【上位拮抗】レッドベルディエスはディープ産駒らしい素軽さ持つ。素質非凡で反応も良く芝でキレ味発揮を見込む。レディマクベスは順調に調教重ねられ動きに覇気。能力の高さもうかがえチャンス十分。フォークアートも脚力水準以上で仕上がりも良く好勝負が可能。アオイエンジェルもスピードあり上位の候補。レーヌシャドウも気配上向きで、イルヴェントデーアやタータンダンサーなども侮れない。

【主役】レディマクベスが、なかなかの大物感を醸し出している。父はディープインパクト、母は5勝(シルクロードS2着連対歴あり)。最終追い切りはモレイラが直接手綱を握り、古馬準オープン馬を相手に追走併入。牝馬限定マイルの舞台に向け、出演準備は整った。

　レッドベルディエスの全姉は、同じ鹿戸厩舎所属、フェアリーS3着馬レッドベルローズ。繊細だった姉より、仕上げやすくパワーがある。割って入ればフォークアート。オルフェーヴル産駒にしては追ってビビット、南W・3F37秒3-12秒2を馬なりで出せた。

　アオイエンジェルも栗東坂路を3F・37秒台で推移。レーヌシャドウ、タータンダンサー、イルヴェントデーアも動きは合格点。

【軸不動】11レディマクベスは素質断然で相手探しの一戦とみてよさそう。17レッドベルディエスも仕上がり良好で逆転の可能性が考えられる。4アオイエンジェルは瞬発力がありそうなタイプで首位争いに加わりそう。8パールヴァインは折り合いがカギだが流れに乗れれば上位食い込みが考えられる。16レーヌシャドウは初戦から動けそうなタイプで一発に警戒。6フロリールも折り合いひとつで善戦以上が可能だろう。

3頭抜け。適性の高い馬がデキよければ3頭決着もありそう。どれを軸にするかで◎レディマクベス抜擢。あとは○▲へのオッズ次第。出遅れなどで一角が崩れた場合は☆△の出番あり。

ひと追いごとに動きがシャープになった17レッドベルディエスが有力。潜在能力は高く初戦から期待できる。対抗は11レディマクベスで反応はシャープで実戦向き。