11R

中山金杯

15:30発走 / 芝2000m (右 C) / 天候:晴 / 馬場:良
1回 中山 1日目 サラ系4歳以上 オープン       (国際)[指] ハンデ 13頭
本賞金:4100,1600,1000,620,410万円
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  • IPAT連携

 望田潤の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

7

1点 3000円

馬連

3

-

7

1点 2000円

馬連

7

-

10

1点 1000円

ワイド

3

-

7

1点 3000円

ワイド

7

-

12

1点 1000円

望田潤の見解

 ドレッドノータス母ディアデラノビアは重賞3勝の活躍馬だが、南米のアウトサイダー血脈が強くノーザンダンサーの血を全く引かないので、キングカメハメハハービンジャーなどノーザンダンサーのクロスが強い種牡馬との配合で大成功している。

 どんな種牡馬と配合してもアウトブリードになるので産駒はみんな晩成型で、ドレッドノータスの全兄サンマルティンは新馬勝ち後はしばらく低迷が続いたが4歳の昨年は5戦3勝、もう一つ上の半兄ディアデルレイは昨年2勝を上積みしオープン入り、半姉ディアデラマドレも4歳時に本格化し重賞を三つ勝ってエリザベス女王杯でも3着した。

 だからドレッドノータスが2歳時に重賞を勝ったのは、いかにも相手や展開に恵まれたとはいえ評価できるもので、3歳春のクラシックロードでは低迷したものの、アンドロメダSではさすがの地力をみせたといえる。

 前走ダートの大敗は度外視できるし、古馬になってもう一皮むける血統、ハービンジャー産駒だから中山内回りの捲り差しも合っているので、関東への輸送競馬の実績がないのが嫌われるようなら狙い目とみた。

 ツクバアズマオーステイゴールド産駒で母父がマイラーのジャイアンツコーズウェイだからこれも中山向きの捲り脚質で、中山芝2000[3-2-0-1](現在3連勝中)の実績を信用できる。

 山崎エリカの予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

1

相手

7

8

2通り 各2500円

馬連流し

1

相手

3

10

2通り 各2000円

馬連流し

1

相手

2

6

2通り 各500円

山崎エリカの見解

 中山金杯が行われる中山芝2000mは、4コーナー過ぎからスタートして、ゴール手前から1、2コーナーの中間地点まで坂を上って行くため、逃げ馬不在の場合には、序盤はスローペースになることが多いレースです。しかし、上級条件になると2コーナーから向こう正面にかけての下り坂(4F目)でペースが上がることもしばしば。4F目で一旦ペースが上がって、4コーナーから最後の直線にかけてのラスト2、3F目でもう一度ペースが上がる、とてもトリッキーなコース。

 つまり、逃げ、先行馬が消耗しやすく、基本的には差し馬が有利。また、内々で脚をタメることの出来る馬が有利です。逃げ馬がどこまで飛ばすかにもよりますが、中山金杯の週からCコース使用ということもあり、基本的には外枠の馬よりも内枠の馬が有利でしょう。

 よって、◎には6走前の福島民報杯では、後に連勝街道を進むヤングマンパワーに3馬身差をつける圧勝を飾ったシャイニープリンスを推します。続く新潟大賞典でも3着と健闘したように、芝2000mでは重賞を勝利して当然の力量を持っている馬です。前走のディセンバーSでは、好位から伸びて3着と復調気配を感じさせる走り。斤量も他の馬よりも重く、直線では追い出してから進路が狭くなり、スムーズさを欠いていたことを考えれば負けて強しの内容でした。今回は、距離ロスなく立ち回れる1番枠。この馬のもともとの能力を出し切れれば、勝ち負けになるでしょう。

 ○は、デビューから2連勝で京都2歳Sを勝利したドレッドノータス。前々走のアンドロメダSでは休養明けながら2着入線し、着実な成長をアピール。前走の大敗はダートで度外視できます。芝で反撃を期待。

 ▲は、前々走のアンドロメダSでは緩みない流れを勝ちに行く競馬で3着と強い内容のマイネルフロスト。昨年の中山金杯は珍しく純粋なスローペースで、展開に恵まれたとはいえ2着、3歳時の日本ダービーでは3着しているように実績上位と言える存在。前走のディセンバーSは、勝ちに行く競馬で最後に止まってしまったが、リズムよく走れれば反撃できる能力は当然、持っています。

 ※京都金杯のほうが自信があります。そちらは厳選予想『ウマい!馬券』にてご確認ください<(_ _*)>。

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

1

2

6

7

10

12

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

10

相手

1

2

6

7

12

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

6

相手

1

2

7

10

12

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【上位拮抗】ツクバアズマオーは前走でOP勝利。古馬になって中山2000mは100%連対で引き続き状態良好で重賞Vに期待。ストロングタイタンは力量アップ顕著。ハンデ手頃で動きも良く好勝負十分。ダノンメジャーも動き素軽くマイペースなら粘り込み見込める。G1ウイナーのクラリティスカイは復調傾向。シャイニープリンスも好調キープでシャドウパーティードレッドノータスなども侮れない。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

