【いずれも重賞レベル】
ローシャムパークで断然、相手探しの一戦。思い起こせば去年の
皐月賞前日。中山10Fの
山藤賞を2分0秒3(
皐月賞と0秒6差)、2着に1秒1差という大楽勝を果たした逸材。
今年は年明けの1月5日、
中山金杯と同日。本馬の2勝クラス戦は1000m通過は60秒5、同日のメイン
中山金杯のソレは60秒6。上り3Fラップの形態は異なるものの、11秒8-11秒4-11秒9という高速ラップでフィニッシュ。
2分0秒2は
金杯と同タイムだった。予後も順調、2勝クラスは見下ろしでいい。本線は
ノースザワールド。前走は1000mは62秒7の超スロー。元々始動が遅い馬でもあり、ムルザバエフJをもってしても流れを捉えることがかなわなかったが、上積みも期待でき時計勝負にも力を要する馬場にも対応が利く。
ゴーゴーユタカは中山9Fは[1-2-1-0]。数字的には地味めでも、前走の
東雲賞は同日の3勝クラスの
初富士Sと5F通過時のペースは0.2秒差。そして1分48秒9は、
初富士Sの9Fと同じ、昇級の壁はきっと薄い。
クライミングリリーも中山9Fは[2-1-1-0]。
スパイラルノヴァも、近二戦で距離は9-10Fがベストと判明。斤量は増えるが
トーセンメラニーの決め打ち、
ルドヴィクスの粘り腰など、連下は拮抗気味。