【創意工夫】
水仙賞は、
パワー馬場を得意とする勝ち馬に、まんまの逃げ残りを許してしまった
モンドシャルナ。半兄の
ディープインパクトとはどこか皮膚感の異なる、440キロの硬質な
ネオユニヴァース産駒ゆえ、加速のノリや、末脚の持続力はどうか。騎手たちも、創意工夫をこらしてきたが、
若駒Sの上がりは33秒4(時計も2分0秒4)。
水仙賞も、外差しには厳しい馬場を、最速の上がりで外一気のゴボウ抜き。地元関西・2400mの
アザレア賞は突破しておきたい。
オリハルコンは、母の姉が
デインスカヤ、近親はディープのラ
イバル?
シックスセンス。2歳時は、身体の造りもレースもフラフラ。本格化には少し時間がかかるのかなとも思っていたが、前回のパドックを見て、なるほど血統馬。ひ弱さが徐々に解消し、馬体に実が入りつつある。勝ち馬の
ロサギガンティアは別格としても、出遅れをやや強引に押し上げ、2着に粘り込み。1分48秒1は褒めていい。ただ、2400mもこなせる血統とは思うが、いかんせん一気の距離延長。
坂のある中京2200mを、パワフルに差し切った
コルサーレ。
トウキョウタフガイは、アルメリア賞で直線勝負をマスターした。あの戦法なら、距離に融通も利く。
ゆりかもめ・上がり33秒8の
デルカイザー、
アルティメイタムも連下争いなら。