【まだ大きくなる】
トーセンバジルが、来春の
皐月賞を見越し、必勝態勢の遠征。新馬戦・紫菊賞と、二度にわたって
ティルナノーグに苦杯をなめてきたが、特に前回の紫菊賞は2分0秒5のレコード決着。勝者
ティルナノーグが先週の
京都2歳Sで不可解な敗退を喫したため、レコードの意味や
バジルの存在にまで疑いの目が及んできたが(笑)、直線平坦とはいえ、ラスト3F・11秒6-11秒1-11秒3(3Fは34秒0)というレースラップにも一応の評価は与えていい。追い切りは圧巻、輸送してさらに体重が増えていればいうことなし。
ミュゼエイリアンも、勝ち馬と2着馬の才能に屈したとはいえ、百日草は2分1秒3。2歳秋に東京2000mをこの時計で走ったことのほうを褒めるべき。意外や小回りの中山のほうが、マクリ型の同馬にあっているかもしれない。
ラブユアマンも、東京1800mを1分48秒8、上がり3F・11秒4-11秒3-11秒6でデビュー勝ちは、ひと昔前なら赤飯モノ。常に人々のイメージを覆す、
ステイゴールド産駒というのも単穴にピッタリ。
ジュヒョウ、
ニシノオタケビは、直線の短い中山替りは若干のプラス。
ゴッドバローズも狙うとすれば単騎逃げの今回。