11R

阪急杯

15:35発走 / 芝1400m (右 A) / 天候:曇 / 馬場:良
1回 阪神 2日目 サラ系4歳以上 オープン       (国際)(指) 別定 16頭
本賞金:4000,1600,1000,600,400万円
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 井内利彰の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

12

1点 2000円

複勝

12

1点 5000円

3連複軸1頭流し

12

相手

1

2

5

7

9

13

15通り 各200円

井内利彰の見解

 阪神芝1400mといえば、栗東坂路調教馬を狙い、最終追い切りの4F時計が最速、もしくはラスト1Fが最速になっている馬を狙う、というアプローチを選択していました。これは同じ舞台で行われるフィリーズレビュー(2014年は3月16日)で好走例が目立っていたため、他でも応用したという感じです。

 ただ、近年の傾向としては、これに頼るとしっくりくる的中がありません。どうして「しっくり」という言葉を使ったかというと、1番人気3着といった「人気より着順を下げているけど、複勝などは的中する」といった、回収率が元本割れしてしまうような結果しか残せていないからです。

 たとえば、2013年。最終追い切り場所は栗東坂路がベストだと予想するので、3着オリービンは抜け。正直、昨年のレースはこの3着を的中させるか否かが「的中した」と言えるかどうかの境目でした。馬券を外しながらも「やっぱりかあ」と思ったのは、オリービンの調教タイプ。坂路主体だったのですが、同じ距離で行われるフィリーズレビュー阪神牝馬Sで、近年好走が目立っているのが『併用系統』の調教タイプです。

 特に最終追い切り場所が『DP』だった併用系統の調教タイプは、11頭の該当馬がいて、2勝。単勝回収率は454%で「人気薄の激走」が期待できる調教パターン。開幕週だけに、併用調教馬が好走できる馬場であるか、見極めは難しいところですが、該当馬が◎サンレイレーザーしかいないのであれば、思い切って狙います。

 芝1400mは初めて距離ですが、追い切りで見せているスピードから、その対応に関しては問題ないでしょう。また、出走が確定してから、追加追い切りを28日に行いましたが、坂路での動きはラスト1F12.0秒。直線の坂に対する適性も十分にありますから、決して無謀な狙いとは思いません。

 ○コパノリチャードは4走前の休み明けよりも仕上げがソフトで、好走する確率は高そう。久しぶりでも坂路2Fの脚力が魅力の▲マヤノリュウジン。△ラトルスネークは最終追い切りの動きを評価、大久保龍志厩舎の勝負調教に該当した△ダノンシャークは押さえるべきでしょう。最終追い切りが栗東坂路4F50.4秒で、過去の阪急杯なら本命候補の△バーバラ。☆レッドオーヴァルは減りやすかった馬体重を維持できており、その分、追い切り本数を強化。あとは、レース当日のテンションが落ち着いていれば。

1.コパノリチャード
今回:標準坂路
前回:標準坂路

2.バーバラ
今回:標準坂路
前回:標準坂路

3.タマモナイスプレイ
今回:標準坂路
前回:標準多めトラック

4.パドトロワ
今回:標準多め坂路
前回:標準多め坂路

5.マヤノリュウジン
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路

6.サンカルロ
今回:標準多め坂路
前回:標準多め坂路

7.レッドオーヴァル
今回:標準坂路
前回:標準多め併用

8.ウエストエンド
今回:急仕上げトラック
前回:標準トラック主体

9.ラトルスネーク
今回:標準坂路
前回:乗込坂路

10.ガルボ
今回:標準トラック主体
前回:馬ナリ平均トラック

11.エピセアローム
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路

12.サンレイレーザー
今回:標準併用
前回:標準多め坂路

13.ダノンシャーク
今回:標準多め坂路
前回:標準多め坂路

14.カレンブラックヒル
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路主体

15.プリムラブルガリス
今回:標準多め坂路
前回:標準多め坂路

16.シャイニーホーク
今回:標準坂路
前回:標準多め併用

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

13

相手

1

5

6

7

9

10

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

13

2着

10

相手

1

5

6

7

9

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

13

2着

1

相手

5

6

7

9

10

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【実績断然】ダノンシャークが、1400mも地力で突破。平成25年の京都金杯制覇後は、安田記念をレコードタイムに0秒3差の1分31秒6と奮闘。今思えば、直線ロードカナロアにブツけられる不利がなければ、内容は勝ちにも等しい、惜しい3着だった。昨年のマイルCSも、体重や体調維持に気を遣う中での0秒3差。予定していた東京新聞杯が雪のため順延となり、阪急杯へ切り替えてきたが、地元関西なら馬体維持もしやすい。久々の1400mとなるが、56キロとあれば加速力も1割増しだ。

