11R

富士S

15:45発走 / 芝1600m (左 A) / 天候:曇 / 馬場:良
4回 東京 6日目 サラ系3歳以上 オープン       (国際)(指) 別定 11頭
本賞金:4100,1600,1000,620,410万円
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 山崎エリカの予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

2

相手

1

3

4

7

9

5通り 各2000円

山崎エリカの見解

 今年の富士Sは、小頭数で逃げ馬不在の一戦。前走で菊花賞を使った後の中距離の逃げ馬ミュゼエイリアンでも、行く気になれば逃げられそうなメンバー構成です。ここまで逃げ、先行勢が手薄となると、スローペースが濃厚でしょう。

 また、先週の東京の芝は、見た目は内側が悪そうなのに、意外と内々が伸びていました。特に日曜日は、差し、追い込み勢が外々に進路を取り、結果的に内々を立ち回った逃げ、先行馬を残らせ続けていました。確かに開幕週は外々が伸びていましたが、先週は騎手が揃って口にするほど、馬場の内側が悪くはなかったはず。今週が先週の流れならば、逃げ、先行馬を本命にする手もありますが、そのような不思議な現象が続くようにも思えません。内外フラット馬場のスローペース想定で予想を組み立てます。

 よって、◎にはスローペースの昨年の富士Sサトノアラジンを上回る切れ味で勝利したダノンプラチナを推します。確かに今年に入ってからの2戦はやや物足りないものがありますが、前々走の東京新聞杯は、香港マイルで勝ち馬モーリスと0.4秒差(7着)と好戦した後の一戦で、多少なりとも調整をセーブした影響が出ていたはず。昨年の富士Sと比べて、馬体重が16kgも増えていたように、見た目にも緩く感じました。

 また、休養明けの前走京成杯AHは、ロードクエスト徹底マークで乗って直後からレースをしたものの、差が詰まらずの3着。通常よりも加速に時間を要していたことから、トップハンデ58kgの影響もあったのでしょう。休養明けであまりにも走り過ぎると、先週の秋華賞ビッシュのような結果になるので、休養明けの負け方としてはちょうど良かったのではないでしょうか。

 一転、今回は別定戦。実績のわりにハンデが軽く、休養明けで好走したロードクエストは配当妙味もないので消して、ダノンプラチナとの態勢逆転を狙います。理想は昨年の富士Sのような外伸び馬場ですが、もともとの能力を考えれば、フラット馬場の直線ヨーイ、ドンの形なら突き抜けてくると見ています。

 ○は、前々走の六甲Sで後の関屋記念2着馬ダノンリバティとクビ差3着のブラックムーン。休養明けの前走・西宮Sでは、相手が弱くて勝つには勝ちましたが、出負けして内伸び馬場の外々を回って能力を出しきれていません。前走をひと叩きされての上積みに期待します。

 ▲は、前々走のセントライト記念で2着のミュゼエイリアン。あたりまえですが、日本は中距離が主流の国で、そこで負け続ければロードクエストのようにマイル路線に転向します。中距離の重賞でやや足りないレベルの馬であれば、マイル路線でまず通用するので3番手評価としました。本来、一気に距離が短くなるのはマイナス材料ですが、もともとの能力と長期休養中の成長力に期待しました。

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 ※無料メルマガ始めました。よかったら「山崎エリカ 無料メルマガ」で検索して登録してみて下さい。第1回は来週初め、「29年ぶりの天皇賞(秋)の純粋逃げ切りなるか? エイシンヒカリの逃げ切りの可能性とその意味」(武豊騎手が逃げない宣言をした場合は、変更するかもしれません)を配信予定です。

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

11

相手

2

3

4

7

8

10

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

11

2着

7

相手

2

3

4

8

10

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

11

2着

3

相手

2

4

7

8

10

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【混戦】ロードクエストは前走中山でも快勝と力量アップ示す。動き上々で得意の東京なら好勝負必至。フルーキーは安定感十分。休み明けも素軽さ十分の動きみせており地力を発揮。ヤングマンパワーは前走で久々の重賞V。中間も充実を示し上位を争える。イスラボニータも地力上位の存在で争覇圏。ダノンプラチナも良化伺え侮れず、ガリバルディブラックスピネルなども差なく要警戒。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

11

相手

2

3

4

7

8

10通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

11

2着

2

相手

3

4

7

8

24通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

11

2着

7

相手

2

3

4

8

24通り 各100円

丹下日出夫の見解

【マイルロードを驀進】ロードクエストが、理想的な上昇カーブを描いている。ダービーは11着に敗れたが、ひと夏を越した秋緒戦は、京成杯AHから始動開始。わずか2キロ増ながら、腰回りの充実を鞍上の池添も感じ取ったか。スタートはいつものようにやや躓き気味に出たが、前半1000m・58秒0というミドルラップを、3コーナーすぎから早めに追い上げ、坂上からさらに再加速。メンバー中最速の上がりで初対決の古馬を完封して見せた。左回りの1600mは、GIのNHKマイルC2着を含め〔2100〕、右回りより東京は加速もフットワークも格段にスムーズだ。この中間は坂路とコース追いを交え、約1か月間丹念に調教を積んできた。

