※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
しばしば施行時期が変わってきたレースで、以前は
宝塚記念や
有馬記念の前哨戦という位置付けのときもあったが、現在は3月開催となり
大阪杯や海外を目指す一線級の始動戦とみなされている。
1.ペースが上がりにくい
中京芝2000mはスタート直後が上り坂であり、いきなりペースが速くなることはあまりない。また、このレースに関して言えば、中距離GIを見据える馬が多く参戦することもスローペースの要因になる。昨年、シンガリ人気の
ギベオンが逃げ粘って3冠牝馬
デアリングタクトを降したのが象徴的だが、基本的に前で立ち回れる馬が有利。
2.大型馬が強い
過去10年、馬体重が500kgを超えていた馬が7勝。全体で見ても、500kg以上だった馬は[7-3-9-33]で複勝率36.5%に上る。対して、499から440kgの馬は[2-7-2-62]で複勝率15.1%。
3.栗東所属馬が中心
過去10年で、栗東所属馬が[9-8-9-73]で複勝率26.3%なのに対し、美浦所属馬は[1-2-2-24]で複勝率17.2%。回収率を見ても、栗東所属馬は複勝回収率91%なのに対し、美浦所属馬は48%。
ジャックドールは1勝クラスから前走リステッドの
白富士S(L)までいずれも2着を離す走りで4連勝中で、今年の上半期最大の上がり馬と言っても過言ではない。東京より
パワーを要する中京の方が合っていそうで、いきなりのGII挑戦でも期待は十分。
アカイイトは差し馬なので本命視まではし辛いが、昨秋に本格化しておりマークは必要。中京替わりはプラスで上位争いはしてくるだろう。
ポタジェはもう一歩の走りが続くが、距離短縮で前進を期待できるだろう。
ギベオンはマイペースで立ち回ることが出来れば面白い。とは言え他の陣営もそれは分かっているので、昨年のようにいく公算は低い。以下、実績上位だが不安材料が多い
レイパパレ、昨年本格化しており休み明けでも期待できる
アラタ、前走は流れが向かなかった
ショウナンバルディ。