10

相手

1

2

3

4

7

8

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

3

相手

1

2

4

7

8

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

7

相手

1

2

3

4

8

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【おれってストロング】年明け最初のGIII・中山金杯は、昇竜ストロングタイタンの勢いに乗る。若馬の時分は、平坦向きのジリ脚外国産馬というイメージが濃く、高速ラップや時計決着に課題があるように思っていたが、二走前の玄海特別は、後半1000mすべてを11秒6以下のラップで駆け抜け、2分0秒2で走破。続く修学院Sは、前半1000m・58秒8―マイル通過・1分34秒0というタフなミドルラップを、レースの上がりを1秒3上回るパワフルな差し脚を駆使。1分58秒6に時計も短縮している。この中間も栗東坂路で上がり1Fを11秒9で登板、充実期に入った今なら、中山の急坂2000mも一気呵成に伸びきる。

 ツクバアズマオーとの叩き合いが第一本線。一昨年の暮れから年明けにかけ、当該10Fを2分0秒0、2分0秒3で二連勝。中山金杯より1秒近く速いタイムをマークし、幾度かオープン馬の素養を示していたが、函館記念を3着、GIIのオールカマーも0秒2差の3着に食い下がり、重賞戦線でも目途を立てた。前走のディセンバーSは負荷の軽い北Cコースを中心に仕上げてきたが、六・七分の造りで馬体も明らかに余裕残し。叩き前進、中山金杯狙いは明らか。

 単穴はドレッドノータス京都2歳S快勝歴もあり、二走前のアンドロメダSを1分59秒1で2着した血統馬。兄たちにダートもこなせる馬もいて、試しにベテルギウスSをつかってみたが、砂を被ってモロに嫌気を出してしまった。ただ、体調自体は問題なし、芝替りで一変も十分ある。

 シャイニープリンスは、ディセンバーSは58キロを背負っていたぶん、0秒1差の3着に競り負けたが、56.5キロに斤量が軽減すれば、もうひと脚使えば抵抗できるか。マイネルフロストは、ディセンバーSはプラス14キロが誤算だった。ひと絞りできれば巻き返し。ライズトゥフェイムは昨年56キロの斤量で中山金杯を4着している。今年は55キロ、前走最速の上がりをマークしたように、デキはいい。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

1

3

4

5

12通り 各400円

3連単BOX

1

3

4

5

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

2

相手

1

3

6

7

10

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

2

相手

1

3

6

7

10

60通り 各100円

栗山求の見解

 クラリティスカイは「クロフネ×スペシャルウィーク」という組み合わせで、半兄クラリティシチー(父キングカメハメハ)は中山芝でダービー卿CT(G3)2着、スプリングS(G2)3着などの成績がある。母方にサンデーサイレンス、ミスタープロスペクター、ラトロワンヌを入れた配合はクロフネ産駒の成功パターンで、フサイチリシャールセイコーライコウブラボーデイジーといった活躍馬が出ている。

 3歳春にNHKマイルC(G1)を勝った実績があるが、中山コースでも皐月賞(G1)で逃げてドゥラメンテの5着となった内容は悪くなかった。前走のディセンバーS(OP)は5着と敗れたものの、スタートで躓く不利があったので参考外。小回りコースの2000m戦は適性が高いと思われるので、流れに乗れればこのメンバー相手でも勝ち負けに持ち込めるだろう。

データから好走馬だけを絞り込む! 浅野靖典の予想

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浅野靖典

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

1

4

6

10

12

10通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

10

相手

1

4

6

12

24通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

1

相手

4

6

10

12

24通り 各100円

浅野靖典の見解

【順当】3ツクバアズマオーは中山での成績が安定しており今回も差し脚発揮に期待大。10ストロングタイタンはコース替わりが微妙だが地力的に互角以上とみて相手筆頭に指名する。1シャイニープリンスは展開次第だが好位で流れに乗れれば上位が視野に。6ダノンメジャーはメンバー的に微妙も大逃げの手なら残り目が考えられそうだ。4ライズトゥフェイムは苦戦続きだが前崩れの流れになれば一発も。12シャドウパーティーは前走大敗も叩き一変に要警戒。

最速予想 netkeiba編集部の予想

netkeiba編集部の見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 中山芝2000mは皐月賞が行われるコースですが、重要レースが組まれているのはほとんど2、3歳戦のみ。古馬のオープンクラスのレースは、ディセンバーS中山金杯だけです。古馬のA級馬によるレースが少ないので、イメージを組み立てにくい面があるかもしれません。

 2015年はここを勝ったラブリーデイが、その後宝塚記念天皇賞(秋)を制覇。2016年の覇者ヤマカツエース金鯱賞を勝って有馬記念でも4着と、以降の飛躍のきっかけにしています。出世レースとしての性格は失われていませんから、勢いや伸びしろのある馬を狙いたいところです。