 対抗はダノンプラチナ、ポテンシャルは互角以上。爪の不安や体調が整い切れず、京成杯AHは前走比18キロ減の470キロで出走。そのマイナス分だけ筋肉量が不足し、馬体もこじんまり映った。58キロも負担となり坂上で止まってしまったが、東京マイルは〔3001〕。同馬の最大のパフォーマンスは、昨年の富士Sの1分32秒7・上がり32秒8というオニ脚に凝縮。まだ完調一歩手前ながら、馬体も前回よりは確実に張ってきた。

 割って入ればフルーキー。昨年12月のチャレンジC以来、9-10F路線で惜敗が続いているが、1600mは4勝、基本はマイラー。今季はマイルの富士Sに向け意識的に攻めを強化、久しぶりに57キロで出走できる。

 イスラボニータも、今季は天皇賞路線ではなく目標をマイルに絞り、いつもの休みよりハードに調教も攻めている。ガリバルディは、上がり33秒6の瞬発力で馬群を割った中京記念に本格化がうかがえる。ヤングマンパワーも、タメを効かせ関屋記念を1分31秒8の好タイムで快勝。4歳秋の充実を戸崎も体感している。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

予想印
9ミュゼエイリアン(9人気)
7フルーキー(5人気)
11ロードクエスト(1人気)
2ダノンプラチナ(2人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

2

7

9

11

12通り 各400円

3連単BOX

2

7

9

11

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

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 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

2

相手

3

4

7

8

11

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

2

相手

3

4

7

8

11

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎ダノンプラチナは「ディープインパクト×アンブライドルズソング」という組み合わせ。父ディープインパクトはアメリカの名種牡馬アンブライドルドと相性が良好で、とくにその産駒アンブライドルズソング(とその全妹アジアンミーティア)との組み合わせは、JRAで出走した12頭中3頭が重賞を勝ち、連対率32.1%、1走あたりの賞金額541万円という好成績。ディープインパクト産駒全体の24.3%、333万円を大きく上回っている。

 母バディーラは「ミスタープロスペクター系×シアトルスルー系」という素軽いアメリカ血統で、実績どおりマイル戦はベスト。これまでに勝った2つの重賞、朝日杯フューチュリティS(G1)と富士S(G3)はいずれも直線が長いコースの芝1600m戦だった。昨年のこのレースは休み明けで完調ではなかったにもかかわらず完勝。今年は昨年よりも順調に来ている。前走の京成杯オータムH(G3)はこの馬向きとはいえない小回りコースで58kgを背負って3着。今回は過去4戦3勝の得意コースに替わり、なおかつ斤量は1kg減。前走の勝ち馬ロードクエストとの斤量差は3kgから2kgに縮まった。少なくとも凡走はないだろう。

データから好走馬だけを絞り込む! 浅野靖典の予想

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浅野靖典

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

11

相手

2

3

4

7

10

10通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

11

2着

2

相手

3

4

7

10

24通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

11

2着

4

相手

2

3

7

10

24通り 各100円

浅野靖典の見解

【上位拮抗】実力馬が揃ってかなりの混戦だが、中心は前走完勝のロードクエストとみるのが妥当。ダノンプラチナは前走届かずも叩き2走目でコース替わりなら昨年の覇者の地力がいきる。イスラボニータはひと押しに欠けるが鞍上スイッチでの変わり身に注意。フルーキーは決め手あるタイプでハマれば一発が狙えそうだ。堅実に差を詰めるヤングマンパワーが押さえ。差し脚があるブラックスピネルにも要警戒。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 マイルCSへの前哨戦としては、他に毎日王冠スワンSもありますが、近年は富士Sの価値が高まっています。富士SステップマイルCSに向かった馬が最近5年間で2勝。かつて、本番ではほとんど用無しという扱いをされた時期もあったことを思えば、大きな変化です。

 それにともなって、一流馬がここを叩き台に使うことが増えて、メンバーレベルも高くなっています。同じく過去5年間で1番人気が2勝して2着1回。それ以前の5年間は1番人気の連対が皆無だったことと比較すると、レースの性質が一変したことはあきらかです。

1.高速馬場の瞬発力勝負で軽量馬有利

 軽量馬といっても牝馬は前週の府中牝馬Sに回ることが多く、ほとんどは3歳馬ということになります。過去10年このレースの3歳馬の成績は[4-1-3-34]。ここ5年間に絞れば[3-1-2-15]と良績が集中しており、ここでもこの5年間での傾向の変化が見て取れます。

