【お薦め度B】
前走は『道中から外にモタれていた。』という陣営のコメント。道中の位置取りが後ろ過ぎるのを不可解に感じながら見ていましたが、コントロール出来ていなかったのならば仕方ありません。それでも上がりタイムはメンバー中最速の36.2秒を使って1.0秒差まで追い込みました。2走前は忙しい千四の距離で0.3秒差・3着に食い込んでおり、復調を示しています。元々はOP特別で2着し、重賞で5・4着がある実力馬。前走が14番ゲートでしたが、今回はラチに近い5番ゲートを引いたことでモタれる面の修正も利きます。大きな変わり身を期待します。

◎（お薦め度C）1000円・（お薦め度B）3000円・（お薦め度A）10000円を資金として、明快かつ儲ける競馬にこだわります。

【トルネード警戒】ヴォーグトルネードの資質を信頼。東京2100ダートのBSイレブン賞･2分9秒4の圧勝時計が示す通り、1900以上の長丁場は[3111]。京都コースは、当該1900ダート･1分57秒0の勝ち時計も含め[2111]。休み明け、準OP昇級となるが、時計レベルはとっくにこのクラスに到達している。質量ともに、調教も万全。

スターバリオンは、昇仙峡特別で本命馬を一蹴(ヴォーグは休み明けだった)。続く昇級の晩秋Sでは、一気に時計を1秒6ほど短縮してクビ差2着。東京2100ダート･良馬場2分11秒5は、地力強化の証とみていいだろう。しかし、本命馬と比べると、テッポウ実績ひと息。

1900m延長が微妙だが、初夢S3着のサンビスタの前残り。麻耶S5着のアサクサショパン、同6着のピンウィール。マストハブにも、クラス二度目の上積みや距離延長に前進の目。

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【波乱含み】昇級2戦目のスターバリオンを中心視。前走は早めに動いて最後までしぶとく食い下がった。充実一途で京都替わりも問題ない。サンビスタはもともと現級で好走しており、前回(3着)くらい走れる馬。再昇級2戦目で、叩いた上積みも見込める。キングヒーローも休み明けを叩いて前進を図る。アサクサショパンの前走は前残りの展開だった。タガノジンガロ、バンブーリバプール、ヴォーグトルネードを押さえる。

【小波乱】スターソードは距離延長を利して持ち味を発揮。今回は展開も向く。折り合ってクリノヒマラヤオーがしぶとく迫る。タガノジンガロは直線勝負で台頭する。

サンビスタは慢性的にコズむ体質。使い込むよりフレッシュな時の方が力を発揮できる。休み明けの前走をひと叩きされた今回こそが狙い目。

ヴォーグトルネードは近走は東京コースを中心に使われているが、京都コースにも良績がある。前走で負かしたイッシンドウタイは先週、準オープンを卒業。通用の下地はあるし、鞍上とも好相性。

アサクサショパンは昇級戦の前走がメドの立つ内容。5戦して4回馬券に絡んでいる得意の舞台に替わって前走に続いてルメール騎乗なら前進を期待して当然。

そのほかでは、単騎逃げが見込めそうなスターソード、地力強化が著しいバンブーリバプール、決め手あるタガノジンガロ、得意の距離に替わるマストハブまで押さえる。