1.差しが届く

 この開催からCコースに替わるので、逃げ・先行馬を狙いたくなりますが、過去10年間で、逃げ切り勝ちを収めたのは2007年のシャドウゲイトただ一頭。その年は重馬場で差しづらい状況でした。中山芝2000mは急坂を2回上るタフな設定で、逃げ馬が展開利を得にくいコースです。

2.勢いを重視

 前走1着馬が過去10年で4勝して勝率19%。人気馬も少なくありませんが、単勝回収率は100%を超えます。最近5年間に絞っても、勝ち馬のうち2頭は前走1着で、残りの3頭は格上レース(GII)戦からの臨戦。オープン特別やGIIIで負けているような馬は狙いづらい状況です。

3.重いハンデは「買い」

 過去10年間でハンデ別の勝率は以下の通り。

55kg以下 :勝率2.4%  連対率4.8%
55から56kg:勝率5.3%  連対率13.2%
56から57kg:勝率16.7%  連対率27.8%
57から58kg:勝率15.8%  連対率26.3%

 56.5-58kgがボリュームゾーンで「背負っている方が強い」という傾向がきれいに出ています。無理をしてまで軽ハンデ馬に目を配る必要性は薄いと言えます。

 特別登録馬15頭のうち、前走で重賞を使われていたのはわずか4頭だけ。例年になく薄いメンバーの中山金杯になりそうです。

 ストロングタイタンは明け4歳の上がり馬。川田将雅騎手に競馬を教えられて、差す競馬をマスターした前走が着差以上の強さでした。いまの脚質ならば坂のある中山も克服可能でしょう。3連勝中の勢いを買います。

 マイネルフロストは2016年の2着馬。詰めの甘さは残るものの、ハンデGIIIなら実績面で上位という存在です。ロンギングダンサーは7歳の2016年も新潟記念で3着、毎日王冠4着と能力を維持しており、叩かれた今回は上積みも充分。

 ツクバアズマオーディセンバーSの勝ち馬で、中山ではオールカマー3着の実績もあります。ここは登録だけで回避の可能性が高そうですが、出走に踏み切ったら本命級の扱いが必要。以下、前走は出負けが響いたクラリティスカイ、ここに来て調子を取り戻したシャイニープリンスターコイズS大敗も距離延長なら見直せるマイネグレヴィル

アグレッシブ予想 藤村和彦の予想

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藤村和彦

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

7

相手

2

3

4

5

10

12

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

10

相手

2

3

4

5

12

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

5

相手

2

3

4

10

12

30通り 各100円

藤村和彦の見解

【小波乱】ドレッドノータスは芝のこの距離が合う。瞬発力があるストロングタイタン。集中力が増しているロンギングダンサーも怖い。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

1

5

7

8

10

12

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

10

相手

1

5

7

8

12

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

7

相手

1

5

8

10

12

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

平均値ソートではやはりハンデ上位馬が上にくる。人気◎ツクバアズマオーはキッチリ近走100台オーバーばかりで凡走なし。このハンデならば軸としてなんとか馬券圏内キープできると判断する。相手には前走値最高108○ストロングタイタン。同じ4歳で2走前112ならば▲ドレッドノータス。人気かもしれないがこの上位3頭を評価する。一発候補ならば☆シャドウパーティーを。

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

1

2

5

7

8

10

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

1

相手

2

5

7

8

10

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

10

相手

1

2

5

7

8

30通り 各100円

田沼亨の見解

久々を叩かれ確実に状態は上向の3ツクバアズマオーが有力。中山4勝が示すように絶好の舞台で56・5キロでも十分にチャンスはある。次位は1シャイニープリンスで中山は堅実で先行策からチャンスはある。▲は10ストロングタイタンで大幅にパワーアップしており54キロなら一発に魅力ある。

 佐藤直文の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

3

-

10

1点 3000円

馬連

3

-

7

1点 2500円

馬連

1

-

3

1点 1500円

馬連流し

3

相手

2

5

6

3通り 各1000円

佐藤直文の見解

 年頭を飾る名物ハンデ重賞だが、過去10年で53キロ以下のハンデで馬券に絡んだのは僅か1頭。対して、トップハンデの馬の好走例が多いことを考えれば、けっして軽いハンデが有利となるレースではない。しかも、最近2年の馬券対象馬6頭は、いずれも前走より斤量が増えていた馬だ。その点もふまえて、◎はツクバアズマオーとした。余裕残しでせいぜい8分程度のデキだった前走が、余力十分での勝利で、目下の充実ぶりを示すもの。コースの適性もかなり高いと判断でき、56.5キロでも勝負になる。
 
 相手本線には、勢いを重視してストロングタイタンを指名。芝に戻れば巻き返し十分のドレッドノータスが3番手。以下は、シャイニープリンスクラリティスカイロンギングダンサーダノンメジャーの順とした。

厳選予想 ウマい馬券