の初めにコパノリッキーだと思い、直前で▲に狙い下げて大失敗したので、今週は素直に週の初めに面白いと感じた穴馬に行きます。そういうパターンはたいてい失敗に終わるのですが、都合のいいことがおこっているときは流れに逆らわないのがベストというもの。実績上位ということで有力視されている馬たちは次走にドバイ遠征を予定している馬が多く、あくまでひと叩きの意味合いが強い参戦。

 かつて中山記念を叩き台にしてドバイワールドCを勝利したヴィクトワールピサ級の力を持っていれば、叩き台で好結果を残して本番でも好結果ということもあるでしょうが、今回のジャスタウェイロゴタイプトウケイヘイローがそこまでの能力を持っているかとなると微妙です。今回の中山記念は馬場状態と有力馬たちの本気度を考えると波乱になる可能性のほうが高いレースと言えるでしょう。よって、この馬=◎マイネルラクリマで攻めます!

 マイネルラクリマは昨年不良馬場だった福島民報杯を圧勝、続く重馬場の都大路Sでも2着、緩みない流れだった七夕賞を完勝したように、上がりの掛かるタフなレースが大得意な馬です。前走の京都金杯は大敗していますが、この馬が苦手な高速馬場で後方からチグハグなレースぶりで全く能力を出し切れていません。今回はタフな馬場状態、緩みないレースの流れで上がりの掛かるレースになるでしょう。逃げると予想されるトウケイヘイローよりも外枠に入ったことですんなり好位からリズム良く走ることが出来そうです。

 特に昨年の七夕賞は驚異的な強さでした。前走を除けば近走も負けて強しと言えるレース内容が続いています。すべての条件が揃った今回、実績馬たちを正攻法で駆逐する可能性は十分です。

 ○は昨年の中山記念の勝ち馬ナカヤマナイト。また、オールカマーAJCCで好走しているように中山芝の中距離が大得意。そして時計の掛かる馬場が大得意な馬でもあります。前走の有馬記念は逃げ、先行馬が総崩れとなるとても厳しいレースとなり、結果は勝ち馬から3.4秒も離される13着に大敗してしまいました。

 しかし、あのようなタフな競馬は競走馬のスタミナ面を大きく鍛え上げます。今回出走のトウケイヘイローが前走の香港Cで激走した理由は前々走の天皇賞(秋)で厳しいペースで逃げたことにより心肺機能が極限まで鍛え上げられたためです。今回のナカヤマナイトにも同様の効果が期待できるでしょう。近走はやや不振気味の成績となっていますが、ここで一変は十分見込めます。

 ▲は昨年の皐月賞ロゴタイプ。ライバルエピファネイアキズナがその後に大活躍しているようにこの馬もまともならば潜在能力はかなり高いものがあると想像できる馬です。

 昨年の札幌記念では1番人気に支持されましたが、極限のスタミナを要求される馬場には対応できず、勝ち馬から大きく離されての5着に惨敗してしまいました。しかし、あのようなタフな競馬の経験はその後の糧となることが多々あるのです。田中剛調教師流に言うのならば「超回復」ということですね。ニューロゴタイプがどんな姿を見せてくれるでしょうか? 楽しみです。

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

4

相手

3

6

9

11

12

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

9

相手

3

6

11

12

14

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

11

相手

3

6

9

12

14

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【混戦】天皇賞秋を抜群のキレで制したジャスタウェイは乗り込み順調で態勢整う。今年の始動戦を勝利で飾りたい。朝日CCで初重賞勝利のアルキメデスは力量アップ顕著。さらなる良化可能で好走見込む。トウケイヘイローはスムーズな競馬から粘り込み狙う。ダイワマッジョーレはレース振り良化で距離も不問。カレンミロティックもそん色なく、エアソミュールダークシャドウなどにも警戒必要。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