対抗は、阪神C阪急杯など2着3回。当該コースに抜群の相性の良さを誇るガルボ。放牧明けになるが、最終追い切りは美浦Pコースで60秒9―35秒6―11秒5をビシビシ。冬場は調教も思う存分攻められる。

単穴はコパノリチャードの巻き返し。マイルCSでは、残り100m付近までは首位争いを展開。57キロや折り合いに課題は残しているものの、アーリントンCスワンS勝ちのポテンシャルに改めて注目。

桜花賞2着馬レッドオーヴァルも、1400mからマイルなら牡馬相手でも重賞圏内。スローのスワンSも、インから見せ場、牡馬相手の重賞挑戦も今度が三戦目となる。スプリンターズS3着のマヤノリュウジンラトルスネークも、展開次第で大駆けの目。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

予想印
10ガルボ(3人気)
1コパノリチャード(2人気)
13ダノンシャーク(1人気)
4パドトロワ(12人気)
6サンカルロ(8人気)
7レッドオーヴァル(5人気)
11エピセアローム(9人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連複軸2頭流し
軸1

1

軸2

10

相手

4

6

7

11

13

5通り 各2000円

須田鷹雄の見解

 阪急杯は、前走重賞組とオープン特別・準オープン組で成績差がかなり大きいレースで、重賞組以外は馬券に絡むことがかなり難しい。一方で1200mタイプも1600mタイプも両方来るレースなので、1400mが守備範囲に入っている馬でさえあれば、他のことはそれほどこだわる必要はない。ただ、距離短縮組から穴が出ることはなく、この組についてはある程度上位人気、目安として6番人気以内くらいになっていることが必要だ。

 ◎はその距離短縮+ある程度人気という馬からガルボ。勝つイメージはないが安定味が買える。ある程度前にはいるが展開に応じて自在性もある、という点も評価できる。

 ○にコパノリチャード。1400mになってからのこのレースは内枠がやけに強い。今回内を引いた中で脈がありそうな馬といえばこれだし、馬自身の脚質からもこの枠は大歓迎だろう。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

予想印
9ラトルスネーク(4人気)
6サンカルロ(8人気)
10ガルボ(3人気)
13ダノンシャーク(1人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

6

9

10

13

12通り 各400円

3連単BOX

6

9

10

13

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

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高配当もズバリ! netkeiba関西本紙の予想

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netkeiba関西本紙

予想印
13ダノンシャーク(1人気)
1コパノリチャード(2人気)
6サンカルロ(8人気)
10ガルボ(3人気)
9ラトルスネーク(4人気)
11エピセアローム(9人気)
14カレンブラックヒル(6人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

13

相手

1

6

9

10

11

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

13

2着

1

相手

6

9

10

11

14

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

13

2着

6

相手

1

9

10

11

14

30通り 各100円

netkeiba関西本紙の見解

【伏兵注意】ダノンシャークは昨年、マイル重賞を6戦して[2130]。安田記念&マイルCSともに3着で、マイル界でトップクラスの1頭だ。東京新聞杯が中止となりここに回ってきたが、調教の動きから影響はなさそう。斤量56kgも有利で、久々の1400mも問題ない。コパノリチャードの前走は先手を奪えず10着だったが、スンナリ行ければしぶとく粘る。開幕週の馬場もいい。サンカルロは過去4年の同レースが3、1、3、4着で、11、12年阪神Cを連覇。阪神7ハロン戦がベストで、明け8歳でも侮れない。ガルボは前走の京都金杯で58kg背負っての3着。今回は56kgで、しぶとさを発揮できる流れになれば浮上する。あとはエピセアロームカレンブラックヒルラトルスネークを押さえる。

 奥田隆一郎の予想

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予想印
6サンカルロ(8人気)
10ガルボ(3人気)
9ラトルスネーク(4人気)
1コパノリチャード(2人気)
5マヤノリュウジン(7人気)
11エピセアローム(9人気)
13ダノンシャーク(1人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連単フォーメーション
1着

6

9

10

2着

1

5

6

9

10

11

13

相手

1

5

6

9

10

11

13

90通り 各100円

奥田隆一郎の見解

本命馬の見解:◎サンカルロは、2011年阪急杯(G3)の勝利や2年連続で阪神カップ(G2)を制するなど、阪神芝1400mがベスト条件。昨年は勢いが衰えていたが、それでも阪神カップは4着に善戦した。コース適性が非常に高いため、阪神芝1400m出走時はマークが必要となる。