2.距離短縮が穴を開ける

 短めの距離を得意とする馬は、翌週のスワンSに向かうので、このレースはスローペースに流れることが通例。追走スピードよりは、折り合って鋭い脚を使う能力が要求される、つまり中距離戦に近いレース質になります。過去10年間、前走から距離短縮でこのレースに臨んだ馬は勝率7.4%で連対率14.8%で、単複の回収期待値はそれぞれ176円と115円。軽く見られている分、馬券的妙味は充分です。

3.なにはともあれディープインパクト

 このレースに出走したディープインパクト産駒の全成績は[3-3-0-4]。勝率30%、連対率60%という恐ろしい数字を叩き出しています。内容を精査してみると、昨年の勝ち馬ダノンプラチナは4番人気で、2013年の2着馬リアルインパクトは9番人気でしたから、人気薄でも侮ることができません。

 一週前時点での登録頭数は13頭。このレースとしては珍しく少ない頭数で行われることになりそうです。ペースも落ち着くでしょうから、ますます決め手勝負の様相が強まりそう。

 ロードクエストは、古馬初挑戦となった前走京成杯オータムハンデでも最速上がりを繰り出して完勝しました。この馬の現状でのネックは持ち時計の比較で劣ることと、馬込みへの対処に難が残ること。頭数が落ち着くことで、これらが二つともクリアーされてしまいます。東京替わりは歓迎ですし、重賞を勝ったのに前走同様の55kgというのも有利。このレースに強い3歳馬でもあり、勝ち切るイメージを強く持てる馬です。

 ヤングマンパワーはここに来て2連勝と完全に本格化した印象。前々で動けるようになったいまなら、昨年のように脚を残す心配は無用でしょう。ダノンプラチナは昨年の勝ち馬。今年は一叩きされている点がプラス材料ですが、昨年より3kg増となる57kgの斤量がどう響くか。強い稽古ができない体質的な弱さも解消しておらず、半信半疑というところ。

 ガリバルディは余裕充分の内容で中京記念を制覇。素質馬がようやく軌道に乗った印象です。ディープインパクト産駒が強いレースでもあり、穴に期待。GIII戦ではつねに好勝負できるフルーキー、昇級戦も末脚の爆発力が魅力のブラックムーンが押さえ。イスラボニータは近走集中力を欠く面が見られるのが気がかりですが、ルメール騎手との新コンビで巻き返しを期します。

アグレッシブ予想 藤村和彦の予想

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藤村和彦

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

4

相手

2

3

6

7

8

11

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

8

相手

2

3

6

7

11

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

6

相手

2

3

7

8

11

30通り 各100円

藤村和彦の見解

【小波乱】イスラボニータは状態良好。力をつけているガリバルディマイネルアウラートは集中力が増している。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

11

相手

1

2

3

4

7

8

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

11

2着

2

相手

1

3

4

7

8

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

11

2着

3

相手

1

2

4

7

8

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

マイルの上位クラス戦で指数はかなり僅差。ほぼ人気馬が指数も上位に来ると思う。やはり昨年同レースで116を出して勝っている○ダノンプラチナは圏内上位。しかし3歳だからの斤量54キロも大きかったのかも。ならば今年の3歳で指数も負けていない◎ロードクエストか。前走最高値112▲ヤングマンパワー。☆フルーキーまでどれが頭でもおかしくはない。

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

11

相手

2

3

4

7

8

10

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

11

2着

3

相手

2

4

7

8

10

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

11

2着

2

相手

3

4

7

8

10

30通り 各100円

田沼亨の見解

マイルで大きく素質が開花してきた11ロードクエストが有力。末脚は強烈で直線長い東京で抜け出す。次位は3ヤングマンパワーで決め手は上位で差はない。▲は2ダノンプラチナで叩いた効果は大きく逆転の余地はある。

 佐藤直文の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

3

-

11

1点 3000円

馬連

3

-

4

1点 2500円

馬連

3

-

6

1点 1500円

馬連流し

3

相手

2

8

9

3通り 各1000円

佐藤直文の見解

 ここは、どこからどう見ても、スローの瞬発力勝負となりそうなメンバー構成だ。狙いは、ある程度前へ行けて、上がり3ハロンを33秒台前半でまとめる脚力がある馬。人気のロードクエストが前に行くとは考えられず、◎はヤングマンパワーとした。この2連勝はともに辛勝ではあるが、勝ち切っているように、鞍上との相性も抜群と言えるだろう。
 
 相手は、届かなかったとしても確実に上位には来れそうなロードクエストと、久々はそう苦にしないイスラボニータへが本線。以下も前で運べる馬に注意すべきで、マイネルアウラートを4番手評価とした。

厳選予想 ウマい馬券