4

相手

1

5

6

9

11

12

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

11

相手

1

5

6

9

12

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

5

相手

1

6

9

11

12

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【本格化の時は来たれり】ジャスタウェイは、58キロを背負いGIの天皇賞を楽勝。スタートや道中のポジショニング、仕掛けどころに悩んできた、ちょっと前の昔がウソのような、確かなレース運びと末脚で、ジェンティルドンナ以下を子ども扱い。この中間は、坂路だけではなくCWコース調教も取り入れ、さらなる進化と工夫を凝らしている。中山金杯3着当時とは別馬。腰のパンとした今なら、急坂も追い出しもクリアできるハズだ。

当面の目標はトウケイヘイロー。昨年は鳴尾記念函館記念札幌記念と3連勝V。東京2000mのタフな天皇賞・秋は、他馬の格好のターゲットになり10着に沈没したが、国際GI・香港Cを2着と好走。中山記念は、GIに通じる別定GIIとはいえ、シルポート(過去2年・3、2着)やローエングリンバランスオブゲームの結果が示すように、中山1800mは基本的には逃げ・先行有利。リズムよく1コーナーに入れば逆転の目も出てくる。

休み明けと58キロのぶん、三番手としたが、3歳春における、ロゴタイプ皐月賞のパフォーマンスは、このメンバーでは断然。ベゴニア賞のレコ勝ちを起点に、朝日杯FSは1分33秒4のタイレコード。皐月賞は1分58秒0のレコ勝ち。よほど能力に摩耗でもない限り、マイルから中距離ベースのGIの、もう一つや二つはいける記録を保持している。

惑星はアルキメデスプリンシパルS3着もある、潜在的OP馬。戦績を重ねるごとに馬体に実が入り、二走前の八坂特別は、12秒2―11秒0―11秒1という、完全に前残りの極端な瞬発力勝負を、残り1Fだけでまとめて串刺し。朝日CCは、完全な前残りの競馬を、一頭だけ次元の違う瞬発力で楽勝。GII、そして中山でも、たぶん自在に動ける。

コーナー4つの1800mは競馬が組み立てにくいが、AJCC勝ちのヴェルデグリーンは、動かないハズの調教でも悠々。カレンミロティックの、有馬記念6着もリスペクトすべき好ファイトだった。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

2

4

6

15

12通り 各400円

3連単BOX

2

4

6

15

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

5

相手

2

4

6

11

12

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

5

相手

2

4

6

11

12

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎ロゴタイプは「ローエングリン×サンデーサイレンス」という組み合わせ。父ローエングリンは現役時代、気性の難しさと一瞬の脚がないという弱点がありながら、中山記念(G2)とマイラーズC(G2)を2回ずつ制した活躍馬だった。一言でいえば「持続力勝負に強い小回り巧者」。その特長を息子のロゴタイプにも伝えている。サドラーズウェルズ≒ヌレイエフ4×4は底力とパワーを補強しており、現在の時計の掛かる中山芝で底力勝負となったときに最も信頼できる血統だ。

 中山コースとの相性は抜群で、皐月賞、朝日杯フューチュリティS、スプリングSと3戦全勝。ここ2戦はいずれも5着に敗れているが、ダービーは距離延長と東京コース、札幌記念は極悪馬場と、それぞれ明確な敗因があった。豪華メンバーといわれる今回の出走馬のなかで、中山コースでG1を勝った馬はこの馬だけ。ベストの中山コースなら久々、58kgでも格の違いを見せつけるだろう。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

 春の中山開幕を告げるG2戦。芝1800mの古馬G2は中山記念毎日王冠の2レースありますが、中距離馬とマイラーの一線級が激突するため、両レースともハイレベルになります。大阪杯安田記念を経て宝塚記念へと向かう古馬中距離路線を占う上で見逃さえない重要な一戦です。