穴馬の見解:▲ラトルスネークは、阪神芝1400mの1000万特別を2勝して、コース適性が高い。前走の阪神カップ(G2)の5着は、オープン入り後でもっとも良い内容。コース適性の高さから、初の重賞制覇のチャンスといえる。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

 高松宮記念に向けた前哨戦としては最重要レースで、格付けはG3ですが実質的にはG2に近い格式を持ちます。ローレルゲレイロビービーガルダンサンカルロロードカナロアなど、ここの勝利をステップボードにして高松宮記念の好走に繋げた馬は数多く、本番並みのスピードと底力が要求されるレースだといえるでしょう。

 今年に関しては、ダノンシャークカレンブラックヒルコパノリチャードなど、短距離路線ではなく主にマイル路線で実績を残してきた馬の登録が多いのが特徴です。開幕週ということで前が止まりにくいこともあり、例年の阪急杯はどちらかというと短距離馬向きの舞台ですが、実力派揃いのマイラーたちがその傾向を打ち破れるかどうかに注目が集まります。

 マヤノリュウジンは昨年のスプリンターズSの3着馬。ここは京阪杯以来の久々になりますが、高松宮記念への出走を確実にするためには賞金の加算が必須なので、勝負がかりと見て間違いないでしょう。公営出身の叩き上げで、どんな条件でも好走できる勝負根性が持ち味です。阪神芝1400mは準OPを勝った舞台ですし、鞍上に予定される丸田騎手とはこれまで3戦3勝と相性抜群。極端に時計が速くならないかぎり大崩れはしない馬で、強敵相手でもこの条件なら勝ち負けになって当然の実力を持っています。

 コパノリチャードは昨秋のスワンCを勝って続くマイルCSでも4着。すんなり行ければ古馬トップクラスでも通用するスピードの持ち主であることを証明しました。前走の阪神Cではハナを譲る形から10着に敗れましたが、今回は同型が不在で何より開幕週。この馬の持ち味をフルに発揮する条件は整っています。

 ダノンシャークは出走を予定していた東京新聞杯が雪で順延になったため、仕切り直しでここに矛先を向けてきました。マイルG1で3着2回が示すとおり、実績は最上位。問題は芝1400がどうかということにつきます。過去にこの距離ではスワンSの4着がありますが、今回は阪神の内回りなので持ち味の末脚をフルに発揮しきれない危険性は考えられます。

 サンカルロは年齢的なズブさが見られますが、この条件のスペシャリストですから軽視はできません。レッドオーヴァル紅梅S勝ちが鮮やかだったようにこの距離を得意にしています。使い減りする馬なので使い込まれるより休み明けが狙い目。カレンブラックヒルフェブラリーSの大敗からスランプに陥っていますが、G3まで降りてくればさすがに断然格上で、距離不足でも侮れません。エピセアローム淀短距離Sの2着馬ですが、勝ったのが売り出し中のレディオブオペラでしたし、斤量差があったことを考えれば悪くない内容でした。馬体も充実してレースぶりが安定してきましたから、9着に敗れた去年とは違った結果が期待できます。

アグレッシブ予想 藤村和彦の予想

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藤村和彦

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

1

相手

4

9

13

14

8通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

1

2着

14

相手

4

9

13

18通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

1

2着

9

相手

4

13

14

18通り 各100円

藤村和彦の見解

【順当】最内枠に入ったコパノリチャードが存分にスピードと粘りを発揮。心身ともに整ったカレンブラックヒル。折り合ってラトルスネークが差し脚を繰り出す。

 小原靖博の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連単1着流し
1着

13

相手

1

5

6

7

10

14

30通り 各100円

3連単2着流し
2着

13

相手

1

5

6

7

10

14

30通り 各100円

小原靖博の見解

ダノンシャークは当初予定していた東京新聞杯が雪で順延になり、阪急杯から始動することになったが、調教の動きからすれば延びた影響は皆無。距離が唯一の不安材料だが、このメンバーなら地力でカバーできるはず。

相手筆頭はコパノリチャード。この枠順なら先手を取ってスピードを生かすレースができそう。

ガルボは冬場が得意で阪神の1400mも好相性。

他ではマヤノリュウジンサンカルロレッドオーヴァルカレンブラックヒルに注意。

厳選予想 ウマい馬券