 開幕週に行われるため、基本的には前有利。といってもレベルの高いG2戦なのでスローの上がり勝負にはならず、早めの仕掛けからのロングスパートでバテない馬が勝ち負けします。瞬発力よりも持続力。そのため、血統的にはサンデーサイレンス系があまり奮わず、ノーザンダンサー系の活躍が目立ちます。

 ロゴタイプ札幌記念以来の復帰戦。3歳秋を無理せず充電にあてたことが吉と出て、一回りパワーアップして帰ってきました。中山ではG1とG2ばかり走って3戦3勝、間違いなくコース巧者ですし、レコード勝ちが2つあるように高速決着もどんと来い。前で勝負できる脚質も中山記念向きです。

 トウケイヘイローは昨年重賞を4勝して一線級にのし上がりましたが、その皮切りとなったのが中山でのダービー卿トロフィーでした(外回り)。中山コースも問題ありませんし、開幕週の逃げ馬ということで人気を集めそうです。札幌記念ロゴタイプを負かしているのに今回57キロで出走できるのも有利。ただ、どちらかと言うと時計がかかる馬場の方が得意な馬で、高速決着には不安も残ります。

 ジャスタウェイは昨秋の天皇賞馬。それまで詰めの甘さに泣かされていたのに大物食いでG1初制覇を果たしたところは、父のハーツクライを彷彿とさせました。実力は誰しもが認めるところですが、出遅れぐせがある馬ですし、広いコース向きの追い込み脚質。開幕週の中山コースは歓迎とは言えないでしょう。カンパニーでこの重賞を2連覇した実績を持つ横山典弘騎手の手腕に期待がかかります。

 カレンミロティックはG1初挑戦だった有馬記念で6着。先行勢が総崩れになった中でよく粘っていました。芝1800mはこれまで4勝している得意条件です。ナカヤマナイトはその名の通りの中山巧者。去年のこの重賞の勝者でもありますが、ここはいかにもメンバーが揃った印象です。ダイワマッジョーレマイルCSの2着馬ですが1800も問題ありません。ダークシャドウはしばらく勝ち星から遠ざかっていますが、レベルが高いレースばかり使われていますし、当日輸送の関東圏の競馬では大崩れしない馬。中山記念は高齢馬が強いレースでもあり、実績馬の復活に期待したいところです。

前半3ハロン理論 小林誠の予想

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小林誠

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

11

相手

2

6

8

12

14

15

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

11

2着

12

相手

2

6

8

14

15

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

11

2着

2

相手

6

8

12

14

15

30通り 各100円

小林誠の見解

【先行有利】メンバーは揃ったが、04ジャスタウェイや05ロゴタイプなどのG1馬が仕上がり途上。ここを大幅に割り引いて、11トウケイヘイローから流す馬券に妙味を感じる。先行指向がそれほど強いメンバー構成でもないので、前有利となるはず。12ダイワマッジョーレと02ダイワファルコンへと流す馬券が本線だ。

 森山大地の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流し
1着

11

相手

4

6

9

12

15

5通り 各1000円

3連複軸1頭流し

11

相手

4

6

9

12

15

10通り 各500円

森山大地の見解

超のつく豪華メンバー。間違いなく安田記念宝塚記念に直結するレースになるはず。印が回りきらないほどで、どこからでも狙えるし、確実に消せる馬がほとんどいないほど。

そんな時は変に考えを捻らずにシンプルな予想で◎はトウケイヘイロー。先行勢に有利な開幕週と1800m。中山1800mはスタート後すぐにコーナーに入るので流れが落ち着きやすく、また隊列もすぐに決まり淡々と流れやすい。

これだけのレベルの馬と騎手が揃うと、自分の型ができているので向正面マクリなど、奇襲的な作戦は考えにくい。そうなれば、やはりトウケイヘイローのスピードが生きる。実績通りコーナーが4つあるコース形態でこそで、2走前の天皇賞・秋は不向きなワンターン。

厳選予想 ウマい馬券